今日は、三ノ輪の藤原ジムへ出稽古に行ってきました。おそるおそる門を叩きましたが、藤原会長を始め、ジムの皆さんが温かく迎えてくださいました。藤原敏男という伝説の男から声をかけられて、ものすごく緊張しましたが、とても優しい人でした。下の写真の道本さんがスパーリングをやろうと声をかけてくださり(実は会長の命令だったそうです。笑)、リングでスパーリングさせていただきました。久々に自分よりも背の高い人とスパーできて、とても勉強になりました。せまいリングでは、バックステップでローをよけるのは限界があり、やはりしっかりとしたブロックをしなければと痛感しました。練習後は、藤原会長と道場生の皆さんと一緒におでん屋さんでお食事をご一緒させていただきました。日本拳法の出身だと言うと、藤原会長はおもむろに携帯を取り出し、これまた伝説の猪狩元秀先生に電話をかけられ、いきなり代られて動揺しましたが、久しぶりにお話しした猪狩先生からも頑張るようにと激励のお言葉をいただきました。今度の12月5日に後楽園ホールで藤原祭りというキックボクシングの興業があり、「お前ヘビー級で出てみるか?」と言われてびっくりしましたが(笑)、藤原会長を中心にすごくいい雰囲気のジムだなあと思いました。さらに、藤原会長から直々に会長の現役時代のポスターをいただき、感激しました。今日は日本の格闘界の伝説の男にお会いすることができて、感激の一日でした。藤原会長、ジムの皆さん、今日は本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします、押忍!
今日も先程まで練習してました。前回同様、師匠とのスパーを一時間、ミット打ちを一時間というメニューでした。実は前回のスパーでローを蹴った右足を負傷してしまった私は、試合前だというのにこの一週間ほとんど練習ができていませんでした。まだ右足は痛みが残っていますが、右ローも蹴れたしスタミナはまったく問題ありませんでした。緊張のあまり我を忘れてガンガン攻めていって、ガードがおろそかになって相手の攻撃をもらうというミスだけが今は怖いです。鉄壁の亀ガードとステップワークで相手の攻撃は全てかわすつもりでいこうと思っています。もちろん限られた時間で様子を見ている暇は無いので、チャンスがあれば一気にたたみかけたいと思います。まだ対戦相手が誰なのかも全くわかっていません。当日にならなければわからないようです。お見合いの前みたいな心境です。(お見合いしたことないですが。笑)試合前はいつもそうですが、ものすごく緊張しています。本当に怖いです。でも、心のどこかでわくわくしています。正直逃げ出したいです。でも、なぜだか闘いたいのです。練習後に、いつもお世話なっているこの地区センターの副館長さんから鶴岡八幡宮の勝守りというお守りをいただきました。ありがたいことです。周囲のいろいろな人からも激励の言葉をいただき、何人かの方からは観にいくとも言われています。あとはただ、時を待つだけです。本当に怖いのは負けることではなく、負けを恐れて委縮してしまうこと。小さな自分を打ち破り、大きな自分を解放する。それが格闘技をやる意義であり、格闘浪漫の道は遠く果てしないのであります。