南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

facebookとの付き合い

2012-07-18 10:57:14 | Weblog

最近は僕の周りにもfacebookに登録していろんな情報を発信する人が増えてきた。

僕もこうして自分のブログも持っているし、一応facebookにも登録してたまに情報発信している。しかし僕の場合はこのブログでもそうなんだけど、今日何を食べましたーとか、今どこそこに来てまーすみたいなことはまず書かない。

そういうことは自分だけの日記的なページにでも書いとけばと思うし、だいたい他人が今日の昼に何食ったとか、どこそこの店でどんな美味しいご馳走を食ったとか聞いても面白くもなんともないし、ご丁寧に写真まで貼り付けてるのを見るとうんざりすることもある。

食べ物だけならまだしも、自分の家族の写真とか貼り付けて可愛さをアピールして馬鹿親ぶりを発揮するおめでたい人たちも多い、愛する子供の、愛する孫の写真を惜しげもなくネット上にぶちまける大胆さというか無防備さには頭が下がる。こんな人たちってきっとfacebookをやってる人たちはみんな友達で仲間でそういった情報を喜んで見ているものだと思い込んでるに違いない。

こういう人たちは自分のプロフィールにも詳しく性格に現住所から出身校、交友関係、職場、趣味、アドレス、電話番号まで、もしかしたら銀行の口座番号と暗礁番号まで書いてるんじゃないかと思ってしまうくらいの個人情報をネット上にぶちまけている。

個人情報保護がどうのこうのと厳しく叫ばれている世の中において信じられないほどのことを自らやらかしてしまう勇気はどこから来ているのだろうか?

世の中の人が全ていい人ならいいかもしれないけど、中にはその人のことを憎んでいるひとも見ているかもしれない。しかもネットの世界では顔も知れずにどんなことだってやらかせるわけで、そういった意味では自分の情報を無防備に公開してしまうのは危険をともなうということも考えておかねばならないし。ましてや自分の大事なかぞくならなおのことだ。

facebookには投稿を見た人がイイネマークを付けるわけだが、YouTubeみたいに良くないねマークがなんで付けられないんだろう?あれはあった方がいいよね。

僕はfacebookのいいところは今回の反原発のデモの呼びかけや、不正を正すために情報を発信する手段としては尊重している。今の腐った政権や既得権益を守るためにどんなことでもやらかす社会を変えるためにはfacebookを通じて国民が力を合わせることが必要だとも思っている。facebookを活用するのはいいがfacebookに利用されないことだ。個人情報を丸裸にされながら、facebookを信じ込むことは避けた方がいいと思う。

おそらくfacebookを信じ込みありのままに個人情報を載せ、何の警戒心も持たずにプライベートを発信する方々は、テレビや新聞のニュースで伝えられていることが全て本当の情報だと盲信している人が多いように思える、NHKがまさかそんなことを言うはずがないと、世論調査の数字は本当の数字だとか、検察や裁判所は正義の見方で不正があるはずはないと思い込んでる人たちとどこかかぶっている気がする。

facebookは確かに時代から生まれてきたものだろうし、便利で楽しいものかもしれないがそこまで自分の情報をさらけ出すのは自己責任なんだよということを忘れちゃいけないと思う。

信じるものは救われると言うが、信じ込み過ぎるものは救いようがないとも言える。