気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

何かにつけて「差別」を前面に持ち出すから、反って反感を買ってジェンダー平等が進まないんだと思う(><)

2023-04-05 19:27:02 | 公平・平等

こんな動画が有り、ちょっと考えさせられた(^^;)

日本でジェンダー平等が進まないのは、

本当に困っている人の周りで「差別だー!」って騒いでいる人達が、ジェンダーの人達を悪く印象付けているから

ではないかって(><)

 

トランスジェンダー活動家の発言にあおちゃんぺさん「そういう事じゃないんだよな…」が話題

 

リトルマーメイドの主演が黒人。

私も、別に構わないと思う。

そんな設定のリトルマーメイド、ならね。

例えば、今の大河ドラマの「どうする家康」も、設定と納得してみれば面白い。

(ただ紫禁城の様な清州城を登場させたのは、非難されても当然と思うが・・・)

 

ところが、実写版のリトルマーメイドの主演が黒人女性とは、それは「受け入れがたい。」と言う声が上がるのも当然じゃね?

オリジナルのアニメの実写版である以上、オリジナルが白人なら実写版でも白人であるべきだと思うが?

最初の人のツィートに対して異を唱える人がいるのは、当然だろう。

 

最初のツィートの人は、特に差別という言葉をここでは使っていないから、私は問題だと思わない。

ただ、「批判の意味」を正しく理解できていないだけ、だろうから。

 

 

問題は、それを差別と結び付けて論じようとする人たちがいる事だと思う。

検索してみると、こんな記事が有った。 → アリエルが黒人で何が悪い?

 

読んでみて、「この人の頭、偏り過ぎてんじゃね?」と思ったね(><)。

 

記事の最初から、「批判している人は大別して2種類いて・・・」って書いているけど、結局両方とも人種差別主義者、って切って捨ててる。

「アニメの主役が白人で、その実写化が黒人ではおかしい」という声も、人種差別だとさ(><)

 

そして、

差別とは強者から弱者になされるものであり、被差別側による克服策を、強者はしばしば「逆差別」「報復」と攻撃する。

とまで書いてるんだよね(><)

 

あれあれ、今は多様性を尊重する時代じゃなかったっけ?

「アニメの主役が白人で、その実写化が黒人ではおかしい」という声は、「意見として尊重しよう」でなくて、「差別だ」って言い切るんですね。

 

この記事の最後の方に、こんな言葉が書かれていた。

「ディズニーの『リトル・マーメイド』も、もとはといえばアンデルセン童話の『人魚姫』をベースにしており、「オリジナル作品」ではない。・・・中略・・・

ディズニー作品に原作原理主義を持ち込むのはナンセンスなのだ。」

 

私は、この人の頭の中の方がナンセンスだって思った(苦笑)。

リトルマーメードが元々オリジナルで無いからって言ってるけどさ、それをオリジナルとして実写化を望んだ人達に、「落胆して何が悪い? それが差別かい?」って、逆に言われると思うよ。

それこそ、多様性の否定じゃん。

 

それにしても、動画で「時代劇で住人が全員白人&黒人だったらどう?」ってコメントが有るけど、そのとおりだと思う。

単純にアニメ版の実写化を黒人アリエルが担当する、って「実写化」って嘘じゃん。ってなると思うよ。

 

このライターの事をちょっと検索してみると、どうやら「黒人至上主義」なのか、黒人に対して肯定的で他人種に対して否定的な感じ。

偏ってんじゃね?

そう感じた。

 

この人はアメリカに長年住んでいるらしい。

アメリカでは黒人と言うだけで警察に射殺されるような事件が多発しているから、確かに肌の色による差別は憂慮される事案だし、それを目の当たりにしているのだろうから、何でもかんでも「差別だー!」ってなっちゃうのかもね(^^;)

でも、それでは客観的なものの見方はできないよね(><)

 

この人の主張も「多様性の尊重」という意味では頭ごなしに否定はできないけど、被差別意識に偏った記事と言わざるを得ないなぁ・・・(^^;)

 

 

まとめると、

この人の様に、「差別」の名の下にジェンダー平等を進めようとするのは、反ってジェンダーに対する反感が増して、理解が遅れると思う。

過去には、自らが車椅子障害者である事を理由に乗車拒否を騒ぎをでっちあげた人間が居た。 → 過去ログ

結果、健常者の中には「車椅子障害者を見かけても助けてあげたいと思わなくなった。」とか、仲間の障害者達からも「この人のせいで健常者から白い目で見られるようになった」と言うように反感を買った、という事案が有るくらいだからね。

 

少なくとも、「多様性」以前に「多数派」が今の社会を担っているのは、明白な事実。

「多数派」に理解してもらって「多数派の社会」にすんなりなじめるようにしていく事が、ジェンダー等の少数派の人達にとって、住みやすい世界を早く実現できると思う。

「多数派」に対しあからさまに「否定的な態度を取る」のは、「多数派」に理解してもらおう、というより「多数派」に「少数派の権利を尊重しろ」と威圧しているように受け取られると思う。

 

和の心を持っている日本人は、基本親切な人が多い。

親切をした相手に感謝されれば、「困っている人の役に立った。またそんな人を見かけたら、親切にしてあげよう。」となる。

ところが、「こっちは困ってるんだから、助けるのは当然だろう。」とどや顔で要求されたら、「二度と親切なんてやってやらん!」となるのは明白。

「差別だー!」なんてこじつけられたら、「そんな事を言う人間の話なんて、聞く耳持たん。」となって、反って逆効果だろうね。

 

ジェンダーに限らず、本当に困っている少数派の人達は、この手の偏執的な人達の被害者なのでは? そんな気がする(><)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする