抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

日本サッカーが危ない〜社会人サッカー事情からのお話

2023年01月27日 13時23分00秒 | クラブ運営
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

寒い時期ですが、
幼稚園、保育園さんに
出前サッカーあそびを
お届けする機会が多いシーズンです。

これをきっかけに
サッカーやスポーツに
興味を持ってもらえるといいな〜
って思って
子ども達に楽しさを伝えています!

いつも子ども達のサッカーや
遊びについての話が多いのですが
今日は大人のサッカー環境についてのお話をしましょう。

私たちクラブ、ポーラスターでは
社会人サッカーチームの運営もしています。

如月FCポーラスター
1974年2月創設
現在は静岡県西部支部2部リーグ

なんと来年の2024年で50周年!!

結構スゴくないですか?

実は私が監督兼選手として
未だに選手登録しています。笑

そんな如月FCが
優勝経験もあり
毎年楽しみにしている大会
第41回磐周社会人サッカー大会
この抽選会があり
うちの代表者も参加して来ました。

ジュニアチームのOB達が
中心選手として活躍してくれ
代表者もOBならお任せ

今年の参加チームは
4チーム



えっ
たった4チーム?!

この大会
磐田、袋井、掛川サッカー協会所属で静岡県リーグ、その下の西部支部リーグに所属しているチーム17チームに案内したそうです。

17分の4…って

寂しすぎ…

今回の参加チームは
うちが4チーム中一番下のカテゴリ
西部支部2部リーグ
他には県リーグもいます。

ってことで
うちからしたら
みんな格上相手
そんな相手に
ジャイアントキリング起そう!!
と張り切ってしまうのが
うちの選手達の素晴らしいところ

参加しないチームは
「相手が強いから」
「どうせ負けるから」
「選手が集まるかわからない」
などなど
理由はいろいろあるんでしょうが
要は参加しても面白くない
楽しくないからでしょう

ここに登録制度の弊害がある。
まず大会参加条件に日本サッカー協会登録、リーグ登録していることがある。

リーグ自体も
チーム数減少が原因で

次年度からは
西部支部3部リーグは無くなり
2部リーグに吸収し
2部リーグが増えます。

次年度も2部リーグの我々にとっては
チーム数増で試合が増えるのは
楽しみが増えてありがたいところ

だが、
地域のサッカー事情としては
由々しき問題だ。

Jリーグ
ジュビロ磐田のホームタウンとしては
本当に寂しい

大人のチームが
増えない
減ってしまう

理由はいろいろあるだろう。

4種小学生の登録選手が減っている
とよく言われる

それは少子化だから
そもそも子どもは少ないのだ
増える要素はない

それよりも
以前から
私が懸念していたのは
3種中学生、2種高校生になると
一気に登録人数がへること

1種社会人も多くない
シニア登録は増えている様子

これは問題だ
大人がサッカー楽しむ場がないのだ。

社会人リーグも若い子達が
新しくチームつくっても
運営ができず解散するケースも多い

もっと大人がサッカー楽しめる環境をつくりたい

先述のこの地域での
磐周社会人サッカー大会は
1次リーグから決勝トーナメントという
レギュレーション

これだと
差のあるチームと2、3試合しないといけない
決勝トーナメントなんて行けないだろうし
というチームが参加しないのだろう

とうちの代表者の考察だ。

確かに
これを
トーナメントだけにして
負けても次
負けた同士で対戦すれば
そのうち実力差は無くなっていく

こんな方法も良いだろう。
とも言っていた。

うちのOBはいいアイデア持ってるね。

なんなら
サッカー協会登録なんて関係なく
どんなチームでも参加できる
オープン大会にすれば
もっと参加しやすくなる。

このオープン大会出場がきっかけで
チーム登録するかもしれない。

やっぱり
とにかく
サッカー
スポーツを
楽しむマインドが習慣化されていない

だから
大人がまず楽しもう!!

何も教えなくても
大人が楽しんでいる姿を見れば
子ども達も楽しめる

この社会人サッカーの話は
今に始まったことでなく
ずいぶん前の
子ども達への指導が
このような状況を生んだのかもしれない。

育成年代の指導者は
こういった将来にも
目を向けないといけない。

スポーツは気晴らし
子ども達が大人になった時
サッカーして余暇を楽しむように
なっていて欲しい。


50周年は通過点
100年続くクラブ目指して
思いっきり楽しもう!!


