NHKラジオで主に日曜日午前中にやっている、以前取り上げた事も有る「子供科学相談室」という番組。
前の日曜日も「ながら」で聞いていたのだけど・・・。
多分、それなりに選ばれた子供(注1)、から質問を受けていると思うが、「年齢にふさわしい礼儀を持ち合わせていない大人」もいる事を考えると、それより遥かに礼儀正しいお子さんが居てびっくり!
勿論、他のお子さん達も年齢相当の礼儀を持っているのだけど、これには驚いた(^^;)
そのお子さん、5歳の時に初めて質問をしたお子さんで、6歳・今回の7歳と毎年質問している位、好奇心が強いお子さんの様だ。
「好きこそものの上手なれ」という言葉が有るが、好奇心は結果的に向上心につながる。
興味を持ったものについては「本人は勉強していないつもりで、結果的に勉強している」事になり、どんどん伸びるんだよねw
「うちの子は勉強しない・・・」と悩んでいる親御さんは、お子さんが苦手で勉強しない分野について、好奇心を持たせることが大切と考える。
親御さん自身、自分の好きなものって、自主的に調べるよね(笑)
さて、話を戻すと、このお子さん、まず「この年齢でこの言葉使う?」と驚いたのが、5歳の時の質問。
「・・・に注目しています。」って言ったと思うが、自分が5歳の頃、この「注目」と言う言葉を知っていた同級生、居ただろうか??
保育園の年長だったよ、確か。自分の場合、言葉すら知らなかった気がするが・・・(^^;)
そして、7歳の今回、回答してくれた先生と以前面識が有ったので「お久しぶりです!」と発言。
この言葉を自分が初めて使ったのがいつだったかは覚えていないけど、7歳の時には絶対に使っていないと思う。
多分言葉すら知らなかっただろう(苦笑)
私が幼児の頃は、田舎と都会の文化の差がとても大きかった。
当時の東京や大阪クラスの地域のお子さんなら、この様な言葉を幼児の頃から知っていたかもしれないが・・・。
当時と昨今では、幼児でも得られる情報量は全然違うと思うから、一概に比較できないけど。
それにしても、親御さんや周囲の育て方だろうね。
この礼儀正しさには頭が下がるし、とても良い環境で育っていると思われる。
大人になるにしたがって何度も壁にぶつかって凹んでしまうかもしれないけど、是非この良い部分は残して成長してもらいたいと思う。
(注1)まだ「子供電話相談室」と言う名称だったころ、質問して来た男の子が挨拶もせずに猥褻な言葉を吐き続けた、いわゆる「愉快犯」がいた事が有り、その後「まともな質問をするお子さんである」と、選別していると思います。
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