南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

子供たちにイルミネーションを

2011-11-29 22:24:25 | Weblog
東日本大震災復興支援のために自作の歌のCD『約束を抱きしめて』を作り今日まで収益の全額寄付を通じて友人のSHINと二人で支援を続けている。
8月には約700枚分の売り上げで岩手県陸前高田市の仮設住宅の集会所とボランティアセンター住田基地に11台のミニコンポラジカセとマイクを直接寄付することが出来た。
地震や津波で家族や家を失い絶望感と喪失感を抱える被災住人の方々のせめてもの心の癒しになればと好きな音楽を聴けるようにCDも付けて寄贈させていただいた。
寄付は我々の仲間の南さんが長崎から陸前高田市まで行きボランテイアの方々と直接手渡しで配ることが出来た。
仮設住宅といっても岩手県だけでも相当な数がありとてもすべての場所には寄付を行き渡らせることはできないが自分たちに出来る限りの寄贈をして行こうと思う。
1枚500円で販売してきたCDもコツコツと継続してきたおかげで既に900枚を超えてきた。
そして今回寄付の第二弾として陸前高田市の子供たちにイルミネーションを贈ることにした。
陸前高田市にあった保育所や保育園も津波で流されたりして残った保育園で今までの倍の子供たちを引き受けている所もあったり、その子供たちも亡くなったり家族や家を失い仮設住宅から保育園の通っている子供たちも多い。
我々は直接保育園に電話をかけてどのような寄付があれば喜ばれるだろうか聞いてまわった。
最初我々も東北の冬は寒いだろうから子供たちに暖房器具を贈ろうかとも考えていたのだが、意外と暖房器具とか生活必需品的なものの支援は足りてはいるとのことだった。
保育園の園長さんが言われるには今回の津波を体験し心に大きな傷を負った子供たちの心のケアをしてあげたいのでイルミネーションなんかがあれば嬉しいのですがという話だった。
優先的に考えると生活必需品などの支援をと誰もが考えるところであるが、実はこういった生活には直接には関係ないんだけど癒し効果のあるものが必要だったりするのかもしれない。
そこで今回はCDの8月以降の収益から子供たちのためにイルミネーションを8ケ所の施設といまでも校庭が仮設住宅として使われている小学校にも贈ることにした。
イルミネーションには子供たちのみならず地域に住む大人たちも含めて見る人々の心を癒してくれるよう願いを込めたい。
今回僕らがCDの収益で寄贈出来たソーラー発電用のLEDイルミネーションは総延長630m、LED7812個になるがこれでもまだまだ足りない。
これからも1箇所でも多くの子供たちの施設にイルミネーションの灯りを届けて少しでも心に暖かさを感じてもらうためにチャリティーCD販売を続けて行きたいと思っている。
大震災から9ケ月が経とうとしているがまだまだ日本全体で支援の輪を継続して広げてゆかねばならない。
東日本の特に子供たちの笑顔を取り戻すために今一度協力をいただければと思います。