ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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不思議の森物語 1

2009-03-02 19:02:59 | GFLJ速報
旅を終えて戻って来た場所が実は新しい旅のスタートラインだった・・・という真実に気づくのは何度も同じことをくりかえした後の人生の半ばを過ぎてからだろう。人は生きている限り旅を続ける存在なのである。
去年の12月からの出来事はもう過ぎた思い出として心のアルバムにしまうとしても、それが私に与えたインパクトは人生で最大の衝撃であった。これからはもう2度と「恋する」などという言葉を安易に口にすることはしない。なぜならそれは自分自身を根底から変えてしまう出来事でありそれが終わった後は、もう前の自分に戻ることのできない人生の真実への目覚めなのだ。人がたとえどう嘲笑うにしてもしたいようにさせておけばよい。問題の中心は「人がどう言うか」ではなく、「自分が体験をどう受けとめるか」であり、人生とは常に自分が創作して自分が演じる「自分物語」の連続であるからである。
旅を終えて帰ってきた場所ももう1つの「不思議の森」であった。これまで語らずにきた「私物語」をこれからつづることにする。私はかつて「教師」であったが、どうしても続けることができずに別の人生を生き始めた理由も今ならすなおに語ることができる気がするからである。