南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

どうなる日本の景気

2008-10-29 02:31:48 | Weblog
いったいどこまで下がってしまうのか日本の株。
生保なんて株式の含み益なんて消えちゃっていつ潰れたっておかしくない状態だ。
こんな生保に命と財産預けっ放しの善良な庶民は心配でならないはずだ。
なんで株が下がると生保がやばくなるの?と初歩的な疑問を抱く人がいるけど、生保は契約者から集めた金を投資、簡単に言えば「バクチ」によって増やして契約者に約束した金を還元している。
ところがバクチで突っ込んでいた株式がこんな状態だから約束した金どころか本体の経営すら危ない状態に落ち込んでいる。
アリコなんて親会社のAIGはとっくに国家管理になり、破綻したも同然なのにその身売り先も決まらずいる。
しかもそんな状態にもかかわらずCMだけは毎日垂れ流しているのは何かの魂胆があってのことなんだろうか。
この期に及んでさらに金を集めて何する気なんだろう。
バクチで失敗した金融機関を助けるために庶民から集めた10兆円もの税金を注入すると麻生総理が発表したが、そんなもの助ける前にもっと困ってる国民を助けるべきじゃないのと思う。
バクチに手を染めてこけたのは自業自得なんだから生保や銀行のひとつふたつ潰れるのは仕方がないことだ。
麻生総理は銀行などが貸ししぶりをしない様にと10兆円をもの血税を投入するつもりなのだろうが、当の金融機関がはたして正直に従うなんて信用していいものか。
僕なんかネコババするんじゃないかと心配でならない。
どこかの国に真心の救援物資を送っても、幹部連中だけがせしめてしまい、下々の人たちには届きもしていないという同じ話にならなければいいが。

日本の景気を立て直せるかは麻生総理の手にかかっている
自民党のテレビCMでも景気対策は最優先だみたいなことは言っている。
それなのに麻生総理がつい何日か前北京に行って述べたコメントには正直驚いた。
日本の景気対策なんかよりも世界における国際的役割の方が重要だと発表したのだ。
あの瞬間、麻生総理の人間性がわかった。
その場その場でええ格好するためなら何だって言う人間だったのだ。
その証拠に、帰国したらすぐアキバの街頭演説では「国内の景気回復が何よりも先」だって。
自称オタクの見方を気取ってオタクからの支持を得ているつもりだろうが、アキバのオタクたちも馬鹿じゃない。
「もうあんたみたいな奴はアキバには来るな!」とそんな目で見ていた。
麻生総理は、アキバのオタクなんて人間は、ニュースなんか見ないから前の日に自分が北京で喋ったことなんて知りもしないはずとたかをくくっていたにちがいないのだ。
最後の頼みの綱、アキバにも見切られてしまう結果となった麻生総理。
やっぱ二枚舌はいけないっしょ。
たしっかに!