おはようございます、このままいくと四十代を迎えることなく散っていくかも知れないような思いに刈られる山桜花、ＫＦＣ代表であります。
さて、今回は左の攻撃です。オーソドックススタイルの場合、左手左足は相手のより近くにあります。っということはそれだけ当たりやすいということです。通常は右よりも威力はありません。しかし、コンパクトに速く相手に浴びせる左の速射砲は攻撃の突破口としてなくてはならないものです。そして、左が巧い選手と闘うと、本当にやりづらいし手強いと感じます。格闘技の世界では、左は右の三倍練習しろと言われます。相手を倒すのは右の大砲だとしても、この左の攻防が最も重要だと言っても良いからです。
さあ、今月も、いや今年も残すところあと十日余りとなりました。年頭挨拶で予言した通り、本当に激動の一年となりました。でも、私は悩み迷いながらもぶれませんでした。私の背骨には格闘芸術という折れない骨が、私の胸には心の拳が常に宿っているからです。本当に格闘技に感謝しています。人生を捧げるに値すると信じています。そして、たとえこれから衰えて最後は無になってしまうにしても、格闘技と共にあった日々は私の青春の遺産であるし、死ぬ前日まで修練を積み、残りの人生を格闘技への恩返しに捧げ、生涯一格闘家でありたいと心から思います。最後の日はみんなと語りたいので残します。では、今週も頑張りましょう！
