漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

【媒(なかだち)】

2017-01-22 00:20:22 | 雑記
 朝の記事にも書きましたが、今日(もう昨日ですね)は大学院の後期試験でした。今期は1科目だけの履修で、タイトルは「21世紀メディア論」。テレビ、ラジオ、電話といった旧来型のものから、インターネットやモバイルに象徴されるデジタルメディアまでが環境化した現代のメディア社会がいかなる課題を内包し、またそれら氾濫するメディア群にいかに能動的、批判的、実践的にかかわっていくか、といったような内容で、「言葉」との関係も含め、非常に興味深く受講することができました。

 試験の出来はともかく(苦笑)として、もともと「言葉」についてより深く掘り下げたいという動機で始めた大学院での学びですが、「言葉」をキーワードとしつつも、メディアとのかかわりや文化人類学的な観点など、いくらでも広がりがあるのだということを改めて実感しています。


 そもそも「メディア」とは何か? 教科書の冒頭には、「人と人、あるいは人とものごとのコミュニケーションを『媒(なかだち)』するもの」 とあります。【媒(なかだち)】、あたたか味のある良い言葉ですね。常用漢字の表外読みとして覚えておくことにします。(・・・と、最後に漢検的な話題にこじつけてみました ^^;; )



 いい加減、漢検の勉強しなきゃなぁ・・・