南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

人もおだてりゃ木に登る

2011-10-29 22:49:29 | Weblog
長崎新聞の紙面に「うず潮」というコラムがあるが、定期的にいい文章を書かれているのが諫早市立図書館長の平田徳男氏。
実は平田徳男氏は僕が長崎県立長崎南高等学校時代の国語の恩師でもある。
高校時代といってももうかれこれ35年以上も前の話でまだパソコンも携帯もない頃の話になる。
当然平田先生も教師は退任され今では図書館長をされているわけだが、そのお元気振りをいつも新聞のコラムで確認させてもらっている。
つい先日のコラムでは教師時代の事が書かれてあった。
その中で生徒を褒めて育てることの大切さを強調しており、自分にはなかなかそれが思うように出来ていなかったとの反省の弁が述べられていた。
僕はそのコラムを読みながら忘れもしない高校時代のある日の国語の時間を思い出した。
その日は現代詩を読んでその解釈を自分なりに解説するという宿題の発表の日だった。
数人が指名されて詩の解釈を発表したが、僕から言わせるとどれも優等生的解釈で面白くもなんともなかった。
最後に指名された僕はそれは面白おかしくその詩を解釈した。
たぶん「お前は何考えてるんだ!授業をなめてんのか!」くらいのお叱りの言葉をもらう覚悟で自由な発想をぶちまけた。
教室中では僕の発表で大爆笑が起きたがその後の平田先生の言葉はお叱りどころか「君はそういう才能があるんだな、素晴らしいものを持ってるな」と褒めてくれたのだった。
それからというもの平田先生の授業がとても好きになり、面白い文章を書くことに喜びを覚えるようになった。
自作の歌をたくさん書いてこれたのも、エッセイ執筆してきたのもあの時の平田先生から褒められたことがもの凄く影響している。
人は褒められると伸びるというのは本当にそうなんだと実感している。
もともと僕が作曲を始めたのも長崎南高校の音楽の西村先生に「君は作曲の才能がある」と褒められたのが始まりである。
たぶんあれがなかったら曲なんて作ってなかっただろうしこの年になっても音楽やっているのは先生のたったひとことの褒め言葉のお蔭である。
平田先生はたぶんあの日僕に対して最高の賞賛の褒め言葉を贈ってくれたことを忘れているのだろう。
新聞のコラムを読みながら「先生そんなことはありませんよ、僕はあなたから褒められたことは35年以上経った今でも絶対に忘れることのできない大事な思い出として心の中になおしているんですよ、そして感謝しています」とつぶやいてみた。
これからも長崎新聞の平田先生(諫早市立図書館長)のコラム楽しみにしています。



山本太郎を守るために掲載

2011-10-02 20:37:29 | Weblog
山本太郎さんが出演したテレビの動画が予想通り削除されました。
当ブログにてその内容を特別掲載させていただきます。  


山本太郎:京都の告発者は、現場で何も見ていない方ですね。告発者のバックに何か大きな力が働いていると思います。兵糧攻めにしようとして。 

山本太郎:告訴受理された時点では、何も犯罪者ではないですね。起訴されたその先で決まるわけですから。でも、受理された、という時点でほとんどびびってしまいますね、テレビ局の使う側、番組制作会社としては。だから僕は今、地上派というのは出られない状態です。 

遙洋子:電力会社の独断で再稼働することはありますか? 有馬晴海:国の政策として強行することもあるが、一応地元の了解を取るということに今はなっている。 山本太郎:地元っていうのは交付金もらってる範囲までですね。だから駄目ですね、皆ズブズブの関係なんですから。

山本太郎:今、この状況で、原発が無くても乗り切れるわけですよ、水力・火力の稼働率を上げれば、エネルギーは余り有るということが証明されている。  たかじん:上げようとしないのは、何かがあるということですね? 山本:もちろんです。 

