FCG_Blog (TAM & eMate customize)
twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
TAM G4の安定動作において最も重要かつ繊細な部分がATAライザーカードの部分だ。ここを固定するために2号機では内部フレームを採用し、HDDを本来の場所に置くことでライザーカードの固定をはかろうとした。そのためにDVDドライブはチェーン接続をやめて特殊コネクタから直接引き出す必要があり、そのためにはマスタスレーブ問題を解決しなければならなかった。SOSW-833SとATA133ケーブルによってそれは解決された。つまりこの構成ではUJ-841は使用不可能ということになる。しかしまだ問題点はある。
TAMに組み込むとHDDの交換が容易じゃないのだ。今の構成ではTAMを一度開いてベースパネルをマザボごとはずし、内部フレームを外してCPU FANを除去しないとHDDのネジに到達できない。将来JIN様が120GBに換装したくなってもかなり面倒な作業になるのだ。(そういう意味では1号機の方がずっと楽である)そこでHDDはネジ止めしないことにした。しかしそうするとライザーカードは支えを失いぐらついてしまう。
そこで特殊コネクタ側からライザーカードを固定する方法を思いついた。表題の写真はIR-CUBE製IR-NHD01だが、当初はコネクタ部分だけを利用させてもらおうと思っていた。元々このパーツ、ノートパソコンのスリムドライブ部分にHDDを入れる目的のもの。つまりこの金属部分は内部フレームの光学ドライブ部分にピッタリはまるのだ。
金属部分。HDD固定用の穴もある。
ハンドニブラでぶった切る。
アルミより硬いので手が疲れた。そしてハンドニブラの刃も逝ってしまわれた・・・。一応バリは落とした。
コネクタをはめる。
アルミと違って通電するのでコネクタ基板と直に触れないように注意が必要だ。写真ではオリジナルのままだが、コネクタはよりしっかりとした接続のためにピンヘッダ加工をしてある。
ライザーカード合体!片側だけでもネジ止めを。

実装するとHDDは前後に若干動くのでスペーサーをはさむことで固定とする。そういえば80GBの代替が来た。5400rpmで16MBキャッシュだから前のよりもスペックアップしている。音も超静か!さすが国産(Made in Chinaですが)。

金属部分を元の光学ドライブの場所にはめる。
当然ながらジャストフィット。これを内部フレームとネジで固定するとライザーカードもしっかりと固定される。HDD交換の際はこのネジとATA133ケーブル等を外せばライザーカードごと外すことができる。JIN様なら絶対にできる作業だ。うん。

特殊コネクタの接合部とピンヘッダ部分はホットボンドで固定しようと思っている。やはりこの周囲の接触不良が動作不良を引き起こしやすそうだからだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

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コメント
 
 
 
本当に感心します! (JIN)
2006-01-31 00:56:41
いよいよ終盤ですね。HDD交換のことまで考慮して頂きありがとうございます!!
 
 
 
順調でっせ! (FCG)
2006-01-31 02:12:09
このコメント、実は2号機で書いています。

間もなく完成です。もう少々お待ちくだされ。
 
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