「坂の上の雲」を見る

司馬遼太郎原作「坂の上の雲」をNHKがドラマ化したというので録画してあった。ようやく第1回を見た。なかなか見応えがあった。NHKのドラマだというからなんとなく45分だと思い込んでいて「それにしても充実しているなぁ」と思っていたら90分だった。しかしそんなに長いとも感じなかった。ドラマの世界に引き込まれていたのである。

原作は読んでいない。それが良かったのかもしれない。原作を読んでから映像化された作品を見ると多くの場合がっかりする。

坂の上の雲」に引き込まれたのは別の理由があったのかもしれない。たまたま浅田次郎の「蒼穹の昴」を読み終えたところだった。中国の清朝末期の物語で、坂の上の雲の舞台である日本の明治維新直後という同時代の物語である。蒼穹の昴の中で「日本の維新は~」という下りが何度かあり、また坂の上の雲の中でも「中国の清朝は~」という下りがあり、表裏一体化している感じがして興味深かった。
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