抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

最近、絵を描いたことありますか?

2021年12月29日 16時59分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

唐突ですが、
皆さん
お絵描き好きですか?

最近、絵を描いたことあります?



子どもの頃は
お絵描き大好きで
いろんなところに描いて
怒られたり
「上手だね〜」
って褒められたり

ただ描くのが楽しかったですよね

私も車や電車の絵をよく描いてました。
男の子の定番ですね。

マンガを真似して描くことも
ドラえもんはホントよく描いたな

いつしか描かなくなりますよね。
いつから描いてないだろう?

先日参加したファシリテーション講座の講師の方との会話で話題になりました。

「スポーツやお絵描きって子どもの頃は夢中になって遊んだのに、大人になるとホントやらなくなりますよね。」

確かに!

それから私なりに考えてみました。

大人になっても描き続けている方ももちろんいます。
それを仕事にしてる人もいれば
趣味として続けている人もいるでしょう。

でも圧倒的に大人になるとやらなくなる人ばかりです。

だって子どもの頃は
ほとんどの人がお絵描きしてたんじゃないでしょうか?

小さな子どもが描いた絵は
何が何だかわからないモノでも
「上手だね〜」
って褒めますよね。ww

喜んでいろんな絵を描きまくります。

でも
だんだん
「上手い」
「下手」
っていう基準が出てくる。

っていうか
大人がそんな基準を持ち出してくる。

だいたい、今絵を描かない人は、
人前で描いてって言われたら
「下手だからイヤだ」
というでしょう。

小さい頃は
そんな基準が無く

描くのが楽しいから
描くのが好きだから

ただそれだけで夢中になって描いたのに

スポーツも大人になると
やらない人が増える

ある年代から
「上手い」
「下手」
という基準を持ち出され

「上手い」から続ける
「下手」だからやらない

となってしまう。

若い頃の私の指導も
この「上手い」「下手」
の基準を持ち出して
子ども達に接していた

ただ「下手」でもやめなくてイイ
とは思っていたけど
やめていく子もいたよね


芸術やスポーツは
「上手い」「下手」
は関係ない
「楽しい」
だけでいい

昔から
「下手の横好き」
と言います。

下手だけど熱心な様
下手でもなんでも夢中になって
好きなものに取り組んでいきたい

そんな子ども達をもっと増やしたい!


さて、もう今年わずか
来年もこんなこと考えながら
楽しんでいこう!!

では、また。






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能力覚醒するまで『待つ』

2021年12月27日 16時45分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

ようやく大会ラッシュが一段落し、年末を迎えました。

今年もたくさんの子ども達の笑顔と触れられて幸せでした。

先日の練習で4チームでミニゲームリーグ戦で遊びました。
4対4で勝点を競う形で2回戦総当たり。
真剣勝負を楽しんでいました。

そんなミニゲームで、
ある子が最後のゲームで大活躍して
チームメイトや相手チームにも
「〇〇が覚醒して3点も取ったよ!」
と大絶賛!!

この子ども達の突然の能力覚醒ってありますよね?

私はサッカーコーチを職業とする前は、
ゲーム会社の営業をしていました。
某王手ゲーム販売店の担当もしていて、
自分でゲームするのも今も大好きです。

好きなジャンルは育成シュミレーション
野球やサッカー、競馬の育成モノが大好き

なかでも「やきゅつく」「サカつく」シリーズはホントにお世話になっています。

今も10年くらい前のDS版で遊んでいます。
この2つの共通点は、
【能力爆発】
選手育成の途中で爆発的に能力アップして、その後大活躍をするシステム

攻略本なんかでは、
爆発経験値というのが溜まって
ある数値を超えると
爆発的に能力アップする。

サカつくでは必ず爆発させることできるんですが、やきゅつくはコレがランダムで起きる。
だから、同じように経験値溜めても、爆発する時もあればない時もある。

ココが一番面白い!!

実際に子ども達に指導していても
同様なことが起こる。

小さな頃から
楽しいこと、出来ることを
少しずつプレーしていき、
ちょっとずつ経験値を溜めて、

ある試合のある場面のスーパープレーをキッカケに大爆発!!

