悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

試行錯誤

2018-04-04 20:09:41 | ウォーキング

聞こえない公認ウォーキング指導者は、どうしたら活動実績をあげることができるだろう。
言葉によるコミュニケーションができないため、実行委員会からは敬遠されることが多い。
私も良策が見つからない。

一つの方法としては、手話のわかる者を、サブにつけること。
これは、手話の使える者を探して、付けるという余計な手間がかかる。会議などの場合、
本人ないし主催者が依頼すれば「手話通訳者派遣事業」の利用で十分達成可能である。
だが、スタッフ業務は長時間に及ぶので、「手話通訳者派遣事業」の利用は馴染まない。
安易な方法として、公認指導員である私が2人ひと組で対応するという手がある。
これは、私ないし、似たような者が配置可能な場合に限られるという点で、限定的だ。
ろう者が1人で対応できる業務はないものだろうか。
かといって、あまりに特殊で、やりがいのない作業でもいけない。

一昨年、東京フェスタでは「荷物預かり」業務を担当した。だが、補助に付いた者が、
不在となることがあり、コミュニケーション面で齟齬を来し、悶着があったと聞く。

現在可能な対応は、公認指導員で手話のわかるものを調べ、彼に協力できる指導員を、
組織することであろう。
全国的には、たぶん数10人はいると思われる。彼からスタッフ希望があった際に、
これらの人に機械的に問い合わせをし、対応可能な人を派遣するという方法である。
「手話通訳者派遣事業」と同じような作業である。

JWAが、聞こえない公認指導員に対し、どう取り組むのか試される課題である。
近々、これらのことをまとめて提案したいと考えている。


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