FCG_Blog (TAM & eMate customize)
twentieth anniversary macintosh G4 & intel 制作ブログ
今回は細い配線のほう。実はここ、TAM改造のキモ中のキモ。BOSEシステム稼働の試行錯誤の数ヶ月間がここに集約されている。
今回のメイン材料
小型ユニバーサル基板、16pinヘッダソケット2個、リレーHY1Z-5V 1個、ノイズ対策用コンデンサ。ちなみにコンデンサはMac mini側からUSBハブ電源をとる際に使用するもので、ATX側から問題なくとれるのであれば必要ない。
今回基板上の配線で効果を発揮した便利アイテム。
細かい配線作業をシールで結線してしまう優れもの。千石電商で直に発見して買った。おかげで配線がすっきりした。
いろいろつけたわりにはスッキリしているでしょ。
このパーツ、要は細い配線のうち「Mac miniとATX電源の連動」と「音声データのスルーパスとBOSEアンプの動作」の二役を担っている。細い配線すなわちベースユニットからくる16pinコネクタには本来、待機電流・電源投入信号・-12V電流などが配線されており、さらにBOSEアンプへのサウンド入力・フロントスピーカーへの出力・アンプ動作信号も含まれている。後者は温存しつつ、前者をATX電源の動作信号とMac mini ACアダプタの動作信号のために使用する。このコネクタに直接音声入力を接続し、スピーカ出力を直接フロントスピーカに接続してもうまくステレオ音源の左右分離ができなかった。発想の転換で最背面にあるオリジナルの基板を介することによりその問題は解決された。理由はよくわかっていない。
ただしひとつのコネクタに電源動作とアンプ関連の二つの機能を含んでいるのでこの16pinコネクタを最背面基板に接続すると前者の機能が使えなくなる。そこでこの基板で前者の機能を分離して後者の機能をスルーパスして最背面基板に送ってやるのだ。で、ついでに謎だったアンプ動作の配線もこの基板で解決してしまっている。
実装したところ。下に16pinケーブルが接続される。
上には最背面基板へのケーブルが接続される。
長さ約18cmの16pフラットケーブルを作る。1本でよい。
別に全線結線じゃなくても良いのだが面倒くさいのでこの形で作ってしまった。
で、接続。アースも重要。
もちろんMac mini ACアダプタのケーブルやMac mini側の電源投入を感知する配線をしないと機能しない。そのあたりの配線はまた後日。

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