Thunder – I Love You More Than Rock 'n' Roll (Live In Cardiff) 2018
先週の金曜日の夕方、私が時々行くロックバーに、このバンドのCDを持ち込んで、曲を流してもらいました。
「サンダー?知らないなあ。90年代に出てきたバンド?今はお客さんがいないから流してあげるよ。」
と言ってくれました。
マスターは私より5才年上で、70年代の初期のロックを愛する人です。
リクエストがなければ、ニール・ヤング、エリック・クラプトンあたりを流すし、ハード・ロック好きな人には、
グランド・ファンクを流したりします。
基本、流す音楽は60年代後半から70年代前半。
でも、気に入ってくれれば、聴いたことのないバンドでも評価してくれます。
結果は・・・
「いいじゃない?ボーカルがポール・ロジャースとデビッド・カヴァーデイルを足して2で割ったような感じだ。
気に入った!
うん、今日はこれで行こう!」
結局、お客さんが次々と来て、「あれ?誰の曲?なかなかいいじゃない。」と気にする状況になります。
そうです。70年代のロックファンはこのバンドは知らないのですが、音には敏感に反応します。
90年代に出てきたバンドでも、音は70年代風で、好きな人にはたまらないヴォーカルスタイル!
ブルースの香りがするハードロック!!
おかげ様で、サンダーのファンを増やすことができたような気がします。
マスターに感謝!!
ちなみに、サンダーはなぜか地元イギリスとここ日本で熱狂的な人気を誇るバンド。
2002年と、2009年に2度も解散するも、イギリスと日本での熱狂的ファンに支えられ、未だに存続しています。
アメリカでは売れていませんが、これだけ愛されるバンドは珍しい!
ヴォーカルのダニー・ボウズは至るところで絶賛される名ヴォーカリストなんです!!
映像は昨年、地元イギリスのウェールズの中心地カーディフ でのライブ。お客さんも結構年をとっていますねー。
みんな70年代風骨太ロックのファンなんでしょうね。日本人とイギリス人がこのバンドを通じてつながっているような気がします!!