では、また。


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競技選手の20年後の未来に興味あり

2021年09月07日 20時48分00秒 | クラブ運営
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

パラリンピックも終わりましたね。
閉会式の花火を見に人が賑わったそうで。

こちらもやはりメディアの話題はメダルが何個?って話。

メダル取ることはすごいこと、でもその先もあるんですよね。

パラリンピック自転車競技で金メダルを獲得した、杉浦選手。
50歳で最年長での金メダルとか。
すごいですね。

インタビューも良かった
「最年少は2回できないじゃないですか、
最年長は2回目もありますから。」
いいですね〜
まだまだ競技頑張るんですね。

この方、静岡県出身で、地元紙でも大きく報道されていました。
その記事の中で、薬剤師という観点から
「高齢者や障がい者が病院や薬に頼り過ぎて運動機会が極端に少ない。」
と現状を危惧し、
「みんなが長生きできるように健康寿命を伸ばす取り組みをやっていきたい。」

いいですね〜

まぁベテランならではなのかもしれません。
私も同世代で、やはり同じようにスポーツ離れを改善して健康寿命を伸ばしたいと考えています。
(そのために子供の頃はスポーツあそび!!)

こういった先の見通しを立てていると強いです。
余裕があるから強いです。

これメンタルトレーニングでは大事なところ

私は、子ども達や保護者向けに「しつもんメンタルトレーニング」という講座も開催していますが、

20年、30年後はどうなっていたいですか?
と未来の自分の姿をイメージして
10年後、5年後と逆算しながら
そして、今どうするのか?
を考えていく

オリンピック、パラリンピック、ワールドカップなど世界を目指す競技選手達も
子どもの頃から現在の自分をイメージして
ここまで来たのだと思います。

これって世界大会に出場する、そこで好成績をおさめるってこと目標にやってきただろうけど、その先は?

みんな先のこと考えてないみたいに
「目の前の試合に集中します!」
って言う。

いやいや、その先あるでしょ?

まぁ、メディア向けの回答なのかもしれないけど
勝っても負けても明日は来るから
その先に何やりたいのか知りたいな〜

もちろん勝つのと負けるのとでは未来も変わってくるんだろうけど

未来への強い気持ちが
目の前の試合への力にもなるんじゃないだろうか。

皆さんも日本代表選手達が、
「ワールドカップで優勝した後、〇〇します!」
なんてデッカい夢を語ってくれたら楽しみじゃないですか?

ワールドカップ優勝もデッカい夢だけど
その先にもっとデッカい夢持ってるヤツのほうが強いんだよね、きっと。


あなたは20年後どうなっていたいですか?


自分も考えよ。


明日は、浜松こども館で「いつでも遊び研修」で浜松市へお邪魔します。
研修について気になる方はこちら↓↓↓



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Zoomでサッカークイズ

2021年09月05日 21時00分00秒 | クラブ運営
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

緊急事態宣言下で活動休止していまして、
子ども達には家の中でできる運動遊びを動画で伝えたりしています。

この週末も、Zoomを活用した「サッカークイズ大会」を開催してみました。
初めてでどれだけ出来るかも分からず手探り状態で、誰でもわかりそうな超簡単問題からお父さんにはちょっと懐かしい、子ども達には生まれる前のJリーグの歴史など問題にしてみました。

とりあえず30問を自力で考え、足りなければ子ども達につくってもらえばいいや
そんな感じでスタート!!
さすが現代っ子はZoom操作にもすぐ慣れてサクサク進んでいきました。
全部で20問まで伝えたところで時間が来て終了。
はじめの10問はルール編、後10問はJリーグ編として答えてもらいました。
ルール編は難しいと嫌になるかも?と思い簡単にしたら、簡単過ぎてちょっと飽きちゃいましたね。笑
Jリーグ編は、さすがジュビロ磐田のホームタウン。子ども達も答えたくなる問題設定ができて、盛り上がったな〜。

Jリーグ始まったのは何年?って問題に、
分からないなりに自分で考える子ども達には感心しました。
「1915年?」
めっちゃ歴史あるわ〜
みんなそこから早押しならぬ、早手上げ回答!!
近くで見守ってたお父さんも横から神の声発動するほど盛り上がり!

ちょっと考えて、思い切って答えてみる。
違ったら、その回答から推測して、
次の答えを思い切って答えてみる。

間違えても、とっても積極的に答えていく子ども達。
これも日頃からの関係性と子ども達の気持ちを尊重する指導スタイルの賜物ですね。
スタッフの皆さん、ありがとうございます!

