南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

ネット社会を甘く見ちゃだめ

2009-07-31 01:27:35 | Weblog
今回の選挙で立候補予定の城内実氏が自分のポスターに眞鍋かおりの写真を噂に寄れば無断で載せてしまったらしく自身のブログが炎上し閉鎖してしまった。
城内氏は前回の選挙では郵政造反組として離党し、刺客片山さつきにやられてしまった過去があるのだが、今回の選挙では強く復帰当選を目指していた矢先の出来事である。
何でそんなことしてしまったのか真相は定かでないが相手が悪かった。
眞鍋かおりといえば「ブログの女王」。
彼女のブログに毎日何万人の人間がアクセスしていると思ってるのか。
そのブログで眞鍋かおりが一度「迷惑だ!」と怒りをぶちまければ国が動いてしまう程の影響力がある。
選挙戦に入り一番大事な時期に致命傷的な批判を浴び、自分のブログさえ閉鎖しなくちゃならなくなればこの4年間復帰を目指して頑張ってきたことが水の泡である。
今の世の中、インターネットで瞬時にニュースは知れ渡るし、情報はテレビや新聞などは足元にも及ばない。
こいつの評判を落とそうなんてことはYOU TUBEひとつでどうにでもなる。
現に神奈川11区から小泉の世襲で立候補する小泉進次郎なんて、対立候補の横粂勝仁氏への『タカビー握手拒否』で一躍時の人になってしまった。
今や彼は小泉純一郎の息子というより、「横粂勝仁候補の好意的な握手を何様だと言わんばかりの横柄な態度で無視したヤナ奴」という人物として有名になってしまった。
小泉進次郎もまさかあの時の模様がYOU TUBEでここまで大ヒットするなんて想像もしていなかったはずだ。
おそらく本人もYOU TUBEで確認しながら「ウヒョー、こりゃやばいことやっちまったなー」と新宿のホストみたいな髪型かきながら後悔したに違いない。
28日の公開討論会では自ら横粂氏に握手を求めに行く姿をアピールしたが、「あん時はゴメンネ」のひとつぐらい言えないもんかね。

城内氏は自分のブログで「眞鍋かおりの許可は取ってるから無断ではない」と主張している。
今更反論して自分の正当性を主張したってこの事態は収集つかない。
とにかく謝罪しなくちゃ今回の選挙は戦えなくなる。
意外と本当はちゃんと許可を取ってるのかもしれないけど、一応謝っておくしかない。
ネット社会ってのは甘くみたら大変だ。





自民党さんには言われたくないという気持ち

2009-07-29 16:56:45 | Weblog
民主党のマニフェストに対してただただ批判するだけの政府自民党軍団。
「財源は?」「夢物語だ」「理想に過ぎない」こんな民主党が政権をとったら日本はとんでもないことになるぞと力の限り叫び続け、その声を後押しするように偏見マスメディアが国民の意識操作に拍車をかけている。
今まで散々自民党政権に騙され続けてきながら、この期に及んで「そうだよなー、民主党はいいことばかり並べてるけど自民党が言うように財源はないのかもなー?」などと簡単にコントロールされてしまう愚かな国民がいまだに生存していることが危ういのである。
政権交代が現実のものとしてそこまで来ている時に、自民党が言うように「民主党が政権を取ったら大変なことになるよ」という暗示にはかけられないことだ。

「年寄りは働くしか能がない」と麻生タロウは言うが、「財源!」「財源!」とあんたは馬鹿の一つ覚えのように叫ぶしか能がないと言ってやりたい。
この1年で自分らがどれほど国家財政に損失を与え続けてきたのか分っているんだろうか。
無駄遣いを垂れ流し放題やりながら、不足ぶんは国債をジャバジャバ発行してその借金は莫大な金額になって国民に押し付けた形になってるんじゃないの。
14兆円もの補正予算を組んで、公用車や地デジテレビを何万台も買うわ、マンガアニメの殿堂に100億円以上の金を垂れ流すわ、経団連企業が潤うためにETC1000円、エコポイント、エコカーなどと国民を欺き続けているそんな連中に理想的なマニフェストを批判される筋合いはないと鳩山代表が言いたくなる気持ちがよく分る。

