抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

もっといろんな選手が見たかった!

2020年02月16日 22時07分00秒 | 試合観戦
今日は朝から雨のためU12大会も練習も中止となり、静岡県中学1年生サッカー大会決勝戦をエコパスタジアムまで観戦に行ってきました!!

一昨年夏、磐田U12国際サッカー大会にて静岡県WEST U12(西部支部選抜)の監督を務め、見事優勝しました。
その時の記事はこちら

そのメンバーが中学1年生となりこの決勝戦
ジュビロ磐田U15vs JFAアカデミー福島U15
どちらにも選手として登録されています。
どんな成長をしているか、楽しみな対戦でした。

試合はなかなかのハイレベル。雨の中でもしっかり止めて繋ぐサッカーを展開し、ゴールへ向かうプレーも多かったです。
結果は3-2でジュビロ磐田が勝利!
前半に主導権を握りリードしたジュビロか逃げ切りました。

選抜メンバーはジュビロで4人先発。その他地元天竜東地区出身も2人先発出場。
みんな本当に良いプレーで楽しいゲームを見せてくれました。
これからの活躍も楽しみですね。
また機会を作って観に行こう!!

一つ残念だったのは、交代が両チーム1回ずつだけだったこと。

大会要項を確認したら、"交代は9回まで"と記載がありました。
どちらも決勝戦で負けられない戦いではありますが、だからこそ、Jリーグ下部組織チーム対日本サッカー協会の戦いならば、もっと交代していろんな選手を見たかった。
中学1年生の県大会決勝戦。もっと多くの選手に経験して欲しかった。

後半はジュビロが押し込まれる場面も多かった。明らかに疲労を感じとれる選手もいた。その選手に代わってフレッシュな選手が入ったなら、どんな変化があっただろう?
リードされていたJFAアカデミーが少しずつペースを掴み出した頃にもっと攻撃を活性化する選手を送り込んでいたら、どうなっただろう?
一観客としては、そこが楽しみなんだけど。

もちろん、ケガや体調などコンディション問題もあるかもしれない。
しかし、ベンチメンバー何人かはずっとアップを続けていた。
まだまだ中学1年生。びっくりする程背の高い選手もいれば、小さくてキュンキュン速い選手もいた。
ベンチにもまだまだ個性的な選手達がいたはずだ。
なぜなら彼らは、選ばれてそのチームにいるからだ。

ジュビロ磐田は静岡県内中心とした地域から、 JFAアカデミーは全国から集められた精鋭達なのだから。

だからこそ、たくさんの選手達にエコパスタジアムでの大舞台で大きく成長するチャンスを与えなければいけないのではないか。

これが日本の現状。
日本サッカー協会運営チームが育成年代で全員出場していない。

これで、厳しい試合にたくさんの選手が出場しながら、じっくりと育成されてきた外国人選手達と本気で戦えるのだろうか?

日本サッカー協会では、グラスルーツ宣言の一つとして、「補欠ゼロ」推進パートナーを募集している。
また、テクニカルニュースにおいても全日本少年サッカー大会での選手出場時間、交代出場の少なさに関して残念だと報告している。

それなのにJFAアカデミーでその基準となるような試合を見せてはくれなかった。
本当に残念でならない。

これからも、我々クラブは全員出場にこだわり、試合に勝利するチームづくりをしていきます!


#全員出場
#いつでも遊びがモノをいう
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〇〇だけしていても運動能力は向上しない?!

2020年02月10日 20時41分00秒 | トレーニング
拾ってきたビニール紐で長縄跳びをする子ども達。

以前参加した大会での一コマで、
試合と試合と合間です。

いつでも遊びを大事に、子ども達の自主性を尊重しています。
上手く跳べる子もいれば、ちょっと苦手そうな子も、でもみんなで楽しくやってました。最後はみんなで揃って何回跳べるかチャレンジして笑顔いっぱいで次の試合に臨み、見事勝利しました!!


先日フットサルスクールの時に、低学年にランニングパスなるものをしてみました。

二人並んで走りながらパス交換するんですが、足でパスする前にハンドパスで行いました。

皆さん、ここでしつもん!
手でパスするのと、足でパスするのどちらが難しいと思いますか?


「足!」

と思う人も多いと思いますが、実は足でのパスの方が簡単じゃないかと最近思っています。実際に子ども達は足パスの方が成り立ってたし、得意そうでした。

手と足を同時に、しかもテンポの違う動きをするのって難しいですよね。
例えば、足は二拍子のグー、パーしながら、三拍子での手の動きをするのって簡単に出来ます?

慣れてない方は結構難しいんじゃないですか?

スクールの子ども達もなかなかぎこちない動きをする子が多かったな〜。

バスケットやラグビーなど手でボール扱うのはミスが少ないと言われます。手を扱うからです。
だからと言って簡単では無く、「走る」「手でボール扱う」を同時にしないといけません。しかも「見る」も含まれます。

足でパスする場合は、「走る」と「蹴る」は同じ足を使うので走る延長でボールに足を当てれば、なんとなく上手くいきます。
巧くはなくても成立します。

運動能力ってのは、たくさんの経験が必要で、それは様々な遊びから動きを学びます。
前述した長縄やってるサッカー小僧達に、この動きに手でボール扱う事を足したらどうなるだろう?
どんな動きをすんるだろう?
考えただけでワクワクします。

一つのスポーツだけで、偏った動きばかりしていると、ワクワクするような動きをする選手にはなりません。

いろんな動きを楽しくする事で運動能力は向上されます。

これからも新しい動きにワクワクする子ども達と、子ども達の動きにワクワクしながら一緒に成長していこう!!


#いつでも遊びがモノをいう

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