こんな赤ん坊はやだ

日曜日の朝刊には毎週「とっとって」なる別冊の情報誌が付いてくる。
その中で我が家の自慢の子供の写真の投稿を特集するページがあるが１００人ほどのさまざまな顔をした赤ちゃんの写真が載っているのでいつもそれを見ながら癒されている。
赤ん坊というのはそれが他人の子であっても見ているだけで心が和む。
しかし赤ん坊といってもいろんな顔があるものだといつも見ながら思うものである。
そんな時ふと考えた。

タイトル『こんな赤ん坊はやだ』
「笑うと銀歯が見える赤ん坊」
「鼻毛が出てる赤ん坊」
「呼びかけると舌打ちをする赤ん坊」
「愛想笑いをする赤ん坊」
「オムツを替える時に恥ずかしがる赤ん坊」
「あごで指図する赤ん坊」
「足が既に臭い赤ん坊」
「腰にくびれがある赤ん坊」
「口が臭い」
「居留守を使う」
「過去を悔やむ」
「妙にこびてくる赤ん坊」

実際にはこんな赤ん坊はいないだろうが今の全ての大人たちも誰もが純粋無垢な赤ん坊だったのである。