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以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

映画「レマゲン鉄橋」

2010-11-05 21:15:00 | 映画

多分生まれて初めて見た「戦争映画」かと・・・。

幼い頃TVで見た記憶のある映画。
まだ、「第二次世界大戦」が何たるかも理解できていない頃でしたね。

「太平洋戦争」で「日本がアメリカに負けた」
「アメリカが敵国だった」
「大叔父二人が満州に兵隊として行っていた」
「伯父が予科練で九州の特攻隊基地に行っていて、出撃前に終戦で生還できた」

このくらいが当時私が知りうる「戦争」
アメリカとドイツが戦っていた、というより「連合国VS枢軸国」の図式すら全然頭に無かった幼少の頃。
当然TVのチャンネル権すらないのに(笑)、何故この映画を全編に渡って見る事が出来たのか?
今になっては不思議なのですけど(苦笑)


幼少の頃見た映画だったので、かなり記憶が抜けていたりしましたが、
何故か「レマゲン鉄橋」という映画の題名はしっかり記憶に残っていました。
幼いながらも、描かれている「戦争の矛盾」が、「何故!?」という疑問が心の中に
焼きついていたのでしょうね。

ライン川。
スイスに源を発し、ドイツとフランスの国境地域を流れる川です。
私が小学校だった当時、「ローレライ」を音楽の時間に学びました。
また、国語だったか道徳だったか覚えていませんが、独仏国境地域を題材にした「最後の授業」という本が、教科書の題材として取り上げられた事を覚えています。

そんないきさつがあるためか、私は何故か「ライン川」に惹かれています。
(行った事は、残念ながらありません。)

その「ライン川にかかる橋」をめぐる戦闘だったから、なおさら記憶に残っていたのかもしれないですね。


半年くらい前にTVでほぼノーカットで再放送されて記憶がよみがえりましたが、最初に見た時はカットされているシーンもあったようです。
大人になって歴史を知ってから見てみると、それなりに「あれ?」というものが有りますね(笑)

登場する米軍戦車M24チャーフィーは、史実ではこの戦いには登場していません。
また、対する独軍の88mm対戦車砲も、ここには有りませんでした。
(もっとも88mm対戦車砲が実際に有った場合、当時の米軍戦車隊では相手にならなかったかも・・・)


印象に残っていたシーンは・・・

1.一発のバズーカ砲で撃破され黒煙を吹き上げたまま止まってしまったM24戦車(生存者無し)
2.戦車砲で複数のレンガつくりの建物が、雪崩のように崩れ落ちる
3.独軍のサイドカーが鉄橋上で砲撃され転倒、軽症だった伝令兵がその後の戦闘に怪我を押して参加し続ける姿
4.戦闘放棄をして逃げ出す兵士を、指揮官(少佐)が射殺。それに対してその下の将校(大尉)が抗議するシーン。(味方に殺されたわけです。)
5.最後に、その指揮官が今度は作戦本部へ援軍を求めに戻った際、指揮官を解任され「射殺」される。

5番は、ストーリー展開上、唐突過ぎて子供心に理解できなかったです。
今なら分かりますけど。


CGが無い時代に作られていますから、全て実写。
それだけでも迫力があります。
「単なる戦争映画」ではないので、機会があればご覧になってはいかがでしょうか?

ちなみに、橋の正しい名前は「ルーデンドルフ鉄橋」です。



関連のサイトを見つけました。
→ レマゲン鉄橋の今と昔の写真
→ 映画「レマゲン鉄橋」と実際の戦い

ちなみに、橋の両岸にある二つの円筒状の橋台は、グーグルアースで見る事ができますw


ゲーム、「パンツァーフロント」に登場する「ルーデンドルフ鉄橋」


霧にかすんでいます。
ゲームの製作時期が「ドリームキャスト」の時代ですから、こんな感じです。


ゲーム、「コール・オブ・デューティ ファイネストアワー」に登場する「ルーデンドルフ鉄橋」








もう少し解像度の高い画像でアップしたかったです・・・。

この鉄橋が見たいが為にこの「コール・オブ・デューティ」を買いました(笑)
ですが、戦闘についてはイマイチなゲームでしたね・・・。
プレーヤーキャラのステータスは特定のアクションがないと表示されない、仲間に行動の指示は出来るものの殆ど役に立つ指示ができない、戦車兵が戦車で制圧しないでわざわざ歩兵の代わりをやる、等。
個人的には、ちょっと頂けない設定です。
ストーリーとしては楽しめましたが、早々に売ってしまう事になるゲームでした。
他の類似している「メダル・オブ・オナー」や「ブラザー・イン・アームズ」も、ほぼ同時期に発売された物でプレイしていますが、それらに対して明らかにゲームシステムで見劣りする部分ですね。
2007年のPS3版が発売されていますが、どこまで改良されているかはわかりません。

この手のゲームで次回買ってみたいのは、「メダル・オブ・オナー エアボーン」ですね。
同僚の頭が良くなって、機関銃の前に飛び出していく、とか無謀な事をやらなくなったそうなので(笑)
逆に言うと、敵も頭が良くなっているので、プレイヤーが簡単に戦死するらしいですが(汗)
PS3は持っていませんが、年末にGT5が発売されるので、それを機に購入予定です(笑)

コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

まめ八 [2010年11月7日 12:20]
こんにちわ。
“レマーゲン鉄橋”ですね。
大戦末期のドイツ軍の悲惨な様子が良く描かれていた映画だったと記憶しています。
川幅が広く水深が深いヨーロッパでは河川が戦いの一つの焦点になっていますね。
この戦いでは、カリウスのヤークトティーガー部隊が投入されていますね。
でも、道路を埋める避難民の群れに阻まれ、不通になった通信網のために混乱した指揮系統、ヤークトティーガー自体の故障や燃料不足、連合国軍の空爆によって鉄道輸送が滞ってしまったことなどから殆ど実戦に参加できずに、あっちこっちを移動して回るだけだったとか。。。(;^_^A
ところで、PCゲーム版でメダル・オブ・オーナーのアライド、セカンド、リロードとパシフィックは持っていますよ。
コール・オブ・ディユーティーもやりました。
手榴弾を投げつけると、びっくりしたドイツ兵が
両手を挙げて逃げ出すシーンには笑ってしまいましたが。。。!(^O^)
マウスとキーボードで操作するので、電池がすぐに無くなって困ります。
EP82-SW20 [2010年11月7日 18:02]

>まめ八さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

パンフロでは非力なシャーマンで対岸のヤークトティーガー1両を相手にしなくてはなりません(^^;)
僚機を囮に使って叩かないとならないので、僚機を全車失ったらこのミッションはクリアできないです。

おお、まめ八さんもこの手のゲームはやはり手を染められているのですねw
今回のコール・オブ・デューティはイマイチでした。
ブラザー・イン・アームズが、一番「それらしくて」いいかもしれないです。
クリアしたご褒美として、当時の戦場と現在の同じ場所が写真で対比出来るのが、歴史の流れを感じさせられて、私は好きですw

今晩、パンフロBアップしますw
コメント
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