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南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

全国ラー油旋風

2010-04-22 22:40:19 | Weblog
今話題のラー油が我が家の食卓でもちょっとしたブームを呼んでいる。
今日はスーパーに買いに行ってもどの店もそこの棚だけ商品がひとつもなく売り切れ状態。
悔しいからスーパーのはしごをしてもやはりどこも売り切れ。
こうなれば意地でも勝ってやるぞと走り回ってもラー油を見つけることは出来なかった。
ふと「もしかして」と思い、家から一番近い昼間にはほとんど客がいない某スーパーに行ってみたらなんと棚には並んでいるではないか。
そこには絶対的売り上げを誇る今回のラー油ブームの火付け役桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」とその売り上げを追従するように登場したエスビー食品の「ぶっかけ!おかずラー油」が並んで10個づつ陳列されていた。
陳列なんて言ったら罰が当たりそうで、ご降臨されていたと表現したくなるようなこうごうしさだった。
本当は根こそぎ買ってしまおうかとも思ったが、僕と同じ気持ちで最後にこの店にラー油を求めて辿り着く人々(まさに桃ラー)のことを考えると慈悲の心が芽生え、今日のとこは2個だけ購入することにした。
今はこの2社の商品がブームを盛り上げているわけであるが、こんなチャンスに他社がだまっているはずがなく時間の問題でどこもかしこも同じようなラー油商品を売り出すに違いない。
やがて市場にいろんなラー油が氾濫したら別に焦って買いに走ることもなくなり、ブームが終焉し始めることになる。
欲しくても簡単には手に入らないからどうしても買いたくなるし、こんな商品は消費者の購買欲にさらに火をつける。
そういえば昔、白いたまごっちに凄い人気が出たものだった。

はっきり言えることは、今回の2つのラー油は確かにうまい。
食べ方もいろんな食べ方があり、ラーメンや餃子はもちろんのこと、ごはんにそのままかけたり、納豆にも豆腐にもうどんにもサラダにも何でもありだから凄い。
それこそ想像もしないようなラー油の食べ方が今後はテレビなどでも紹介されるであろう。
たとえばトッピングに桃ラーを使ったパフェとか桃ラー入りクレープとか、日本人って意外とこういうの好きだからね。
昨年は「草食系男子」という言葉が流行ったけど、今年はこの「辛そうで辛くない少し辛い系」男子に人気が出るかもしれない。
でも「辛そうで辛くない少し辛い男」っていったいどんな奴だろ。

というわけで我が家の食卓にやっとのことで手に入れた桃ラーとエスラーが並んでいるが、来月あたりは何種類のラーが並ぶことになるのか楽しみラー。







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