南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

心の夏

2013-07-29 22:08:04 | Weblog

子供の頃に過ごした遠い夏の日。
心の中にいつまでも残っている僕だけの夏。
日本の夏をテーマにした曲『心の夏』
http://t.co/2wNVaIfySn

 心の夏

心の奥に残る
遠い夏の思い出は
セピア色に今はあせた大きな向日葵
夕立 雲の切れ間から青い空がのぞく頃
麦藁帽子と蝉の声 駆け出す僕がいた。



井戸に冷えたスイカ
ほおばる笑い声
軒の下で風に揺れてる涼しげな風鈴
浜辺のざわめく声にいつも夏を感じていた
潮の香りと水平線 追い駆けた影法師


浴衣に下駄の音
金魚すくいの店先で
夜空光る打ち上げ花火を見上げた夏祭り
絵日記 ページをめくり過ぎた夏を想う頃
蚊帳で寝ていた楽しさをふいに思い出す。


夕立 雲の切れ間から青い空がのぞく頃
麦藁帽子と蝉の声 駆け出す僕がいた 心の夏の中。

Facebook卒業します

2013-07-23 01:02:57 | Weblog
facebookから卒業することした。
AKBの篠田麻里子や板野友美じゃないけど僕もそろそろfacebookから卒業しようかと思ってる。
冷やもん好きでSNSとやらにも一応絡んでおこうかと2年程続けてきたが、最近はいい加減疲れてきた、というかfacebookに割いている時間が無駄に思えてしょうがなくなった。
僕の場合アカウントを2つ持っており、ひとつは実名、もうひとつは架空の偽名で持っている。実名の方は本当に情報交換がしたい知人だけを承認しているから友達の数も一桁。もう一方の架空の方は無差別に友達承認と申請をおこなっているから3000人にのぼる。実名の奴は当たり障りのない写真と出来事くらいしかアップしていないが、架空の奴じゃその殆どが政治ネタで時にはまるで自分の鬱憤でも晴らす様な写真まで掲載して発信し続けた。しかし今回の参議院選挙の結果を見ても分かるように所詮facebookでの発信など戯言のひとつでしかないことを思い知らされた。もちろん中には僕の考えに賛同してくれてイイネをくれる方々もいるけど、恐らくたいした考えもなくただ通りすがりにイイネボタン押した人が大半かもしれない。ネットでいかに発信して一つのムーブメントを起こし政治まで変えようとしてもそれは自己満足でしかないようだ。超高齢化の日本では人口の殆どが老人だ。しかもこの老人たちのほとんどは新聞、テレビが流すニュースはうのみにし、全てが真実を伝えているものと疑う余地もない人種だ。NHKには絶大な信頼を寄せキャスターのコメントが正しい判断であり、世論調査が捏造されていることすら知る由もない。国民の大半を占める老人たちはごく少数の賢い老人を除きほとんどはインターネットには無縁で全く別の世界に生きている。ところが真面目に選挙に行くのはこの老人たちなのである。アベノミクスで日本の景気は良くなると信じ込まされ、原発を再稼働させないと電力量不足になって大変なことになると信じ込まされ、福島原発は既に終息されたと信じ込まされ、消費税増税をしなかったら日本は破綻しかねないと信じ込まされ、TPPに参加しないと世界から日本は取り残されると信じ込まされ、沖縄の辺野古基地は必要なんだと信じ込まされ、憲法は改正するのが強い日本を取り戻せると信じ込まされているだけなのである。
この老人たちにはネットからの情報がないから真実を知らない。検察や裁判所は正義の見方だと信じているし、小沢一郎が検察の暴走によって既得権とマスコミから謀略を受けたことなど全く理解していないどころか未だに小沢一郎が悪人だと思い込んでる老人さえもいるくらいだ。戦時中に大本営発表を聞かされ疑う余地もなく信じ込み悲惨な戦争に突入させられた教訓は生かされることもない。
マスコミの誘導により選挙結果が早い段階の内から報道されていた策略が功を奏して、若い世代に投票に行くことの無意味さが見事に植え付けられた。投票率が低い程政府にとっては好都合である。世論操作された老人たちのみの投票で全てが決められるのが今の選挙だ。
ネットの中では自分で考える事ができ、何が正しいのか判断出来る人たちがたくさんいるし、多くの賢い国民が覚醒し始めて真実に気がつき始めている。しかしまだまだネットでの影響力はその反対勢力を上回る所まで達していない。
僕もTwitterやfacebookで発信続けたがその無力さには思い知らされた。
何処かの国のようにSNSで政権までも倒すというのは今の日本では程遠い話なのかもしれない。
以上の様な理由で僕は一旦facebookからは卒業することにするが、時間の問題で多くのユーザーがfacebookに飽きがき始めるはずだ。リア充を装い、何を食べただの、可愛い子供がどうしただの、ペットがどうしただの、皆で飲んでますだのを見も知らぬ他人に報告することの無意味さにやがて気がつくはずだ。しかもかなりの時間を割いてそのことに精を出すことに何の意味があるんだろうとある時点にくれば気がつくはずである。自分の個人情報を自ら世間に垂れ流し、家族までもがその巻き添えを食ってしまう無防備さにもやがて気がつくだろう。Twitterのフォロワーでは芸能界一のあの有吉でさえTwitter撤退宣言を出している。理由はもう飽きたからだという。
 