連日テレビで報道される「民主党マニフェスト批判」は政権交代を死に物狂いで阻止するためだけのものである。
政権交代阻止作戦の第一弾であった、小沢一郎国策捜査及び偏見マスコミ合同のネガティブキャンペーンが失敗に終わり、自民党も崖っぷちに立たされた今はもうなりふり構わない「マニフェスト批判」しか手はない。
この4年間で政権与党として自分達がやらかしてきた悪政の反省もすることなしに、真顔で批判してしまうその根性たるものにはあきれ返る。
民主党のマニフェストを批判する時間があったら自分達のマニフェストを早く出せばいいのにと誰もが感じている。
おそらく麻生総理のために漢字にふり仮名を打っているから遅れているとは思うが、その中で口が裂けても「安心、安全な社会・・・」などとは麻生総理には言って欲しくない。
他の党は出してしまった後にもったいぶって政権を担う与党自民党のマニフェストでござるとカッコ付けて出してくることが予想されるが、たぶんそれからは連日偏見マスコミでは自民党と民主党のマニフェスト比較と題した番組が放送されることになるはずだ。
それこそ偏見マスコミの力を借りて自民党の優位性ばかりが目立つ内容に仕組まれることは間違いない。
田原総一郎などはその最後の役目を果たすために評論家生命をかけて悪態をつき続けるであろう。

起きているのか眠っているのか分らない顔した細田幹事長は「うちが出すマニフェストは某党が出したいいかげんなものじゃなく中身の詰まったものだ」と豪語していたが、この人は根本的なことが何も分っちゃいない。
はっきり言ってマニフェストなんてどうでもいいことなんだ。
これから出るマニフェストを読んでから投票する政党を決めようなんておめでたい国民はもういないのが現実だ。
国民はこれまでの自公政権にもう飽き飽きしているのであって、その自民党がどんなに素晴らしいマニフェストを書き綴ろうと誰も読む気もしないのである。
自民党のマニフェストが民主党のそれよりか100倍も素晴らしいことを書こうと自民党に政権を今まで通りまかせようなんて考えもしないはずだ。
自民党はもう政権交代を阻止するためだけのマニフェストなんて出さなくていいから、この4年間における果たせなかった公約違反の反省文を国民に公表した方がましのような気がする。




24時間テレビ『愛は総選挙を救う』

2009-07-21 00:23:58 | Weblog
いいいよ解散総選挙に突入する。
投票日は8月30日。
この日は日テレが毎年行う国民的偽善番組24時間テレビとかぶることになる。
ただでさえジャニーズの宣伝番組でしかないものに、子供が貯めた貴重な貯金箱まで集め、偽善的愛を叫びながら無駄な電気を24時間エコも無視して使いまくるイベントにはどうも好感が持てない。
毎年お笑い芸人がマラソンを行い、感動のフィナーレを徳光和夫のお涙と共に迎えるという筋書きには飽き飽きしている。
しかし、今年はそんな偽善番組にもかまっている暇はない。
政権交代が起こり日本が変わろうとする一大事の時に、イモトアヤコが完走するかなんてのはどうでもよくなるし、偽善的に集められた金額よりも選挙の得票数にしか興味は持てない。
30日に投票日を当てられて一番やだったのは日テレだと思う。
「よりによって麻生の野郎、30日に決めやがって」と言いたくもなるはずだ。
しかも24時間番組をやるってだけでも大変なのに、選挙報道番組と同時進行というのはお手上げ状態である。
当日は各テレビ局も選挙開票速報番組が予定されるが、日テレだけはお揃いの黄色のTシャツ着てやることになるのか。

