南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

手ごろでガッチリ「裁判員保険」入れます!

2009-04-28 15:53:31 | Weblog
麻生自民党が政権にしがみつくために国民の税金を利用して作られた定額給付金が支給され始めた。
全国の自治体ではプレミア商品券なるものを販売して地域の経済活性化につなげようとしている。
長崎でも「あじさい商品券」が10%のプレミア付で販売されたものだから、長蛇までできてあっという間に完売した。
定額給付金の使い道は各家庭それぞれで、テレビのインタビューに出た人々はテレビの購入だの、家族旅行だのともっともらしい答えを述べている。
もし、僕が街頭インタビューでも受けて「今回の定額給付金は何にお使いになりますか?」なんて聞かれたら、「もちろん裁判員制度で選ばれた時の辞退金に使わせていただきます」と答えるつもりだ。
裁判の批判をかわす為に、国民の代表者を盾にしたり、おかざりにして自分達の責任をかわす為の制度なんて大多数の国民は反対している。
選ばれても10万円払えば辞退できるようになっている。
本当はその前にこんな糞みたいな悪徳制度は民衆の力でつぶしてしまわないといけないのだけど、間に合わなければみんなで辞退するしかない。
そのために今回の定額給付金は辞退金に使うべきだと僕は考える。
有難がってお買い物なんてしてる場合じゃない。
もし夫婦に子供が3人いる家庭なら84000円は支給されているはず、それに不足分の16000円足してイザと言うときはスパッと辞退金に使うのが最高の使い道になるはずだ。

保険みたいなものを勝手に作っていいんだったら「裁判員制度辞退保険」を作って、加入したい人は1人12000円づつ保険料を払い、万が一赤紙が来たときには保険料10万円がもらえるという保険でも発売したらいい。
「1人が万人のために、万人が1人のために」という相互扶助の精神に則りこんな保険作ったら売れるだろうな。
それにしても「郵政民営化」にしても「裁判員制度」にしてもやりたい放題やって日本をダメにした小泉純一郎は、至上最悪の置き土産をしてくれたものだ。




草なぎ剛が保護されず逮捕された理由(わけ)

2009-04-23 20:21:37 | Weblog
SMAPの草なぎ剛が逮捕された。
マスコミは一斉に一面で報道合戦、号外まで飛び出し日本列島に草なぎ逮捕のニュースが吹き荒れた。
鳩山大臣のコメントまで飛び出し、国家的問題に発展しようという勢いだ。
民主党の小沢代表の秘書逮捕の時と似たような臭いがする。
今回も「逮捕ありき」という感が拭えない。
ニュースの報道のし方も街角のインタビューに応える人は一様に「まさかあんなことする人とは思わなかった」「信じられない」「がっかりした」とお決まりの台詞。
鳩山大臣にいたっては「最低の人間だ」とこき下ろす始末。
一連の報道で草なぎ剛は完全に叩き潰されてしまう。
警察や検察が正しいものと信じ込んでいる愚かな国民を意識操作するぐらいはほんの半日で出来てしまうことが実証された。
しかもマスコミがそれに加担し、視聴率獲得合戦がスタートするわけだから、それこそあることないこと話を作らされて人権を無視した報道が垂れ流されることになる。
これに新聞が書くことを鵜呑みにする今時おめでたい人々が話に輪をかけ始める。

かわいそうな草なぎ剛は陰謀にはまったとしか言いようがない。
公園で酒飲んで裸で叫んでいる人間なんて日本中いくらでもいるはず。
結婚式の披露宴で全裸になってテーブルの上で頭にロウソウを挿して踊った人間だって僕は見たことがある。
それを今回は警察が即「逮捕」という行動をとった。
その上、家宅捜査に薬物検査を実施。
そしてスピーディーなスポンサー降板。
明日からは東京地検の執拗なまでの剛いじめが始まるのだ。
これには必ず何か裏がありそうな気がする。
現時点では誰が何の目的での陰謀なのかがまだ見えてはこないが、臭いだけはプンプンする。
ちょうど植草一秀氏が国家権力にまんまと罠にハメラレテしまった陰謀に似たものを感じてならない。
マスコミで報道される話と真実は違うはずだということを肝に銘じて草なぎ報道を受け取るべきだ。
本当はあばかかないといけない世の中の悪をもみ消すため、もしくはそれらから目をそらせるために、草なぎ剛が犠牲にさせられてしまったのかも分らない。
今回の事件が「SMAPの草なぎ剛が酔って逮捕されてしまい残念な話」ぐらいにしてしまうことが恐ろしいことかもしれない。
僕と同じ感性を持つ人たちは必ずいるはずです。


