昭和天皇は、敗戦に伴って「現人神」から「人間」になった。
現「天皇」は、孤独を語ることによって、人間になりたいと訴えた。
「天皇という立場は孤独とも思える…」と語ることにより、「神」ではないことを示した。
象徴とはいえ、「天皇」は多くの国民にとって権力を持たない「王」という位置づけだ。
何となく頭を下げざるを得ない存在は、普通の人間ではないし、「日本国民」でもない。
「帝王学」を学び、孤高の人であることは当たり前であり、「孤独」などとは言わない。
我々の言葉で言えば、「泣きをいれた」のだ。
息子の妻が、たいへん疲れ、参っている。自身も年をとって弱くなった。
二男が後釜を狙っているようだが、争いは見たくない。
政府をあずかる現首相は、周辺国との軋轢を恐れないそぶりを見せており、不安要素だ。
国民は、何となく支持している。危ない気配を感じだしたとしても、人間なら当たり前だ。
現憲法を、「平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り…」と言う。
現政権は、その憲法を変えようとしている。危機感を抱いて当然だと思う。
人であって人でない立場から解放し、一般国民と同等の人権を保障しても良いと思う。
私は、人間としての現「天皇」を支持したい。
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