長崎新聞の紙面に「うず潮」というコラムがあるが、定期的にいい文章を書かれているのが諫早市立図書館長の平田徳男氏。
実は平田徳男氏は僕が長崎県立長崎南高等学校時代の国語の恩師でもある。
高校時代といってももうかれこれ35年以上も前の話でまだパソコンも携帯もない頃の話になる。
当然平田先生も教師は退任され今では図書館長をされているわけだが、そのお元気振りをいつも新聞のコラムで確認させてもらっている。
つい先日のコラムでは教師時代の事が書かれてあった。
その中で生徒を褒めて育てることの大切さを強調しており、自分にはなかなかそれが思うように出来ていなかったとの反省の弁が述べられていた。
僕はそのコラムを読みながら忘れもしない高校時代のある日の国語の時間を思い出した。
その日は現代詩を読んでその解釈を自分なりに解説するという宿題の発表の日だった。
数人が指名されて詩の解釈を発表したが、僕から言わせるとどれも優等生的解釈で面白くもなんともなかった。
最後に指名された僕はそれは面白おかしくその詩を解釈した。
たぶん「お前は何考えてるんだ!授業をなめてんのか!」くらいのお叱りの言葉をもらう覚悟で自由な発想をぶちまけた。
教室中では僕の発表で大爆笑が起きたがその後の平田先生の言葉はお叱りどころか「君はそういう才能があるんだな、素晴らしいものを持ってるな」と褒めてくれたのだった。
それからというもの平田先生の授業がとても好きになり、面白い文章を書くことに喜びを覚えるようになった。
自作の歌をたくさん書いてこれたのも、エッセイ執筆してきたのもあの時の平田先生から褒められたことがもの凄く影響している。
人は褒められると伸びるというのは本当にそうなんだと実感している。
もともと僕が作曲を始めたのも長崎南高校の音楽の西村先生に「君は作曲の才能がある」と褒められたのが始まりである。
たぶんあれがなかったら曲なんて作ってなかっただろうしこの年になっても音楽やっているのは先生のたったひとことの褒め言葉のお蔭である。
平田先生はたぶんあの日僕に対して最高の賞賛の褒め言葉を贈ってくれたことを忘れているのだろう。
新聞のコラムを読みながら「先生そんなことはありませんよ、僕はあなたから褒められたことは35年以上経った今でも絶対に忘れることのできない大事な思い出として心の中になおしているんですよ、そして感謝しています」とつぶやいてみた。
これからも長崎新聞の平田先生(諫早市立図書館長)のコラム楽しみにしています。
実は平田徳男氏は僕が長崎県立長崎南高等学校時代の国語の恩師でもある。
高校時代といってももうかれこれ35年以上も前の話でまだパソコンも携帯もない頃の話になる。
当然平田先生も教師は退任され今では図書館長をされているわけだが、そのお元気振りをいつも新聞のコラムで確認させてもらっている。
つい先日のコラムでは教師時代の事が書かれてあった。
その中で生徒を褒めて育てることの大切さを強調しており、自分にはなかなかそれが思うように出来ていなかったとの反省の弁が述べられていた。
僕はそのコラムを読みながら忘れもしない高校時代のある日の国語の時間を思い出した。
その日は現代詩を読んでその解釈を自分なりに解説するという宿題の発表の日だった。
数人が指名されて詩の解釈を発表したが、僕から言わせるとどれも優等生的解釈で面白くもなんともなかった。
最後に指名された僕はそれは面白おかしくその詩を解釈した。
たぶん「お前は何考えてるんだ!授業をなめてんのか!」くらいのお叱りの言葉をもらう覚悟で自由な発想をぶちまけた。
教室中では僕の発表で大爆笑が起きたがその後の平田先生の言葉はお叱りどころか「君はそういう才能があるんだな、素晴らしいものを持ってるな」と褒めてくれたのだった。
それからというもの平田先生の授業がとても好きになり、面白い文章を書くことに喜びを覚えるようになった。
自作の歌をたくさん書いてこれたのも、エッセイ執筆してきたのもあの時の平田先生から褒められたことがもの凄く影響している。
人は褒められると伸びるというのは本当にそうなんだと実感している。
もともと僕が作曲を始めたのも長崎南高校の音楽の西村先生に「君は作曲の才能がある」と褒められたのが始まりである。
たぶんあれがなかったら曲なんて作ってなかっただろうしこの年になっても音楽やっているのは先生のたったひとことの褒め言葉のお蔭である。
平田先生はたぶんあの日僕に対して最高の賞賛の褒め言葉を贈ってくれたことを忘れているのだろう。
新聞のコラムを読みながら「先生そんなことはありませんよ、僕はあなたから褒められたことは35年以上経った今でも絶対に忘れることのできない大事な思い出として心の中になおしているんですよ、そして感謝しています」とつぶやいてみた。
これからも長崎新聞の平田先生(諫早市立図書館長)のコラム楽しみにしています。