最近の麻生総理は朝からいつもお供の数人を引き連れてジョギングする姿が有名になっているが、もしかして今年の24時間マラソンは自分が走るつもりじゃなかったのだろうか。
それで解散もこの日にしたという憶測が考えられる。
「しかるべき時にとは24時間テレビの日ということで、麻生がやり抜くというのはマラソンを完走するとの意味だったのである。
それこそ徳光和夫らが待つ東京ビッグサイトに続く道は、麻生総理最後の花道になるはずだったのかもしれない。


月面着陸から40年

2009-07-19 21:16:46 | Weblog
1969年7月21日午前11時56分20秒(日本時間)、人類が初めて月に降り立った。
もう今から40年も前のことになるが当時小学生だった僕は今でも鮮明にあの日のことは覚えている。
テレビに映ったアームストロング船長とオルドリンは月面をピョンピョン飛び跳ね月の重力が地球の7分の1しかないことを世界中に示し僕等はテレビに釘付けになった。
ほんの数年前までは月にはうさぎが住んでいて、夜な夜な餅をついてるなんて本気で信じ込んでいた子供だっただけに僕のカルチャーショックははかり知れないものがあった。
アポロ11号には3人の宇宙飛行士が乗り込んでいたが、月面に降り立つことができたのはアームストロングとオルドリンの二人だけで一緒に行ったコリンズは11号での留守番役だったので月には降りれなかった。
月まで38万キロもの長旅をしながら、月まで行きながら実際には降り立てないコリンズの気持ちを考えるとたまんないものがあった。
あれってもしかしたらジャンケンかくじ引きで決めたんだろうかと僕は必死に考えた。
月面にはアメリカの星条旗が立てられたり、月の石が持ち帰られたりといろんなことがあった。
しかし人類史上初めての大偉業である月面着陸が、実は作られたもので本当は月には行ってなかったという話がでてきた。
影がおかしいとか真空状態で揺れる星条旗がおかしいとかその意見を裏付けるあらゆる証拠がネット上にも流れた。
その論争はつい昨日まで続いていたが、昨日の報道によれば月面に残っていたアポロ11号の残骸を、NASAの無人周回探査機が撮影に成功したのである。
今後立てて帰った星条旗の写真も撮れれば紛れもない証拠として月面着陸が実証されるはずだ。
くしくも今年でちょうど40年という節目の年に撮影に成功することは何かの偶然かもしれないが、月面を歩いたこともないのに、世界中に月面歩き(ムーンウォーク)を広めたマイケル・ジャクソンが今年亡くなったのも何かの因縁かも。

3日後の7月22日には今世紀最長の皆既日食が46年ぶりに日本でも見られると話題沸騰であるが、その模様はインターネットで世界配信される。
40年も経つと文明はこれほどまでに進化するのである。
22日に太陽をさえぎる月の表面には40年前にアームストロング船長が残した『小さな一歩』の足跡が存在することを思い浮かべて今回の皆既日食を見てみたいと思う。