山本太郎:テレビ・メディアが構造的に買収されている部分があって、本当の事が表に出てこない。だから福島の高濃度汚染地域に住んでる人達も移住させてもらえない現実があるというか、人々を本気にさせない、情報から完全に遮断してしまっている現実がある。

周りの現状は? 山本太郎:もちろん、同じ芸能界の人達は応援してくれています。「俺は出来へんけどな」という人もいる。でも、しょうがないですよ。だってスポンサーありきなんですから、この世界は。スポンサーに唾を吐くというのは絶対に許されないわけですね。(続く) 

たかじん:山本君は今日明日にでも全部の原発を止めろという考えですね? 山本太郎:本当に生き延びたいんだったら、そうするべきですよね。全国的な原発の流れとしては、下に断層が通っているにもかかわらずその上に造るという感覚ですから。そのリスクへの対策が全く取られていない。 

山本太郎:なぜなら、コストダウンさせるためです。今の日本、海岸線に54基もある中、地震の活動期にあって、これから津波が来ないなんて予想、全く無いじゃないですか。とにかく、今生き延びるためには原発止める以外に何かあるんですか?って話ですよね。 

山本太郎:政府は、子供は20㍉シーベルト、大人は100㍉シーベルトまで大丈夫だと言っているが、国際的にはそれぞれ1㍉シーベルトなんですよ。それを20倍でも100倍でも平気だと言ってる。だから、国民が一番思わなければいけないのは、このままじゃ殺されるということです。

山本太郎:奴らが狙っているのは何か?目の前のお金だけ。先のことは考えていない。今、片っ端から賠償・補償していったら、おそらく日本経済は破綻するでしょう。でも、人の健康が先にある破綻であれば、大丈夫じゃないですか。いつかやり直しが効く。

山本太郎:このまま人々を移住させずに見殺しにする政策のままだったら、先々に絶対来る経済破綻の際に、人々の健康が担保されていなければ、本当の終わりですよ。その先日本はどうなるか?核廃棄物の置き場として繁盛するしかなくなるわけですよ。 

山本太郎:元々、原子力というのは、核廃棄物の処理方法が決まっていない。何万年にも渡って置いたままじゃないですか。処理方法が何も決まっていないのに、先々の人類が発明してくれるだろうというような、いいかげんなものなんです。それを推し進めて来たことに間違いがあった。 

山本太郎:発電する事によって日常的に被曝されている方がいるわけですね。今、これだけの事故が起こったのに、それをフォロー出来ていない体制。切り捨てですよ。こんな状態を同じ日本人として、そういう目に遭っているのにそこに手を差し延べないということに凄く憤りを感じる。

山本太郎:それは、テレビ・新聞など本当の事を流さないメディアの罪だと思います。人殺しに荷担しているだけだと思います。ここで日本が変わらなければ、この先の日本は無くなる。

山本太郎:現実として、いろんな世界を根深く構造的に買収してきた原子力という世界の中で、僕は一市民として声を上げてるだけです。現状は、収入は10分の1以下になりました。でも声を上げなければ駄目なんです。関西はちょっと遠いから大丈夫なんて思ってたら大間違いですよ。 

山本太郎:今、高濃度に汚染された地域にまだ人は住んでるんですよ、国の政策で。そういう人達を早く移転させないとこの先どんどん健康被害が広がっていく。チェルノブイリ周辺のベラルーシでは、事故から25年経った今、そこで健康に生まれてくる赤ちゃん、15%しかいないんですよ。

山本太郎:これを日本に重ね合わさない理由がありますか?日本はチェルノブイリを越えてるんですよ。史上最悪の事故なんですよ。こんな規模の事故は世界史上初。今、市民が声を上げないと駄目。だって皆さんの町にも放射性瓦礫が来るんですよ。それによって被曝するんです、皆さんは。

山本太郎:僕、殺されてしまうかもしれないから、このように言いたいこと言いました。また呼んで下さい、殺される前に。お願いします。  #関西テレビ#たかじん胸いっぱい