悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

ウォーキングの未来は?

2019-01-06 18:58:11 | ウォーキング

相模原市ウォーキング協会の例会に参加した。出発式から間の誘導もきっちりとしていた。
参加者の年齢層を見ると、70歳代がほとんどで、コース距離の設定に反映しているようだ。
ただ、スタート地点からは6kmしかない。配布されたコース図は駅から線が引かれていた。
それにしても、10kmの認定というのはいかがなものかと思う。
こんなコース設定は各地で行われており、好意を持って受け容れられているのだろうか。
体育協会の中で、ウォーキングがレクリエーション扱いされているのも、こんな緩やかな
やり方をしているからだろう。
高齢者に無理を強いていいというのではない。きちんとした距離認定と、健康のための歩き、
これらをうまく融合させた例会運営ができないものだろうか。
どこの会は緩やか、こちらの会はきっちりとしているなどと、いろいろあってもいい。
ただ、高齢化を理由に、緩やかすぎるコース設定の会の増えるに任せ、良いのだろうか。
近くでは、自由歩行を中心にしている千葉の「東葛ウォーキングクラブ」のような会がある。
一方、決まりごとはかなり緩やかというか、運営内容までもでたらめな会もある。
玉石混淆の中から、自分のスタイルに合った会を選べば良いということか。

ちょっと違うような気がする。

IVV認定の10kmに縛られる必要はないという考え方もある。
いっそのこと、10km未満でもIVV認定しても良いか。
10km歩けない人も当然いる。
だが、月に1回ないし、年に数回しか例会に参加しない人の脚力を例会運営の基礎にするのか。
スタッフが、きめ細かに会員のウォーキングをサポートし、日々の歩きを少しでも増やせるよう、
助言、励ましていくことに力を注ぐべきではないか。
可能であれば、例会を2コース作るのも良い。一部の会ではそのような試みも取り入れている。
安易な取り組みで、歩かない人を中心に据えた会になっていないか。再考する次期だと思う。