自民党の最後の悪あがき

2009-07-16 21:04:19 | Weblog
麻生総理では選挙は戦えない?馬鹿言うんじゃないといいたい。
自分達が麻生総理を選挙の顔として担ぎ上げ、エゴで無能無策の政治を繰り広げたあげく、自分達が議席を失う危機感だけで、全責任を麻生総理になすりつけ今度はその麻生総理を邪魔だから消し去ろうとしている。
ほんの数日前は野党から提出された不信任案を国会で堂々と否決しておきながら、舌の根も乾かない内に真反対のことをやる人間が国民を代表する国会議員のセンセイなどと呼ばれていいんだろうか。
元幹事長組の中川、武部、加藤らの悲壮感漂う顔を見ていると地獄に落とされる罪人のような最後のあがきにしかみえない。
「このまま麻生総理で戦えば自民党は負けてしまう」
麻生総理だから負けるんじゃなく、こんな自分のことだけしか考えない元幹事長と呼ばれる売国奴が勢力を効かせてるような政党だから負けるんだってことまだ理解できないのだろうか。
売国奴小泉の悪行を支持してきた彼らには、たとえ馬鹿で無能な麻生総理と言えども責める資格などない。
選挙の日程も決まり、次の政権を担うべく民主党は既に選挙モードに入り動き始めているというのに、自民党では敗北は1000%決まっているのに「麻生降ろし」だの「説明責任」だの狂乱状態を国民に披露している。
国民はさらに再確認することだろう「こんな奴らには日本は任せられない」と。
中川や武部や加藤らもそんなに今の自民党が嫌なら潔く離党して三人で仲良く新党でも結成すればいいのに、そこまでやる勇気も根性も彼らにはない。
その昔、小沢一郎氏は多数の議員を引き連れて堂々と新党を結成したが、彼らには小沢一郎氏の爪の垢さえ飲ませるのはもったいない。
「総裁選前倒し」も持ち上がっているが、その顔にあの桝添大臣が出てきている。
新型インフルエンザの一連の馬鹿げたパフォーマンスを繰り広げ、全国民の非難を浴びたねずみ男の桝添氏が総理はないだろう。
本人もまんざらではなく本気で立候補する様子であるが、なりたきゃなっても構わないが、総選挙の後に大敗して下野する野党である自民党の総裁のイスに座ればいいだけの話である。
麻生総理も一連の麻生降ろしの動きに表情もうつろではあるが、両院総会開催に署名した議員は自民党の公認を外すくらいの権力をかざせばいい。
最後の最後には殿下の宝刀を抜いて小泉竹中構造改革を進めてきた売国奴どもをタタッ切れば国民は拍手ものである。
特に武部勤に対しては「てめーえには徳がない」と諭してやるべきだ。
小泉の名台詞じゃないけど、「自民党を私が潰してやる」の麻生版を最後に見せて欲しい。
「てめらが1年前、選挙の顔として俺を担ぎ上げたくせしやがって、今更何言いやがる!」
くらい叫んで一刀両断を見せて欲しい。

「降ろさせねーよ!」

2009-07-14 00:22:18 | Weblog
お笑いトリオ我が家のネタに「言わせねーよ!」ってのがあるけど、麻生総理の心中は正にこのネタをもじった「降ろさせねーよ」である。

都議選の大敗北の結果を受けてとっとと解散してしまえば自分は「麻生降ろし」を受けることなく連呼してきた通り「しかるべき時に、しかるべき判断を私が下し、私が解散を決める」この言葉が嘘でなかったことを証明できるもんだから彼も必死だった。
そのため14日にも解散だと意気込んだのはよかったが、それもつかの間、公明党の鶴の一声ですぐに撤回し、解散は21日、選挙は8月30日にころっと決まってしまった。
報道では麻生総理がこの日程で合意を取り付けて、解散を決定したなんて発表されているが、結局はしかるべき時にしかるべき判断も決断も自分では出来なかったのである。
まあ結果的にはこれで自分の顔で選挙ができることで麻生総理は一安心している。
しかも本日野党から提出された「不信任案提出」が実は自分が降ろされないためのバックアップにつながることを漢字や空気が読めないその脳でもちゃんと読めていた。
しかし、一方ではこのままじゃ野垂れ死に解散だと麻生続投に納得が行かない議員たちもだまってはいないから新たな動きがあるかもしれない。
ところが麻生タロウが「降ろさせねーよ」と粋がるのには理由がある。
選挙日程も決まり、この段階で総裁選の前倒しや麻生降ろしでもやるのは益々自民党離れが進むと知っているのだ。
現に世論調査の数字もそう出ている。

麻生総理は時として根拠のない自信みたいなものを持つ癖があるらしい。
今度の総選挙では都議選の結果が表しているように自公政権は大敗し民主党が政権交代を果たすと分っているのに、自分が選挙を後回ししてまでもやってきた経済政策に高い評価を得られると思い込んでいるみたいだ。
特にお年よりは涙して受け取っていた「定額給付金」を恵んでやったこの麻生に恩を仇で返すことはないと本気で思い込んでいるのである。
ETCで1000円にもしてあげたし、エコポイントも付けてあげたし、国民はみんな自分の景気対策に高い評価を下してくれるものと信じている。
それに自分は安部、福田と違い、政権を投げ出して逃げ出すことがない総理だと自負している。
だから腹の中では叫んでいるのかもしれない「降ろさせねーよ!」と。






