孔子を想ふ

最近、よく通う銀座の中華料理店に孔子にまつわる書き物が飾ってあったので、ご紹介いたします。孔子は中国春秋時代の思想家で、世界三大聖人の一人であります。そして、我が日本の武士道の思想体系の源泉となった、偉大な儒学者であります。孔子と言えば何より、武士道の支柱とも言える仁義（仁：慈しみの心／義：正しい行い）が有名ですが、他にも多くの言葉を残しています。この店に飾ってある五徳もそうです。侍として、勇猛果敢なことは必要条件でありますが、この徳がなければただのならずものに成り下がってしまいます。徳を兼ね備えた強さこそ、真の侍の持つべき強さ、行うべき行動、身に付けるべき立ち振る舞いに繋がります。偉大な先人達への憧憬を胸に、これからも五徳を意識して行動していきたいと存じます、押忍。