 
 

トルコライス騒動

2013-07-11 13:39:37 | ニュース
長崎の名物として今や全国でも有名なトルコライス。
そのトルコライスにトルコ料理人連盟から異論が出た。
そもそもあの料理がなんでトルコライスと呼ばれているのかがよく分からない。日本のトンカツ、中国の炒飯、西洋のスパゲッティが同じ一つの皿に盛られてるのが何故トルコなんだ?イランでもイラクでもサウジアラビアでも良かったのではと思いもするが、最終的にはトルコライスという言葉の響きが長崎人の耳に馴染んだということも考えられる。
トルコ人にしてみれば別に国名を使われるのはやぶさかではないのだろうが、豚を食べない習慣のあるトルコで豚カツの入ったトルコライスはねーだろうというのがツッコミ所なのである。
日本の寿司も外国に行ったらいろんなものが乗せられ、巻かれていたりする。
それでもそれは寿司として外国人に食べられ、寿司の姿が信じられないようなものになっていたりもする。
そんな寿司を目の当たりにした日本人は「こんなもん寿司じゃねー」と思いたくなるはずだ。
トルコライスの場合は元々トルコの伝統料理であるトルコライスに勝手に豚肉を使われたからという様な問題ではなく、勝手に作った料理にトルコライスと名付けたはいいが、国名を使うからには豚肉入れたらダメでしょという感じだと思う。
ついでに言わしてもらうなら米という炭水化物の上にスパゲティという炭水化物をダブって乗せるという点もトルコ人には気に入らないみたいだ。ここを指摘されると食物栄養学的分野の問題にも行き付くのだが、それは個人の好みの問題であってどんな食べ合わせで食べようと他人にそれを指摘されることではない。現に日本人はうどんを食べる時におにぎりも一緒に食べるし、いなり寿司だって好んで食べるし、リンガーハットのちゃんぽんランチにはおにぎりも付いてくる。炭水化物に炭水化物は決して邪道ではないのだ。それよりマヨラーと呼ばれ全ての食べ物にマヨネーズをぶっかけて食べないと気が済まない若者たちの存在の方を責めるべきではないだろか。マヨラー道を極めたマヨラーになると常にマヨネーズを持ち歩き、レストランでも食べ物が運ばれるや否やあからさまにマヨネーズを取り出しぶっかけ始める。レストランくらいならいいが、これがちゃんとした寿司屋のカウンターでやろうもんならひんしゅくもんである。
 
今回のトルコライス騒動は一応トルコ人からの異論として真摯に受け止めなくてはいけない。だったらソープライスにでも改名すればという冗談はさておいて、豚を使わない新トルコライスも考えるべきかもしれない。例えば大豆タンパクを使った豚カツに見せかけたものとか。しかしそうなると長年トルコライスを作り続けてきた店側もマガイモンば出してまで作りとうはなかと言い出す。ここはどうか歩み寄ってトルコとトルコライスの将来のためにも打開策を考えて行かねばならない。
今回のことで長崎のトルコライスが注目度を浴びることになりそれはそれで良かったが、長崎にはトルコライスの他にも古くから長崎人にだけ愛されてきたハリケーンライスというライスメニューがある。長崎の若者が集った今はなきムーンシャインという店で一世を風靡した伝説のライスだったがそのハリケーンライスがどうしても食べたいと思ったならば夢彩都にある桜ハウスに行けば食べることが出来るそうな。