政権交代阻止のためなら正義も道徳も無視

2009-07-12 16:03:33 | Weblog
今朝の報道討論番組なんか見ていると、出演している自民党の政治家の発言は何が何でも政権交代を阻止したいという気持ちで頭に血が上り過ぎているのかまともには聞いていられない。
またそれを本来は中立でなければいけないはずのNHKやテレビ朝日などのマスコミが完璧にバックアップして、司会者も野党議員には反論もさせずに番組を進めるという異常な討論会が朝っぱらから電波を使って垂れ流されていた。

こういう番組を見ていると今の政治を変えないと自分たちの利権を守るためには正義も道徳もへったくれもなく何でもありなんだなと思い知らされる。
土壇場に立たされている自民党議員や偏見マスコミ及び司会者たちは異常過ぎるその行為に気がつきもせず、これで何とか国民を騙し意識操作出来るとでも思っているのだろうか?
政権交代が実現すればこういう番組は廃止しないと子供たちの教育にも良くない。
必然的に田原総一郎氏は職を失うことになるだろうが、その時はキャラを入れ替えてバラエティにでも転向してみるのもいいかもしれない。
そして、総選挙後にはその地位を追われる菅(すが)氏も、その魚の腐ったような目と不誠実極まりない人相を生かして悪役俳優にでも転向したら案外こっちの方では国民に受けるかもしれない。

しかし、こういうネガティブキャンペーンみたいな偏見に満ち満ちた報道番組ってのは総選挙が終わるまで続くのだろうが、その選挙がいつになることやら。
都議選の結果次第では「あそう降ろし」が本格化し・・・とか、その麻生総理の言葉では「都議選の結果は国政にはカンケイない・・・とか、まっ今夜の都議選後に動きはあるはずだ。
麻生総理は「然るべき時に私が判断する」と言ってるが、そんな実行力なんて麻生総理には既にない。
然るべき時に然るべき判断をするのは悪人相で裏世界を牛耳ってる方々である。
もう既にお飾りものでしかない麻生総理は、最後の思い出作りにと念願のサミットに出席させてもらった時点で役目は終えている。

もし麻生総理に最後のプライドがあるのなら彼らに降ろされる前に、すぐにでも緊急辞任会見を開くべきだ。
安部、福田と続いたのだからこの際麻生も続けとばかりにやってしまえばいい。
「私は降ろされたんじゃなく、自分の意志で辞めたんだ」とせめてもの言い訳がつく。
そしてその会見では思いっきり本音を語って欲しい。
「今だから言うが、私は日本郵政の西川社長続投には本当は反対だったし、盟友の鳩山邦夫氏には本当に悪いことをしてしまったと思っている。」
「それから、以前も言ったことがあるが郵政民営化には私は反対だったし今でも止めるべきだと思っている。だから巷では『売国者たちの末路』という本がベストセラーであるが、私は小泉氏や竹中氏とは違い、売国者には該当しない」

