SOFT MACHINE - 37 1-2
1973年発表です。この時のロック・バンドって、毎年のように新作を出してましたね。
レコード会社との契約なんでしょうか?
メンバーはマイク・ラトリッジ(k)、ヒュー・ホッパー(B)、ジョン・マーシャル(d)(元ニュークリアス)、カール・ジェンキンス(オーボエ、サックス、キーボード)(元ニュークリアス)。このアルバムを最後にホッパーは脱退します。
この作品、個人的には疲れます。ライブ盤もスタジオ盤も聴きやすい部分とアヴァンギャルドな部分があり、アヴァンギャルドの部分は好みが分かれます。混沌した作品です。
ライブ盤からは聴きやすい「37 1/2」を選びました。この曲はフュージョンっぽくて、洗練されてますね。管楽器のソロはエキセントリックなジャズ風ですけど。
SOFT MACHINE - Stanley Stamps Gibbon Album
スタジオ盤からは、この曲を選びました。カール・ジェンキンスが好きなミニマル・ミュージック的なところがありますが、躍動感がありますね。アフリカ音楽っぽい。ノリノリの曲です。
敢えて、聴きやすい曲を2曲選んだんですが、アルバム全体では、難解なイメージかも。フリー・ジャズ的なところから洗練されたフュージョン・サウンドへの移行期と言われてますけど、決して、聴きやすい曲だけではありません。ポップではないので、メロディ指向の人は要注意。
これってLPでは2枚組でしたよね?
ひょっとしたらヴォリュームの多さに尻込みして敬遠しちゃったのかも (;^_^A
「37 1-2」はキーボードの音色がローズピアノっぽくて確かに“フュージョン”テイストですね。
個人的には初期のウェザー・リポートに近いかな?と思いました。
>ポップではないので、メロディ指向の人は要注意。
プログレ系でメロディを追求しすぎると、聴ける作品が少なくなっちゃいますね (^^;)
新たに元ニュークリアス組が参加し変拍子を活かした独特のリフなど彼の参加によってソフトマシーンがよりソフトマシーンぽくなった印象です。
前作までにあったフリージャズ的な雰囲気はかなり払拭されジャズロック色を強めた印象であり、カンタベリー系ロックを好む人にはこの作品は良いと思います。
おはようございます。コメントありがとうございます。
この時期のソフトマシーンはマニア向けなので、聴いていなくても不思議ありません。アルバム評を見ると、聴きやすくなったという意見がありますがアルバム全部を聴くと、やはりマニアックですね。
一部の曲がフュージョンテイストになったという感じです^ ^;
おはようございます。コメントありがとうございます。
確かにカール・ジェンキンスの色が濃いですね。ソフトマシーンの音が変化していることがわかる作品ですね。