「人間は考える葦である」
人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。
しかしそれは考える葦である
-パスカル

正解か、不正解か、
そんなことより考えることが面白い!
もちろん正解を出そうと考えること。

またやりたいな〜

次回やるなら
じっくり考える問題やあれこれ相談しながら答える問題もあっていいかも

やっぱり、みんなにも問題つくってもらおう!
自分も問題つくってる時間がちょっと楽しかったし。

これからもオンラインでいろいろ試してみよう!!


考える子ども達をサッカーで育成する
サッカーあそびスクール
詳細はこちら↓↓↓↓↓




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「スポーツあそび」を浸透させるぞ!

2021年08月23日 21時44分00秒 | クラブ運営
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

初めに宣言しておきます!

私は

「スポーツあそび」を確立し、
浸透させます!!


スポーツあそびとは?

今、幼稚園、保育園で運動あそびというのがあるのはご存知ですか?

まだまだ一般的ではないかもしれませんが、保育業界では当たり前。
遊びが子ども達の成長に非常に大事であることはいろんな方が言っています。

夢中になる遊びにちょっとだけ大人の観察、介入があると子ども達の成長がスゴいんです!

この運動あそびは、幼児期には当たり前になっていて、
小学校に上がると体育があります。

この体育も文部科学省の小学校学習指導要領に1,2年生の体育で走ることは「走と跳の運動遊び」など〇〇遊びとなっています。
5年生以上のボール運動は、4年生までは「ゲーム」となっています。

スポーツ界では、各競技の人数不足が悩みの一つでしょう。
少子化が原因であることは間違いないことろですが、他にも子ども達のスポーツ離れも結構あります。

園児や低学年でスポーツ団体ではじめて、途中で嫌になってやめてしまう。
または、小さい頃はやってなかったけど、小学4,5年生位になってから、やってみたいと思っても、スポーツ団体に途中から入るのが敷居が高いと感じてるようです。

うちにはそんな子達が入ってくることが多いです。

また今年度からサッカースクールを
「サッカーあそびスクール」に変更し、
とにかく遊び感覚や遊び心を大事にして
活動しています。
それならやれそうと思って入ってくる4,5年生も多いです。
以前やってたけど辞めて、でもやってみたいからって入ってきた6年生もいます。

今あるスポーツ団体は小学生でも競技志向が強く、大会での勝利や大会参加を重要視した活動になりがちです。

そもそも
競技スポーツと
生涯スポーツとがあるのはご存知でしょうか?

競技スポーツとは、プロスポーツのように技術や記録の向上を目指し、人間の極限への挑戦をする選手のスポーツ。
オリンピックなどもこれに当たりますね。

生涯スポーツとは、健康づくりや社交の場を目的とした楽しいスポーツ。

そんなところでしょうか。

競技スポーツをしていても、どこかで引退して、生涯スポーツに入ってきます。
またはここでも嫌で辞めてしまうこともあるでしょう。

でも最後は生涯スポーツに行き着きます。
みんな楽しくスポーツして遊ぶんです。

現在は
6歳位までの運動あそび
競技スポーツ
生涯スポーツ

これを
運動あそび(5,6歳まで)
スポーツあそび(12歳まで)
↓13歳から
競技スポーツ、または生涯スポーツ
生涯スポーツ

っていう流れにしていこう!!

種目もいろいろやればいいでしょ。
これはまた追々伝えます。

こうすることでスポーツ離れを減らして、健康寿命も伸びますよ!


-遊びの時っていうのは、脳が一番いい形で動いているんです。我を忘れて取り組んでるという状態で、一番いいパフォーマンスをするんだと思います。時間を忘れて熱中するということが本当は大事なんですよ。-茂木健一郎(脳科学者)

なんで遊びかっていうのは、こんな言葉からもわかりますよね。

では、結論

「スポーツあそび」を日本に広め、浸透させます!!

これは、今日事務所に来た教え子にも宣言したので、本気でやってみます!


またね。
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スポーツを「みる」「する」「ささえる」

2021年08月12日 18時16分00秒 | クラブ運営
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

せっかくの休みなんですが、ひどい雨でしたね。

こんな時はゆっくり本を読みましょう!

