かがりびに あらぬわがみの なぞもかく なみだのかはに うきてもゆらむ
篝火に あらぬわが身の なぞもかく 涙の川に 浮きて燃ゆらむ
よみ人知らず
篝火でもないわが身が、どうしてこのように涙の川に浮いて恋する思いに燃えているのだろうか。
「篝火」は鵜飼や漁でたく火のことで、川面の上で燃え盛ることから、燃えるような恋心に涙するわが身を喩えています。
かがりびに あらぬわがみの なぞもかく なみだのかはに うきてもゆらむ
篝火に あらぬわが身の なぞもかく 涙の川に 浮きて燃ゆらむ
よみ人知らず
篝火でもないわが身が、どうしてこのように涙の川に浮いて恋する思いに燃えているのだろうか。
「篝火」は鵜飼や漁でたく火のことで、川面の上で燃え盛ることから、燃えるような恋心に涙するわが身を喩えています。