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歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

自動車浦島物語

2009年03月13日 | 雑談
以前Fitを買って驚いたと書いた。それより前、私が車に乗っていたのは学生時代で、1980年代の前半までである。乗っていたのは親が買った中古車で、たぶん1970年代に製造された車だったと思う。20年以上の時を隔てて車を買ったので驚いたことだった。いわば車について浦島太郎だったわけで、ほかにも気づいたことがあったので忘れないうちに書いておこう。内部は機械制御方式から電子制御方式に置き換えられているとは思うが、外から見て分かったところだけ。

オートマしかない
昔はマニュアル車が標準で、オートマ車は値段の高い特別仕様車みたいな印象があった。今はCVTも含めてオートマ車ばかりである。マニュアルといっても、マニュアルっぽい操作のできるオートマもあったりするぐらいで、純粋なマニュアル車は一部のマニア向けの値段の高い車種しかないようだ。軽トラックでさえオートマである。

チョークがなくなった
ときたまレンタカーは借りていたので気づいてはいたけれど、エンジンを掛けるときにチョークを引く必要がなくなっている。昔もオートチョークの車はあったけど、一部の高級車だったように思う。今はチョークの付いている車なんかないのだろうな。

シールドビームがなくなった
前照灯にはシールドビームが用いられていた。電球とレンズ、反射鏡が一体化していて、切れたら全取っ替えした。当時はシールドビームが最新型みたいにいわれていたが、衰退してしまった。今の前照灯は中の電球だけ交換できる仕組みになっている。そのため前照灯の前面がレンズというよりも単なるカバーのようだ。車体の形状に合わせて流線型に成型されていて、流体力学的に抵抗の少ない形になっている。昔は空気抵抗を減らすためにリトラクタブルの前照灯などが用いられていた。反射鏡が精密に成型できるようになったためだと想像している。

全車エアコン装備
少なくとも私はエアコンのない車に乗っていた。夏はいつも窓を全開にして走っていた。友達同士で乗ったときに冗談で「エアコンが付いたフリをしよう」なんて、窓を全部閉めて蒸し風呂のようになりながら走ったこともある。車用品店に行くと、エアコンの付いていない車用に後付のカークーラー、カーエアコンを売っていた。今はエアコンの付いていない車なんかない、よね。

タイヤは4本でいい
最近の車のスペアタイヤはエマージェンシータイヤか、あるいはパンク修理セットが付属しているかになっている。昔は同じタイヤが5本で、定期的に交換しながら使っていた。

フェンダーミラーはタクシーだけ
昔はドアミラーでは車検が通らなかったんではないかな。みんなフェンダーミラーだった。今フェンダーミラーを使っているのはタクシーだけである。タクシーがフェンダーミラーだということは、運転しやすいのはやっぱりフェンダーミラーなんだろうと思う。

窓は全部電動に
窓の開閉は全部電動になっている。昔は手でくるくると回して開閉していた。エンジンを切っても開閉できた。手回しノブのところに後付けするモーターを売っていたように思う。買わなかったけど。この間、タクシーに乗って気づいたのは、客席の左側の窓だけ電動で、右側の窓は手回しだった。コストダウンのためか。

オイル交換が面倒に
最近の車はエンジンオイルを交換するにはピットに入れるかジャッキアップするなどの必要がある。昔の車はエンジンルームが広くて、上から手を突っ込んでオイルドレンのボルトをゆるめることができた。オイルエレメントも上から手の届くところにあった。

灰皿とシガーライター
昔は車に灰皿が組み込まれていたけど、今は別置き。シガーライターもプラグがついていたが、今はプラグが別売りで後付け電装品のためのコンセントとしての役割が大きい。

バイアスタイヤがなくなった
昔、新車に標準装備されるのはバイアスタイヤで、ラジアルタイヤはオプションだった。いまバイアスタイヤなんか使っている乗用車はないのではないか。

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