明日以降の動きが注目されるところだ。
「麻生降ろし」「総裁選前倒し」「内閣不信任案提出」「辞任」「居直り」いったいどんなカードが引かれるのだろうか。







猫も杓子もプリウス

2009-07-08 00:16:27 | Weblog
エコカーの代名詞、トヨタのプリウスが軽自動車の売り上げを抜いて1位に躍り出た。
そういえばどこを見てもプリウスが走ってる近頃の道路。
若者からファミリー、そしてシルバー世代までが乗っている。
エコカー減税と環境のためにという大義名分で誰もがプリウスに乗る社会現象にまで発展しそうである。
近い将来、ショッピングセンターの駐車場にはプリウスばかりで、自分の車を捜すのに一苦労する時代がやってくる。
テレビでもやたらプリウスの販売を後押ししているが、今回のプリウス販売戦略はどうも素直に見ることはできない。
全てはトヨタという一企業のためのものでしかない気がしてならないのだ。
毎年巨額の政治献金を自民党に上納するトヨタだし、経団連のトヨタだし、日本郵政の役員でもあるトヨタだし、かんぽの宿を二束三文で身内のオリックスに横流ししようと企んだ西川社長のお友達だし、ただならぬ何かがある。
あたかもプリウスに乗ることが即ち環境のことを考えている人間であるかの如き錯覚に陥るがとんでもない。
プリウスに乗れば全てが環境にいいということではない。
現にプリウスという車は製造段階における環境負荷は普通の車に比べると3倍以上かかってしまうのである。
エコというのは燃費がいいから自分の家計が節約されるというだけの話である。
今年の一連の自公政権の政策を見ると、ばらまき定額給付金、裏が見え見えの高速道路1000円に乗じたETC販売計画、エコポイント、かんぽの宿売却などなど一部の誰かが得するための筋書きが存在する気がしてならない。
日本人は右に習えが好きな人種だから「もうみなさんプリウスに乗られてますよ」なんて言葉でころっと騙されてしまう。
ちょうど前回の総選挙で郵政民営化が正義で、郵政民営化に反対するのは抵抗勢力で悪と言われればそれを鵜呑みにしてほとんどの国民が小泉元首相を支持してしまった現象に良く似ている。
ところがここへきて郵政民営化がとんでもない売国政策だった事実に気がついた国民はやっと目を覚ました。
たぶん数年後にプリウスに乗っている人たちも「何でこんな猫も杓子号みたいな車に乗ってるんだ?」と気づく時がくるはずである。
その昔ぶら下がり健康棒が大ヒットし、全国津々浦々の家庭ではお父さんたちが健康棒にぶら下がるという社会現象が起きた。
ところがいつしか「何で俺、こんなものに毎日ぶら下がってるんだ?」と素朴な疑問が起き始めるのである。
あるものがヒットして社会現象のように流行するのは構わないが、今回のプリウスの様に利権が絡んで一部の人間だけが儲かる仕掛けはどうも好きになれない。
僕なんかプリウスを見るとどうしてもトヨタの奥田元会長やキャノンの御手洗会長や日本郵政の西川社長の顔が浮かんでしまう。

このままプリウスが売れ続けると、どこまで販売実績を上げるのかわからないが、ある時点に来ると潮が引くみたいにプリウス離れが起こることは間違いない。
全国のプリウスドライバーは、ぶら下がり健康棒に疑問を持ち始めたあの朝を必ず迎えるのだ。

『あおる麻生に、乗る麻生、同じアホなら乗らにゃあ損損』







久しぶりに原田真二

2009-07-06 20:06:58 | Weblog
久しぶりに原田真二のコンサートに行ってきた。
ピースチャリティーコンサート「グローバルハーモニー」と題したものだったが、出演は原田真二ということでアラフォー~アラヒィフ世代の女性の方々が客席を占めていた。
原田真二といえば僕はほぼ同級生で、ということは完全にオヤジ世代になってしまったわけだ。
デビュー当時の原田真二の勢いは凄まじかった。
「てぃーんずぶるーす」から「キャンディ」「シャドーボクサー」と立て続けにヒットチャートを駆け登り、アイドル系ミュージシャンの先駆者としてテレビにも出まくり、彗星の如く現れたポップスターであった。
そんな彼も50歳を過ぎてしまったが、未だに現役バリバリで頑張っているらしい。
ギターとピアノのテクニックは昔より遥かに上達したようにも感じられたし、一世を風靡したハスキーボイスも健在である。
会場からは「真二!」の黄色い声援ならぬ、何とも味のある声援が飛び交い、根強い原田真二ファンの存在を知らされた。