その後は、勝手にやる気と自信がみなぎって、どんどんいろんなことを吸収していくことがある。

これホントに面白いし、コーチとしてのやりがいだよね。

無理して詰め込んでいくのではなく、
楽しく出来ることをちょっとずつ経験値として溜めていく。

そして、爆発、覚醒するまで『待つ』
これが大事だね。

今年もあと少し、
子ども達もこの冬休みにサッカー以外にも
いろんな経験値を溜めていこう!


では、また。





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話し合いを促進して自分事にしよう!

2021年12月13日 16時46分00秒 | 講習会
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

先日、ファシリテーション基礎講座に参加してきました。

優秀なコーチは、優秀なファシリテーターである

なんて言葉があるとかないとか

講師のファシリテーター鈴木まり子氏のお話も面白くて、講座の学びも促進しました。ww

皆さん、
ファシリテーションって聞いたことはありますか?

facilitate(ファシリテイト)=促進する、事を容易にする

という意味で
話し合いの場を有意義に進めるためのスキルとマインド

と説明されました。

ググってみても、
会議や打ち合わせなどの話し合いの際のスキルとして紹介されています。

私はこれを子ども達への指導にも絶対必要だと感じています。

しかし、私もこういった講座で学ぶのははじめてで参加して本当に良かったです。

ファシリテーションの効果として
・話し合いの促進
・学びの促進
・困り事の解決を促進

学びの促進っていいですね〜
ほら、子ども達に必要だなって思いません?

そして大きな効果として
「他人事」が「自分事」になることで
『当事者意識』が非常に高まること!

やらされるのではなく
自らやる

ここはスポーツ指導には絶対必要でしょ。


今回の講座では
話し合いを促進する6つのコツを伝えてもらいました。
ここで全て話せませんが、
聞いてるだけで、効果ありそうでした。

なんで、早速
3年生の試合の際に実践してみました。

普段からうちのチームでは子ども達が先発メンバーと交代メンバーを決めていますが、3年生は19人もいるので、話がまとまらないことも。

その日はまず
みんなで目標を立てようと質問しました。

二人組で意見を出し合い
それを一つずつ作戦ボードにそのまま書いていきました。
まとめるよりもそのままたくさん書きました。
その目標をみんなで共有して試合に臨みました。
結果は負けてしまいましたが、それぞれ目標達成や近づけたことで自信に繋がった子もいたようです。

終わった後に簡単にふりかえりも予定していましたが、
片付けしていて、すっかり忘れてしまいました。ww

これも習慣化できるまで続けてみよう!
まずは繰り返し実践あるのみ!

次回から練習にも取り入れてみよう!

では、また。


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鬼ごっこがドラマみたいなストーリーになった

2021年12月08日 14時33分00秒 | 遊びがモノをいう

どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。


今日は、サッカーあそびスクールでのエピソードをお伝えします。


遊びがいつしか、ドラマみたいなストーリーとなって展開されたお話です。


スクールでは、遊びに近くしたいため、

子ども達のリクエストには可能な限り応えます。


園児達の楽しみは鬼ごっこ

最近のお気に入りは、ボールを持った鬼が追いかけてボールを当てたら鬼交代の「ボール当て鬼」なんですが、


この日は、「こおりおに」を選択


逃げる人は手でボール持つ、鬼はポールなしで追いかける。

個人差ある年代は、こうすると鬼も捕まえやすくなります。


こおりおにの良いところは、仲間を助ける動きがあるところですね。


二人に鬼になってもらいスタート!


一人が捕まり、助けに行ったコーチである私も捕まった。


すると残った何人かで集まり相談して作戦立ではじめました。


ここまでは良くある子どもの鬼ごっこ

しかし、ここから見ているお母さん達が引き込まれるストーリーが始まります。


捕まった仲間を助けようと、

オレは左から、お前は右から

園児とは思えない的確な指示と駆け引きで状況を確認しながら、助けに行くタイミングを見計らっていました。


しかし、鬼もうまく対応して、

簡単に食い付かず、

相手の動きに合わせて捕まえに行くそぶりを見せたり、やめたり、

なかなかの攻防が続きました。


捕まったコーチもどんな展開になるのか

見ているだけで、だんだん楽しくなってきました。


二人の鬼の素晴らしい対応で

助けに来た仲間も捕まえて

ついに残りは一人…


たった一人残った子は、

しばらく戦況を見つめ

自分なりのタイミングを見計らっていました。


そして、睨み合いから

勇気を出して少し前に出た。

それに気づいた鬼も少しずつ前に出て対応

鬼の僅かな動きに反応してスピードアップ

鬼を振り切り、まずはコーチを助けることに成功!