新しい事業を考えるために何冊か図書館で本を借りてきました。
便利ですね。思い立った時にすぐに行動できました。

ちょっとボランティア関連について調べ物です。

皆さんは、スポーツの関わり方って知ってますか?

スポーツを「みる」「する」「ささえる」
スポーツ庁もよく言っています。


「みる」は観戦ですね。

プロスポーツなとトップレベルはもちろん、子ども達の試合を保護者が観戦することもコレですね。
LIVEでなくてもTV観戦もいいでしょう。
私もサッカーだけでなく、様々なスポーツをTV観戦します。楽しいですよね。
特に最近まではオリンピックやってましたからね。
次はパラリンピックの観戦もしよう!


「する」はプレーすること
ここからスポーツに関わる人が多いんじゃないでしょうか?
うちのクラブもそうですが、今では園児から始められるスポーツを楽しむ場所が増えました。


最後に「ささえる」
私のようなコーチをしている人やスポーツイベントの運営のお手伝いする人ですね。
スポーツ少年団で保護者の方がお手伝いするのもこれに当たります。
中には職業コーチの方もいますが、大抵の方はボランティアとして活動されてると思います。
今回のオリンピックでもたくさんのボランティアの方達の協力によって成り立っています。
また、シティマラソンなんかもボランティアあってのイベントですね。
東京マラソンでいうと参加者(ランナー)1人当たりの経費は5万3千円かかるそうです。参加費が1人1万円なので普通に赤字なんですね。
大きなスポンサーもついてはいますが、ボランティアによるお手伝いは本当に助かりますよね。

私も地元の比較的大きなマラソン大会のコース看板係とか運営お手伝いをしたことあります。これは強制的に参加させられるんですが、参加したらしたで楽しいもんです。


いずれにしても、『楽しい』これがないと続かないですよね。

これら3つの関わり方でまだまだ不足しているのは「ささえる」

特に若い世代は「する」ばかりで
「ささえる」はほとんどありません。
「みる」も少ないことも問題ですが…

これからは、この「ささえる」にも注目していこう!と思ってます。


どんなことやるかは、まだこれからですが、何かやろうと思います。

では、また。


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休みを有効活用しよう!

2021年08月07日 16時41分00秒 | クラブ運営
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

今日のFCポーラスター磐田全学年の練習を一区切りとして、明日からクラブの夏休みに入ります!!

毎年2週間の休みを入れていますが、本当はもっと休んでも良いと思ってます。
その辺はいろんなバランスが大事で。

ヨーロッパのクラブでは1ヶ月程夏休みがあるようです。
そして、子ども達は家族と旅行など楽しみます。
その間、指導者には様々な講習会などが用意されていて、自分磨きの時間を充分にとるようです。

良いですね。
自分もこの休みを利用して、しっかり休養をとりながら、指導やクラブ運営のための勉強する時間に充てようと思ってます。
特に今は、運営、ビジネスの仕組みづくりに興味があるので本を読んだり、専門家のアドバイスを直接受けたりしながら、実行できるとこまで落とし込みます。

世の中を大きく変えることは出来ませんが、少しずつ、何か影響を与えられるよう頑張ろ!

オリンピック観てても元気とやる気をもらえたので、今がやる時でしょう。

子ども達も、この休みを利用して、何か興味のあることみつけて、集中して取り組んでほしいな〜。

サッカーだけじゃなくてね!
ホントなんでも良いんだよ。

では、また。
皆さんもゆっくり休んで自分磨きもしてみましょう!


地域の困りごとスポーツで解決します!



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なぜ全員試合に出場するのか?

2020年09月11日 11時29分09秒 | クラブ運営

9月に入り、大会が始まりだしてクラブ運営も急に慌ただしさが加速しています。 早速、4年生の大会の会場責任者として本部運営。 ウィズコロナの大会運営として、いろいろと規制や文書提出など、通常よりもやることが増えています。 ここまでやらないといけないような試合(大会)が本当に必要なのか?を一度考えたほうが良いでしょう。 気の合ったチーム同士で練習試合することで子ども達も楽しい試合を経験できるのではないでしょうか?

さて、タイトルの「なぜ、全員試合に出場するのか?」ですが、 うちのクラブでは、どんな試合でも全員出場します。

これは、子ども達との約束です。当たり前にしたいです。

理由は簡単。 試合が一番楽しいから!