広島、長崎、東京、NYで開催される今回のコンサートの主旨は平和そしてやさしさ。
地球上から戦争をなくし二度と広島長崎の悲劇を繰り返さないためにも、我々すべての心から自己中心的な考えを排除し、まわりを思いやれる「やさしさ」を持とうと呼びかける原田真二の行動はとても共感できる。
愛と平和の大切さを音楽を通じて地球上に届ける音楽活動こそが彼が目指していたものなのかもしれない。

原田真二と言えばと問われたら必ず「キャンディーアイラ-ビュ♪」とほとんどの人が決まった様に歌い出すが、まるで宇宙人の声と言えばと振ると誰もが「我々は宇宙人だ」と、自分ののどをチョップして震わせながらやるあれに近いものがある。
その「キャンディ」ももちろん披露してくれたし、最新曲の「コーリン」も凄くいい曲だった。
もしかしたら原田真二の人気が再燃するんじゃなかろうかと思えるような最高のコンサートであった。




今回だけは必ず選挙に行こう!

2009-07-03 16:41:42 | Weblog
「しかるべき時に判断して私が決めます」と言い続けなかなか決めきれない解散の日。
だいたい解散権なんてものを総理大臣が持つという日本の法律が良くない。
しかもその総理がこんなんじゃ、まるでなんとかに包丁だ。
今更ながらなんでこんな奴選んじちまったんだよと麻生タロウを担ぎ上げた自民党議員も嘆いている。
あの時は選挙の顔として自分達が選んだくせに、そんなことは忘れ腐って今は麻生おろしが実行されるのは必至だ。
今の自民党はもう末期的症状で、こうなりゃあ何だってやりかねない。
頼みの綱だったそのまんま東登用戦略もだめだったし、こうなれば公職選挙法違反、政治資金規正法違反で刑事告発されながらものうのうといまだに知事の地位に居直り続ける大嘘つき森田健作にでも出馬を要請しかねない。
完全無所属としらを切り通した森田健作は3日付けで自民党に離党届を出したが、イカサマ政治家もここまでくればあきれるのを通り越す。
国民からこんなに批判されながらも平気で知事でいられるその面の厚さ、図太さといい自民党最後の戦いには必要な男かもわからない。

しかるべき日というのはいったいいつなのか、都議選敗退後の麻生おろし吹きすさぶ時なのか、いまだに45度に傾いたあの口からははっきりした言葉がでてこない。
万が一、8月9日が選挙日にでもなれば長崎は大変だ。
平和と祈りに包まれる重要な日に総選挙なんてありえない。
9日は全ての公立学校では平和学習が行われるための登校日であり、投票会場には全く使えないし、市民会館、公会堂はじめ主要な場所は全国平和集会が実施されて開票のための会場など皆無である。
しかし、想像を絶する総理大臣麻生タロウならしかるべき日というのが9日というのがあり得る。
もしそうなるとこの日を一番嫌うのが長崎2区から出馬する久間元防衛大臣である。
「原爆しょうがない」発言で辞任し、いまだに謝罪もない久間氏には長崎県民は誰しも許せない感情をいまだに抱いている。
それが投票日が原爆祈念日ともなれば、忘れていた感情さえ思い起こさせ、「あの男だけは長崎県民として許せない日」という認識が高くなり久間氏に投票する人間などいなくなる。
久間元防衛大臣にしてみれば9日だけは避けて欲しいとタロウに懇願しているはずである。

今まで一度だって選挙なんて行ったことなかった若者でも今回の総選挙だけは必ず行って欲しい。
次からの選挙は別に行きたくなければそれでいいかもしれないが、とにかく一生に一度でいいから今回の選挙だけは一生の思い出として選挙に行って投票してもらいたいと切に願う。
今までの選挙なら誰に入れようが何にも変わらなかったかもしれないが、今回は確実にその一票も政権交代のための一票に数えられ、歴史的選挙結果を見届けられることになる。
そしてその時は堂々と自慢すればいい、「俺の1票が政権交代を実現させ日本を変えたんだ!」と。