さすがにおじさんコーチもここで活躍しないとただの呑気なオッさんだと思い、

近くで捕まった仲間達を助けると

助けた子がまた助けと、

次々と助けてほぼみんな復活


早々に捕まってみんなを観察していたけど

途中から何かドラマを観ているようで

本当にワクワクした。


見ていたお母さん達も

たった一人で勇敢に助けに来た子に対して

「カッコよかったね〜」

と称賛の嵐!!


マジ刑事ドラマみたいだったわ。


秋を過ぎ、冬を迎えた最近、

子ども達は毎週どんどん成長している

階段を上がるように


いや

最近はエレベーターにでも乗ってるんじゃないかと思うほどの速さで成長している


自分達の意志で

自分達自身で考えて

実行に移す


そんな繰り返しが

本当に子ども達を成長させます!


ただの鬼ごっこなんて思っていてはいけません。

こんなストーリーを描ける子ども達はやっぱ天才だわ。


まだまだこれから楽しみだな〜


鬼ごっこは身体だからにも効果ありますが

心の成長にも大きな効果がありますね。



ではまた。


地域の困りごと、スポーツで解決します!

いつでも遊びがモノをいう ポーラスター


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スポーツをささえる人を増やしたい〜キッズリーダー養成講習会

2021年12月03日 09時13分00秒 | 指導者
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

先日、キッズリーダー養成講習会の依頼をいただき、静岡県立池新田高校を訪問しました。

新設されたばかりのスポーツコースの生徒達への講義と実技。
サッカー指導者資格ですが、サッカー以外の競技の生徒もいましたが、
みんな真面目に最後まで取り組んでくれてとても楽しかったです。
本当にありがとうございます!

静岡県キッズ委員会では、私が委員会の一員だった頃から、様々な年代へキッズリーダー養成講習会を行ってきました。
高校生や大学生、女子選手、お父さんやお母さん、などなど

これホントにいい活動なんで
どんどんやってほしいな

中高生のスポーツ離れは実は深刻です。
今、部活動で頑張ってる中高生も結局、
卒業とともにスポーツから離れてしまうことが多いです。

理由は様々ですが、
一番は「スポーツが楽しいものでない!」
というところではないでしょうか?

スポーツは厳しい鍛錬の場

そんなイメージも強いのではないでしょうか?

昔は私も保護者の方によく言われました。
「うちの子にもっと厳しくしてください」

言われるたびに
『スポーツは楽しければいいのにな〜』
って思ってました。

今では、スポーツは遊びだ!と
はじめから言い切っているので
保護者の皆さんも子ども達の楽しんでいる姿を見て楽しんでもらっています。

確かにトップを極めていく場面では厳しい部分も必要でしょう。
しかし、そんなトップを極める場面でも遊び心を発揮し、勝負を決めてしまう欧米の選手達を見たことありませんか?

スポーツを楽しんだ先の遊び心

勝負を決める一瞬の判断は、そんな遊び心からくるんじゃないでしょうか。

中高生のうちから
遊び心を大事にして

スポーツを
みる
する
ささえる

この3つをバランスよく体験していくのが良いと感じています。

今は「する」「みる」「ささえる」が単独
子ども達に関わる指導者なんかも
「ささえる」一辺倒
「する」がないから、
頭の中だけで考えていることを選手達が実行できずに怒鳴ってる。
そうなると本当の意味で「ささえる」なのかも微妙になる。

選手側の中高生、小学生も含め
「する」一辺倒なんじゃないですか?
「みる」ことすら出来ていない
国内トップリーグを観戦する余裕くらいは我々大人がつくりだそうよ。

そしてこれからは
「ささえる」にも中高生が関心を持てるような環境も必要だと感じる。


そんな事業展開も考えていこう!


指導者や保護者の皆さんに届けたい
「子どものやる気を引き出す」
しつもんメンタルトレーニング
12月18日(土)18:30〜20:00
会場:磐田スポーツ交流の里ゆめりあ会議室
詳細とお申込はこちら↓↓↓↓↓





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