ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

Dreamtime Daryl Hall NYE 2015 Party LFDH

2020-07-13 21:32:19 | ポップ・ロック

Dreamtime Daryl Hall NYE 2015 Party LFDH

1986年10月、全米5位に輝いたダリル・ホールのソロでの最大のヒット曲である。

彼は、現在73才。この動画は2015年と書かれているので、5年前、68才の頃の演奏だと思われる。

偉大なシンガーが年齢を重ねても、元気に歌っている姿を見ると嬉しくなる。

若い時の雄姿も見ておこう。

Wogan - Daryl Hall - "Dreamtime" (1986)

 

ところで、ネットでは、日本のポップス作品、1993年の「負けないで」と1988年の「グローリー・デイズ」がいかに似ているかということが取りざたされている。曲自体は全く違う作品だと思うが、問題はアレンジだ。かなり確信的にアイディアを拝借している(2曲のアレンジャーは違う編曲家)。2曲ともいい曲で名曲だと思うので、アレンジのことで、いろいろ言われるのはちょっと辛い。当時は、洋楽の真似をするのが許される時代であり、アレンジャー、レコード会社、リスナーも抵抗がなかったのだろう。インターネットの時代になり、こんなに比較されるとは思いもしなかったに違いない。佐野元春と浜田省吾の洋楽のアイディア拝借の件も当時は、それほど指摘されなかった。時代により感覚は変化するのである。

負けないで (What a beautiful memory 〜forever you〜)

GLORY DAYS / 大江千里

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トレヴァー・ラビンはやはりすごい! Me And My Boy

2020-07-11 14:01:32 | ギタリスト

Me And My Boy

The Branch Office

Trevor Rabin - Anerley Road

トレヴァー・ラビンはすごいミュージシャンである。

でも、ロンリー・ハートしか聴いていない人はイマイチ、ピンと来ないかもしれない。

イエスのポップな曲を作る人でしょ?みたいな感覚であろう。

そこで、この2012年にリリースされたソロ作品を聴いてみよう。2012年に23年ぶりに発売されたソロ・アルバム『Jacaranda』がすごいのだ。

まさに変幻自在のギターで、これが、70年代~80年代に発売されていたら、スーパーギタリスト好きの日本人は、みんな飛びついたんじゃないかな?クラシックっぽくも、ジャズっぽくも、プログレっぽくもあるが、メロディは親しみやすい。

クラシック的なプレイを得意とするイングヴェイより、はるかに楽しめる。まさに才能の塊のようなギタリストだ。

すごいテクニックだと、あのスティーブ・ヴァイとかを思い出すし、人間シーケンサーと化した「ディシプリン」時代のロバート・フィリップを思い出すが、こっちの方がすごい。超人的プレイだ。正確無比なピッキングはまるで精密機械だ。ため息が出る。

ちょっとアル・ディメオラあたりも思い出す。

前回、彼は単独だとおもしろくない、イエスと一緒になって輝くということをコメントしましたが、この作品は輝いています。スーパーギタリスト的な企画で作られており、その狙いが当たった感じです。妙にポップなヴォーカル・アルバムを作るより、こういうインストの方がいいですね。驚きがあります。

このアルバム、そんなに売れなかったかもしれませんけど・・・もうちょっと有名になってもいい作品だと思います。

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若き日のトレヴァー・ラビン!Rabbitt- "Morning Light" 1977

2020-07-11 12:23:43 | ポップ・ロック

Rabbitt- "Morning Light" 1977

イエス復活劇の立役者で、現在も、ジョン・アンダーソン、リック・ウエイクマンと活動を共にするマルチ・ミュージシャン、トレヴァー・ラビン。

彼は南アフリカ出身で、70年代は地元で、ややアイドルっぽいポップ・ロックをやっていたそうです。

それが、このバンド。

アルバム2枚を出した後は、ソロに転向し、イギリスに渡って、天才マルチ・ミュージシャンとして、有名になります。

私も、70年代、雑誌等で彼の名前は知ってました。音は知らなかったけど。

それが、ロンリー・ハート・イエスで一気にブレイク。

新生イエスの頭脳となったわけです。

イエスのギターといえば、スティーブ・ハウですが、総合的なテクニックと音楽的素養で言えば、この人、スティーブの倍以上のものを持ってます。でも、悲しいかな、この人は単独だと、イマイチ面白みがない。やはり、イエスのメンバーになって、輝いたということでしょうね。

あ、スティーブ・ハウはトレヴァーほど上手ではないし、ミスは多いし、リズムは悪いけど、彼にしかない強烈な個性があります。変態ギターです。それが、全盛期のイエスを面白くしたのは間違いありません。音楽を面白くするという点では、トレヴァー以上でしょう。トレヴァーはお利口さん的なきれいな音が多いです。

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Bruce Springsteen - The Promised Land (The River Tour, Tempe 1980)

2020-07-07 20:04:05 | アメリカンロック

Bruce Springsteen - The Promised Land (The River Tour, Tempe 1980)

今さらながら、浜田省吾って、ジャクソン・ブラウン+ブルース・スプリングスティーンだなって思う。

現代だったら、ネットでめちゃくちゃ叩かれてたんだと思うけど、当時はおおらかだったな。

この曲の発表は確か1978年。労働者階級からのしあがってやるぞ!という今に見ていろ!的な歌詞は浜田省吾にかなり影響を与えている。

浜田省吾のアルバム「約束の地」は1982年発表、「約束の地」ということばが入った曲「オン・ザ・ロード」も1982年発表だ。今に見ていろ!的な歌詞が極端に表れた「マネー」は1984年発表である。つまり、浜田省吾はブルースの作品にどっぷりつかって、自分のモノにしたのであろう。

そう思って、この元祖的な曲を聴くと感慨深い。

ただし、浜田省吾はメロディとか歌い方はジャクソン・ブラウンの影響の方が強いんですよねー。

ブルースの歌い方と曲のアレンジについては佐野元春がけっこう真似していると思う。

佐野元春も全然叩かれなかったな。

ほんと、おおらかな時代でした。

 

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この映像は面白い!Travelin band - Creedence Clearwater Revival ( HQ - 5.1 Studio )

2020-07-07 19:48:18 | アメリカンロック

Travelin band - Creedence Clearwater Revival ( HQ - 5.1 Studio )

1970年発表のトラヴェリン・バンドである。いかにもアメリカのロックンロールって感じだ。

ジョン・フォガティの声がやっぱりかっこいい!

歌もバンドで旅をするのが楽しいという内容みたいで、バンド冥利に尽きるという感じの曲である。

この映像では、ライブに来ている当時の若者の熱狂がわかるのが面白い。

たぶん17才から22才くらいの若者だろうが、もうこの時から50年経っているから、アラウンド70才だ。

生きているかどうかわからないし、健在でも、それなりのおじいちゃん、おばあちゃんになっている。

当時のイケてる若者も年寄りってことですね。

コメント (4)
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