楽しい体験はたくさんしたほうがいいに決まっています。他にもあります。

  • みんなが幸せになれる
  • 心が育つ

 

何で心が育つか?っていうと、

私の経験からお話しします。

私は中学1年からサッカー部に入り本格的にサッカーはじめました。当時は、今ほどの人気もなく、応援に来る親なんかもいないし、実際、親にも「ボールばっか蹴ってないで勉強しなさい」とよく言われたものです。

私は子どもの頃、遊びでサッカーみたいなことはしてました。しかし、リフティングなんか10回もできない下手くそ。サッカーは好きだけど、やるよりも見るのが好きだった。中学3年生まで試合出場なんてありません。試合の記憶どころか、練習の記憶すらない、もしかしたら幽霊部員だったかもしれない。ww

中3の時、監督が変わり、春の練習試合で急に先発出場。この時、私は試合に出たくなかったんです。もはや試合は自分には関係ないものであって、そんなところに出るなんて怖くてしょうがないとこでした。

はじめての試合は、ボールが来てもほとんど自分でキープすることなどなく、ワンタッチで味方に渡してやり過ごすことだけ考えました。失敗するのが怖くて怖くて、ボールなければ失敗はありませんからね。

私が怖がっているのにもかかわらず、試合後には監督から「味方へのつなぎが良かったぞ」みたいに褒められ、さらに、「もうちょっと自分でやってもいいんじゃないか」みたいなことも言われた記憶があります。遠い昔なんで、勝手に美談に変換してるかもしれませんが。ww

この後、私はサッカーすることも好きになって、高校~大学とサッカーを続け、今コーチ業をしております。

私は、試合出場から自信を得ました。しかも1度ではなく、続けて試合に出場することで。これが初めての1回だけだったら、ただ怖い思いをして終わりだったけど、その後も試合に出ることで、失敗して悔しい思いをしたり、うまくできたと何かをつかんだりしてサッカー好きになりました。本当に感謝しています。

 

試合に出場する効果とは?

  • 誰もが自分ごとになる
  • 成功すると自信がつく
  • 失敗するとうまくやりたいから考える
  • 味方のことや相手のこと、他人の気持ちを考える
  • 負けると悔しいから練習したくなる

 

要は、心が育つ!!

 

子ども達みんなの心が育ったら、良い未来が想像できますよね。

逆に試合に出られないと心が塞いでしまいます。

大人はよくベンチの子ども達に向かって「出たかったら、出られるように頑張れ!」と言ったりします。

これって、頑張っても出られないです。頑張ってるかどうかの基準が子どもにはわからないからです。

具体的に出場のための基準を示してあげれば、別ですが。

子どもは子どもなりに頑張っているんです。

大人の物差しで測らないようにしましょう。

 

目の前に迫ってきた大会ラッシュ、指導者や保護者の皆さんは、子どもの様子をしっかり見てください。

笑顔ですか?つらそうじゃないですか?つまらなそうにしてませんか?

今までと違う『新しい生活様式』が求められ、大人も子どもも余計なストレスがかかっています。

大人も子どもも、みんなの声を聞いてみよう!

 

週末から始まるリーグ戦、私も子ども達と対話して笑顔いっぱいの試合にします。

 

そんな笑顔いっぱいのチームは会員募集中!

FCポーラスター磐田


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思わぬ形で繋がる

2020年07月28日 21時37分00秒 | クラブ運営
雨が続きますね。
連休中も雨が降り、はじめて乗った駿河湾フェリーも景色がイマイチでした。

リフレッシュして仕事も絶好調です。

今日は、初めての経験で、とってもうれしくなる電話がありました。

事務所の電話にかかって来たお相手は、山口県の方。
最初はクラブの活動についてのご質問だったので、会場などの話をしますと、
息子さんが磐田市でお勤めでその子どもさんがポーラスター所属ということでした。

つまりは、お孫さんがうちのクラブに所属しているということ。
楽しそうにやっているようでとお話していただいて、特に感動的なお話をしたわけではありませんが、とってもうれしい気持ちになりました。

コロナ禍で会うことできないから寂しいと。
夏休みも会えないと寂しいだろうなぁ。

私達クラブはスポーツを通じたコミュニティをつくり、たくさんの人達と繋がりたいと考えています。
クラブの子ども達を通じて、山口県の方と繋がることができました。
こんな形でクラブのファンを全国に広げることも出来るんだ!と思い、また明日からの活力になります。

もっともっとたくさんの人達と繋がるよう、私達の思いを伝えていこう!


