ツールド北海道の大会中に、選手が対向車と正面衝突して、死亡した事故が有った。
当時の事故発生直後の動画
「ツール・ド・北海道」自転車と乗用車が正面衝突 男子大学生が意識不明の重体 全レース中止に
この事故、ラジオのニュースで聞いて、「何それ? 競技中の選手が正面衝突事故!? 通行規制している筈だろうから、起きない事故だろ!?」って思って、経過を見ていた。
「ツールド北海道」って、歴史がそこそこある自転車ロードレースだからね、それなりに安全に配慮した運営がされていたはず、っていう気持ちが強い。
「そんなイベントで、何で車と正面衝突事故が起きたの?」と疑問に思ったら、通行規制区間を走っていた乗用車とぶつかった、と言う様な報道が出てきた。
乗用車は規制時間前に進入か 先導のバイクは…21歳 男性死亡の自転車レース衝突事故 北海道・上富良野町
「規制時間前に侵入した車なら、そのまま走っていていいのか?」って言う疑問が噴出。
何だか、「誰がどうすればこんな間違いが起きるんだ?」って気持ちが強い事故。
すると、こちらの方がこんな解説動画を上げていた。
【実は、車は止まっていた?その可能性と理由】事故現場の規制と事故が起きた原因は?
何々? 当事者の車のドライバー、規制前に区間に入って、事故が起きるまで1時間くらい何やってたわけ?
そもそも、規制前に入れば、時間的にも十分目的地に行けてるじゃん!
目的地とは方向が違うし、妙な話になってるなぁ・・・(><)
私の一番の疑問は、規制前に入っていれば、現時点では規制時間内でも規制区間内で車を走らせても良いわけ? って話なんだけどね。
男性の言い分がどうであれ、規制時間中に車を走らせた事が、事故の一因、だよね?
もう一つの要因は、衝突した自転車側が「反対車線にはみ出した。」事なんだけどさ。
少なくとも、選手がはみ出さなければ、この車が止まっていようが動いていようが、衝突はしなかったのは事実。
この選手がどんな理由で反対車線にはみ出したのか?
この人の動画を見る限り、運営側がきちんと対応できていたのか? っていう疑問はあるね。
そうしたら、新たに事実が出てきたみたい。
対向車は車を止めて観戦していた!その後動き出した理由は? 【ツール・ド・北海道】
当事者のドライバー、道の端に避けて止めていて、撮影してる!?
何、このドライバー、最初「温泉に行く」って嘘ついてたわけ? ダメでしょ、人が一人死んでるのに・・・(^^;)
UP主さんも不振がっているけど、こんなに時間が経ってからこんな情報が出るなんて、怪しすぎるよね(><)
最初にすぐわかる話なのに、今になってこれが出るなんて、運営が「責任逃れ」している感、強いなぁ・・・(- -メ)
運営は、「反対車線にはみ出してはダメ」ってチームのコーチには言っていたらしいんだけど、選手側には十分伝わっていなかった、と言う話も出ているらしいからねぇ・・・。
因みに、終盤に「一般車両に対しての交通規制のお願い。」が紹介されているけど、このUP主さん、肝心な部分を読み飛ばしているみたい。
それは、これ。
見易い様に書き出すと、
「3.競技車列に対向する車は、支障がない限り通行できますが、競技自転車が接近している時は、減速するなど協議の安全にご協力ください。・・・」
とある。
いや、これ書かれていると、この当該ドライバーには責任が無い、って事になりますよ。
「対向する場合は支障がない限り通行できます。」って言っている。
だから、彼が車で走っても、問題は無かった事になる。
それに、事故の場所のカーブの場合、競技自転車の接近が直前までわからない可能性が高い。
つまり、このドライバーに減速義務って無い事になるわけ・・・
これはねぇ、「今までこのルールでやって来たから・・・」って言うのは有るだろうけど、亡くなった選手が対向車線にはみ出した理由がわからない限り、視界の悪いカーブの部分での走行は禁止、にしないと、また似たような事故が起きるよ(><)
亡くなった選手への、「対向車線はみだし走行禁止」がきちんと伝わっていたのか?
伝わっていた場合、何故彼が反対車線にはみ出したか?
今後はそれがポイントとなりそうですね。
少なくとも、この3番目の項目を見る限り、この当該ドライバーは「規制区間で対向車線を走っていても、問題無い。」という事になるはず、そう思いますね。