俺は完全無所属の男だ!

2009-04-17 22:38:22 | Weblog
日本でも珍しく芸名で知事をやってる森田健作千葉県知事。
県知事ってのは芸名のままやっていいなんて知らなかった。
だったら東国原知事だって「そのまんま東知事」でもよかったろうにね。
今回その芸名におんぶに抱っこで当選を果たした森田健作がとんでもない男だったことが分ってきた。
その昔、森田健作といえば僕ら世代の人間には兄貴的な存在で一時代を築いたヒーローでもあった。
叫びながら竹刀を持って鎌倉の砂浜を走る森田健作の姿は意味もなく輝いていた。
しかし、それはあくまでドラマの中の話だったのである。
時が流れてまともな俳優としての仕事もなくなったオッサン森田健作は政治の世界に飛び込んだ。
そこまではよかったが、欲を出して県知事なんかになろうとしたのが間違いだった。
宮崎の東国原知事や大阪の橋下知事に続きたかったのか、自分の才能を過信してしまい身の程知らずのことをやってしまったとしか言いようがない。
そもそも竹刀振って叫ぶだけの芸風しかないんだから考えることが浅過ぎた。
たぶん「公職選挙法違反」なんて彼の辞書にはない。
「そんなもなぁーどうだっていいんだよ!なっ吉川くん」
「俺が完全無血じゃない、完全無所属って言ってるから無所属なんだよ」と分けの分らないコメントを平気で言う有様。
そもそも森田健作は無所属という意味が分ってないと思う。
約1ケ月くらいは県知事の椅子にも座れたんだからもうそろそろ潮時じゃないだろうか。
ドンキホーテに金返せば済むって問題でもないし、迂回までさせて懐に入れ込む政治献金といい、れっきとした自民党なのに票欲しさに県民を欺く今の森田健作にはあの頃の青春の輝きはかけらもない。
これ以上知事の椅子にしがみつき居直り続けるなら森田健作に未来はない。
ここはひとつ男らしく栃木県の漫才コンビU字工事のギャグ「ゴメンネ、ゴメンネー!」とかっこよく辞任した方が森田健作らしい。
今ならその話題性でバラエティ番組でも十分稼げるし、ドンキホーテのCMに出ようものならかなりインパクトは強いはずだ。






ルーブル美術館展

2009-04-12 22:32:48 | Weblog
今日は上野で開催中の「ルーブル美術館展」に行ってきた。
開催以来凄い人気でもうすぐ来場者が30万人を超えるという勢いらしいので、もしかしたら、この僕がそのめでたい30万人目の客になるんではというかすかな期待を抱きつつ入り口にさしかかったが何の動きも発表もなかった。
聞けば4日前にその30万人目は達成されたとか(残念)
一度でいいから「あなたが来場者何万人目ですよ!」と言われてみたいものである。

展覧会ではルーブル美術館から貸し出された17世紀の名画の数々が展示されていたが、中でもフェルメールの《レースを編む女》はひときわ人気があって人だかりの山だった。
この絵が日本に来るのは初めてということで一番の目玉になっている。
フランスのルーブル美術館には今からちょうど19年前の4月に行ったのであるが、その時は朝から一日かけてルーブル美術館の中をゆっくり観て回ったのを覚えている。
もちろん一番感動したのは本物の『モナリザ』で、撮影禁止のモナリザの前でヌケヌケと絵に並んで撮ってしまった証拠写真は今も大事な宝物である。
しかし、19年前今回の『レースを編む女』をルーブル美術館で観た記憶は全くないのは何故だろう。