#いつでも遊びがモノをいう
#遊びは学び

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関係性を築くには対話が重要

2020年07月01日 22時39分00秒 | クラブ運営
子ども達は積極的ですか?

私達コーチが大事にしていることは、子ども達との関係性です。
関係性が築かれていると、子ども達はとっても積極的になります。

これはビジネス関係のセミナーで学んだことなんですが、
商品を購入するのに3つの段階があるそうです。
①興味を引く
まずは、チラシ広告やCMなどで「なんだろう?ちょっと良さそうだぞ。」って思わせる。
②関係性を築く
興味を持って問い合わせたり、お店に来てくれたりしたお客様とお話して商品の説明などをします。
ここで商品の事だけでなくお客様に信頼してもらえるような話をする事も大事です。
③購入する
お客様にとって役に立つ部分や困っていることを解消することがわかったら購入に至ります。要は信用するってこと。

これって人間同士でも同じなんじゃないかと思い、振り返ると子ども達に対してこの段階があることに気づきました。

対話が重要

私達が大事にしている子ども達との関係性を築くこと。それには対話が重要です。

とにかくこちらから話しかけます。
・どんなことでもOK
・名前をつける
・問いかけて答えを聞く
・子ども達から何か言ったら拾っていく

これを続けると、大抵の子は、気さくに色々話してくれます。

こちらが驚くほど積極的に話しかけてくるようになる子もいます。
こうなったら、こちらから話しかけなくても、会えばどんどん話が出てきます。

先程の段階にサッカー指導を当てはめると
①興味を引く
コーチの名前を変えてみたり、チーム名つけてみたりする。
②関係性を築く
とにかく対話をして、いろいろと聞いてみる。また何か様子が違う顔してたら、
「どうした?」
って声掛けると、話すときもあるし、話さないこともあるけど、声をかける事に意義があるんです。

この「どうした?」は私はよく使うんですが、先日のトレーニング中止にある子どもに、「どうした?なんか怖い顔してるじゃん!」と聞かれました。
その時は自分はサポート役だったため、子ども達と一緒にプレーしていたんです。
おうち時間が長かったせいで、おじさんの体力は激減していて疲れ果てていたんです。

疲れが顔に出ちゃったんですね。
それを素直に言葉にして心配してくれるなんて、ホントに良い子やな〜。

③信用する
もうここまで来ると信頼関係が築かれています。こちらの言ったことをまあまあ信じてもらえます。

これも良く言われる言葉ですが、
「何を言うか」ではなく「誰が言うか」
なのです。

お子さんが積極的になって欲しいなって思ったら、対話を増やしてみましょう!
内容なんてなんでもいいんです。

おしゃべりは子ども達を救う!



#いつでも遊びがモノをいう
#遊びは学び
#子ども達と対話しよう
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ホームページリニューアルしました

2020年04月01日 21時20分00秒 | クラブ運営
4月1日、今日から新年度。
12月の年末は休みでゆっくりすることも出来ますが、年度末は終わったと思ったら次の日から新年度のお仕事。

すぐに切り替えて新しい年度に向けて、新しいことにもチャレンジしていこう!

まずは、クラブホームページをリニューアルしました。デザインを外注して、細かい手直しをお茶コーチが頑張ってくれました。ホントにありがとうございます!!
こちらです。




過去のページは自分が一人でホームページビルダー使って、解説本を片手に作成していました。法人化から14年、もう何度かリニューアルしていますが、ネット環境の変化は凄まじいですね。

最近ではホームページからの入会者も多くなっています。これからもっとたくさんの子ども達がスポーツを笑顔で楽しんでもらえるように指導も頑張ります!!

ちなみに画像は、ジュニアチームの団旗のデザインです。
少し前に、古くなったので替え時かな〜?と思ってたところ、このデザイン見た若者達が、「カッケーじゃん!」と言ったので、最近この旗をスキャンして画像にしてくれました。画像になると色々利用する場が増えていい感じですね。
そんな事してくれる教え子がいる事が本当にうれしい。

ただ意外と子ども達はデザインは覚えていないらしい…。ww
この教え子が小学生時代もすでにあったんだけどな〜。

今週末から活動も再開します。
なかなか厳しい状況ですが、様々なところに気を使いながらも、楽しくサッカーして遊べるようにしよう!

新規会員募集の体験会も開催します!
詳細はまた記事にします。


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#子どものやる気を引き出す
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