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罪悪感はあったのか

2008年09月28日 | ツッコミ
拘置所で首つり自殺、ホテル女性殺害容疑の被告(読売新聞) - goo ニュース
2008年9月27日(土)22:37
 大阪・梅田のホテルで1994年1月、派遣社員の女性(当時26歳)を殺害したとする殺人罪などで起訴された会社員押谷和夫被告(49)が、収容中の大阪拘置所(大阪市都島区)で自殺を図り、搬送先の病院で死亡していたことが、関係者の話などでわかった。
 同拘置所や関係者などによると、押谷被告は20日午前8時半ごろ、独居房の窓枠にタオルなどを引っ掛けて首をつり、27日未明に死亡した。
おや、この被告は去年の12月に捕まって「天網恢々」と書いた容疑者だった。

被告が自殺というと直感的に「罪の重さに耐えかねて」のような感じがするのだけど、このケースは逆なんじゃないかと感じている。被告は朝早く起きて子どもの弁当を作るなど、男手ひとつで3人の子どもを育てて一種の美談の主みたいに報じられた。その裏面で莫大な金額(2億円)の横領と返済、そして殺人と、凶悪な事件を起こしていたらしい。

横領した金額を返済できる資力があるなら、普通横領はしないだろう。なんか普通じゃないのである。子ども3人を育てているなら普通、ホテルにデート嬢を呼んで殺したりしない。女性の下着をはくのが好きというのは個人の趣味の範囲なら許される。でもその辺の民家の庭に投げ込んだりはしない。正しく分別して廃棄すればとがめられることはなかった。

これをやってはいけないとか、これが犯罪行為になる、という認識が普通の人とものすごくかけ離れているような気がする。去年12月の報道にもあったような気がするが「なんで俺が捕まらないといけないの」みたいな供述をしていたという。その延長で「(何も悪いことはしていないのに)いつまでこんな所にぶち込まれているんだろう」と落ち込んで自殺したんじゃないか……という気がするのである。あくまで気がするだけ、だけど。

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