一昨年前、慰霊の園にお参りしてきました。
あの日から22年経ちます。
私はあの日航ジャンボ機の墜落事故に特に関っていないのですが、22年前の今日、「生存者は他にもいないのか?」と救出作業をTVにへばりついて見ていました。
結果4人の方が奇跡的に救助され、社会復帰を果たしています。
520人の方が、残念ながら帰らぬ人となりました。
私はこの事故以来、何故か「一度はお参りに行きたい。」と思うようになりました。
なかなか機会が持てず、丁度20年経った一昨年それを実現できました。
現在は上信自動車道を下仁田IC経由でアクセスした方が東京からは時間的に近い現地の上野村ですが、当時それが無かった頃のルートで行って来ました。
関越高速本庄・児玉ICで降りて鬼石町を経由。
そのまま神無川沿いの崖が切り立っている部分の多い一本道を、約1時間走ります。
川沿いの道なので、カーブが主体。
信号こそ殆どありませんが、高速道路を1時間走っているよりはドライバーも同乗者も体力を消費するタフな道です。
部分的に集落こそあれ、殆ど人家が無い部分が主体。
当時の道路状況は今よりも道幅が随分狭かったそうです。
携帯電話の無い時代・今でもカーラジオも途切れ途切れになるような道。
「地震でも起きて崖が崩れて通行止めになったら、なす術が無いかも・・・・」
と思いながらの1時間。
慰霊の園は標識を見落として、オーバーラン。
でも、幹線道からそれ程離れていませんでした。
御巣鷹山は更にそれから先にあり、時間の都合で慰霊登山はとても無理。
慰霊の園にお参りをして帰りました。
犠牲になった人の魂が安らかに眠れそうな、静かで落ち着いた場所でした。
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