素晴らしい絵画の数々を見終わり美術館を出たら、いきなり「裁判員制度反対」の活動を行ってる方々から署名を求められた。
個人的には裁判員制度には反対であるのでももちろん署名はさせてもらった。
その人も言ってたが、裁判員制度は一種の「赤紙」の様なもので国民はビクビクしながらその到着がないのを祈りながら待たねばならない。
選ばれる確率的にはルーブル美術館展の記念来場者に選ばれるよりかはるかに低い確率だとは思うが、出来れば廃止してもらいたいと多くの国民が思っている。
当たった場合、断るためには10万円が必要らしいので、我が家では今回の自民党のばらまき定額給付金の使い道はこのためのお金に使わせてもらうつもりだ。
鑑賞するのは芸術的な絵画に限り、決して事件の写真ではないことが望ましい。
しかも、裁判所で希望していないことさせられた挙句、それを誰かに喋ったりすれば6ケ月の懲役、50万円の罰金が取られる。
ますます極悪非道な制度じゃある。
みんなで廃止に追い込もう!(とその方々が声高らかに叫んでました)
ところで撮影禁止のルーブル美術館の『モナリザ』は罰金っていくらくらいかかったんだろうね。








浮かれてる場合ですよ若田さん

2009-04-10 17:38:35 | Weblog
先日宇宙ステーションに長期滞在を続ける若田さんと「ニュースZERO」の交信が番組内で行われた。
宇宙との交信とは思えないほどの鮮明な映像でびっくりした。
まずスタジオのキャスターたちが挨拶を交わす中で、小林麻央が「若田さん、浮かれてますけど・・・」
確かに映像の中の若田さんは無重力状態で体はプカプカ浮いてはいたけど、どう聞いても僕には若田さんが、浮かれた気分でいるんだとしか取れなかった。
だいたいは天然キャラの小林麻央ではあるが、そう感じたのは僕だけだったんだろうか。
番組内ではいろんな有名人からのリクエストに応えて若田さんは、イナバウワーや平泳ぎやいろいろさえられていたが、サービス旺盛な若田さんの人柄が伝わって楽しい内容であった。
もし僕が若田さんにリクエストできるなら、真っ白いおにぎりに丸味屋のすきやきふりかけをかけてプカプカ浮きながら食べてもらいたかった。
その昔、俳優の白木みのるが宇宙船の中でプカプカ浮きながら浮かんでるおにぎりを発見し「おにぎりだ!」そして隣に浮かんでる丸味屋のふりかけを見つけ、「すきやきだ!」と叫び、片手におにぎりをつかみ、もう片手に持ったふりかけを下から降りかけると上手におのぎりのふりかけがかかるというCMだった。
まだ小学生だった僕はあのCM見ながら将来は宇宙に行ったら必ずあれをやってやると心に決めていた。
下からかけたふりかけが無重力で逆に上に上がってゆく映像は子供の頃の僕の脳裏に深く刻み込まれてしまったのだ。
「NEWS ZERO」でも誰かリクエストしてくれないかなとかすかな希望を持って見ていたけど、残念ながら願いは叶わなかった。
たぶん僕と同世代の人たちなら覚えているCMだとは思うんだけど、村尾キャスターなら知ってるとは思ったんだが。

宇宙といえばこの前の北のミサイル騒ぎの中で、通信衛星を打ち上げたって北は言い張っているようであるが、どこにもその通信衛星とやらは確認できないそうではないか。
「成功したものは成功した」とゴリ押したい気持ちは分かるが、じゃどれがあんたんとこの衛星なの?と聞いてみたい。
しかし、あんまり攻めても仕方がないので「はいはい分かりました」ってことにして衛星打ち上げに成功したってことにしとくしかなさそうだ。
番組の中で若田さんが「あの日私もずっと下の方見てましたが、こちらには何にも上がってはきませんでしたよ」なんて言いでもしようものなら、「それはうっかり見逃したから」と反論される。
その理由として「彼は宇宙船の中でウカレテいた」からだとさ。