南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

やらせも大いにあるある大事典

2007-01-21 00:47:55 | Weblog
前々から怪しいと思っていたけど、テレビ番組「発掘あるある大事典Ⅱ」でのやらせがやっと発覚した。 
納豆が各地で売り切れ状態になってたのはやっぱり「あるある」の仕業で、しかもそれは視聴者を馬鹿にしたやらせによるものだった。 
そもそも「あるある」ではバナナがいいとなればバナナに群がり、寒天がいいとなれば寒天に群がり、放送のあった翌日からその品物が飛ぶように売れる現象を悪どい奴らが見逃すわけがない。 
業者もあの手この手を使い、番組で取り上げてもらうように仕掛けるに決まっている。 
それにまんまと踊らされる大衆もしょうがないが、儲かるためにはなんだってやるのが今の風潮だ。 
しかし本当にテレビの影響力は凄いものがあり、あきらかに誇大表現とわかっていても信じさせられてしまう。 
今話題の不二家の商品だってこの「発掘あるある大事典Ⅱ」と組んで『ミルキーで糖尿病が完全に治った!』とか『カントリーマームはダイエット効果抜群!』などというでっち上げで番組を作れば売れ始めるに違いないのである。 
今日のニュースでは各テレビ局が鬼の首でも獲ったような顔してフジテレビを非難していたが、自分とこだってさんざんやってきたNHKや日本テレビやTBSが言うからおかしくてしょうがない。 
僕なんか前々から「発掘あるある大辞典」の裏事情を聞いていたから、今回のことにしたって今更驚きもしていない。 
保険特集の時にもスポンサーが莫大な広告料を払うアリコジャパンじゃ内容は最初から仕組まれているのが見え見えだったし、出演タレントの志村ケンがへんなこと言えるはずもなく不自然極まりなかった。 
もうそろそろこの番組も潮時かもしれないし、先週からスタートした同じ時間に裏でやっているキムタク主演のTBSドラマ「華麗なる一族」に心おきなく移行出来る気がする。 

こういう不祥事の事件は連続性の法則で続くものだ。 
不二家、フジテレビ系列・・・次もやっぱり「フ」からはじまる会社なんだろうね。


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1 コメント

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フジから始まる… (カエルン)
2007-01-25 01:10:54
うまい!
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