『女体化スキン3』 感想・見どころレビュー☆

適材適所----


まさに、そういった言葉が相応しいのではないでしょうか。それぞれのキャラ、特性に合わせた絶妙な配役！
【女体化スキン3 ～皮を被って異性に変身～「アイドルの皮編」】 視聴いたしました。



（Ｃ）女体化スキン3～皮を被って異性に変身～アイドルの皮編 [DVD]より


実在する某人気アイドルグループのマネージャーだったお方を意識してか、単なる偶然だったのか‥設定も同じ、敏腕マネージャーという役柄のイイジマさんが物語の起点ｗ
ご丁寧に、最初にマネージャーのカラダ（皮）を手に入れてから、意中のアイドルたちに近づく‥‥コレ系の作品にしては珍しい、手の入れ込みよう。
その甲斐もあって、ストーリーが繋がる、繋がる。フットワークの軽い偽イイジマさんは、実は陰のＭＶＰ！
ちなみに最後の最後で当のマネージャーも、脱ぎます。‥何か幾分オマケのような扱いでしたけれど（笑）


正統派アイドル‥役として登場したのが、小谷みのり嬢（↑）
どこかで見覚えのある名前だと思ったら【女だらけのいいなり温泉絶頂レズ旅行】の“主観側”に回っていた女の子‥。
終始“主観映像”で劇中、流行りの？鏡などを用いたりするシーンも特別なかった同作品においては、その素顔を窺い知ることはできませんでした。

実質、お初となった小谷みのりは もうアイドルにしか見えません！

‥とは、さすがに言い過ぎかもしれませんが、芸能界の“暗部”を映すかのごとく、元人格のミノリちゃんはメチャクチャ性格が悪かったりだとか、なんと今回は「歌唱シーン」まで設ける業界初？の試みもあったりと、リアル・ガチな描写に筆者の感激も一入ですｗｗ

吉川あいみ（劇中アイミ）が、アイドルはアイドルでも“グラビア専門”というのも、なんとなくツボでしたね。たしかに彼女はそっち系統（笑）
中身が男になってからのアイミは微妙に声のトーンや口調を変えるなどの変化も見せて、さすがの安定感。‥ただこれについてはちょうど撮影中に体調（喉）を悪くしていたとの説もアリｗ

個人的に完全にお初となったのが宮村ななこ嬢（劇中ナナコ）で、レースクイーンという設定。
この嬢‥上記二人と比べると、正直“脇役感”は否めなかったのですけど、ＴＳ前後の人格の違いを、けっこう巧みに演じ分けていて、ちょっぴりファンになったり‥。


高身長の彼女も「適役」といえる

（Ｃ）同上

ナナコを絡めた件のあたりでは、ミノリの熱烈ファンだった男に、その皮を被らせて感動させるといった「応用編」もみられるなど、なかなかに視聴者を飽きさせない展開。
シリーズお約束の「皮の着比べ」へ行く‥前に、アイドルの皮を被った男同士の長い会話のやり取りも“手抜き”を一切感じさせない内容で、息切れすることなく完走！
『その皮、俺にも着させてよ』 だなんて、実に皮モノ作品冥利に尽きるセリフだったのではないでしょうか。（どれでもいいから筆者にも着させてください！）


間髪入れずに他のＴＳＦを現在視聴中。
ですが、今回のスキン。男性スタッフも含めたキャストの演技、演出面（特にカメラの用い方が秀逸）、ＴＳＦとしての内容‥‥すべての面において、今季リリースされた該当作品の中ではイチバンの出来、だったかも。


《俺評価》★★★★★