気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

アクアがモデルチェンジ

2021-08-04 23:25:44 | 

先日ディーラーからアクアがモデルチェンジしたという案内を頂いた。

技術屋の仕事をしているから、昨今の車の進歩については、とても興味深い。

各種衝突防止安全装置については、購入して「使えるか」(ここが大事)じっくり観察してみたいところ。

 

仕事では現行ノア・エスクァイア・シエンタを使っているし、先日は代車のハイブリッドノアにも乗ったが、その技術はマジで凄いって感じる。

自分の車で無いからいじりまわせないのが難点だが、少なくともノアシリーズは「高級車だよなぁ~」って感じ。

 

そして、今回のアクアがどんな感じかなって思ったら、こんな動画が有りました。

【ラスボス降臨】トヨタ 新型アクア の走りに驚いた ラブカーズTV 河口まなぶ は新型アクアをどう評価した? そして日本の小型車の価格は…

なんだかとても良さそうですね。

 

でも、昨今の車の装備を知るや、安全上確かに良い事は良いけど、疑問を感じてしまう機能が多々ある。

ここで紹介されている機能を示すと

1.レーダークルーズコントロール(渋滞停止まで対応する、クルーズコントロール 車がアシスト)

2.レーントレーシングアシスト(車線からはみ出さない様に、ステアリングを車がアシスト)

3.ロードサインアシスト(道路標識を社内ディスプレイに表示)

4.オートマチックハイビーム(ハイビーム操作を車がアシスト)

5.ブラインドスポットモニター(ミラーの死角を補うシステム)

6.パーキングサポートブレーキ(バック駐車時の危険判断を車がアシスト)

7.プラスサポート(急アクセル時加速制御)

これらの機能は確かにドライバーのサポートになるけれど、「それでいいの?」と思ってしまう。

 

理由は簡単。

ドライバーが運転に責任を持とうとしなくなるから。

 

実際、仕事で使っているノア・エスクァイア・シエンタにこれらの類似装備が有るが(3と5は無かったかな)、私は使わない。

1.は高速を走らないから使わない。

2.はやはり高速を走らないので、駐車車両の多い一般道でこれがONになっていると、車線変更の度に耳障り。だからオフ。(居眠り防止にはいいかなw)

4.これまた、ドライバーの意志とハイビーム・ロービームのタイミングがずれるのでオフ(自分でやった方が確実)

6.ナビのバックモニターが有るから不要。(危険判断を車任せって、何のための運転免許?)

7.これは、付いているのかわからないが、有れば安全かも。

というのが現状。

 

いや、便利なのは良いさ。

アシストも良いさ。

問題は、人間は本質的に怠け者って事

車が安全になればなるほど、ドライバーの安全意識の低下が気になってしまう。

 

さて、ここで私が注目すべき機能に「アドバンスドパーク」なる物が有る。

これはメーカーオプションだそうだが、動画の29分以降に実演されていて、完全に車任せで駐車できる。

ここで思ったのは、これを使って周りの車にぶつけたら、だれが責任を負うの?

 

で、カタログ見たら、こんな事が書いてありました。

 

うん、トヨタさん、安心して良いよ。

これを使うドライバーは、間違いなく車任せにするから(動画見ればわかるけど、ドライバーは一切操作してないよねw)。

引き渡しの時に、セールスマン氏にしっかり説明してもらわないと、ドライバーは自覚しないよ、きっと。

 

ついでに言うと、MT免許時代の教習所の3大難関は、1.坂道発進・2.車庫入れ・3.縦列駐車。

AT限定免許になったので、坂道発進がまともにできないドライバーは居なくなったと思うが(いや、居るな。そうでなければ坂道発進アシストシステムなんて、メーカーが作らない)、車庫入れ・縦列駐車は残っている。

これが有れば、車庫入れも縦列駐車も間違いなく車任せになるね。

 

事故を起こしたら、「私は運転していないから車が悪い」と某上級国民の様な事になりそうだなぁ。

でも、実際動画の様に運転していないでぶつかったら、トヨタはどう対応するのだろうか。

自動運転時代を前に、この部分はとても気になるところです。

コメント
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