高畑勲監督が亡くなったことを、実はそれほど深刻に受けとめているわけではない。
だが、「火垂るの墓」は印象深い作品だった。
前にも書いたが、娘が4歳の時、一緒に見て泣いた。今でも思い出すと胸がせまる。
最近には原作を朗読で聞いた。やはり胸がせまった。<1時間16分>
朗読の後に、原作者野坂昭如の語りがあった。小説であるから虚構である。
それを踏まえて、妹との実際のできごと、負い目と感じることを告白していた。
「小説という形で嘘をついた」と言う。
小説を飾って書いたという小説家、辛かっただろう、あるいは騙りだろうか?
ダウンタウンとの映像を見て、首をひねった。
今日も歩かなかった