気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

Kei ワークス

2008-12-10 22:01:25 | 

最初はノーマルの Kei を買おうと思っていたけれど、ちょっと「走る方向」に路線を変えました。
割高感のあるiQの登場が、結局決め手となりました。

ノーマルの Kei を考えていてスズキのHPを物色していたら、こんな Kei が有ることを知ったのでした。

 

Kei ワークス

 

つまり、Kei のスポーツバージョン、というわけ。

(というか、スズキの軽全車種の中で、一番のスポーツモデルでは?)

 

「こんな車があったんだぁ~!」

 

驚きと同時に、「よくぞスズキさん、この手の車を残しておいてくれました!」と感謝の気持が湧いてきましたよ、マジでw

 

 

ただ、価格を見るとノーマルの Kei に比べて30万円も高い。

「普通のKeiでもそこそこスポーティに走れるだろ?」と妥協する気持と、「いや、どうせなら少し気張って最初からスポーツ仕様を買った方が後悔しないぞ。」と気持が揺らぐ揺らぐ・・・(苦笑)

 

一回り小さいスターレットターボ、というサイズのKei。

その割りに車重が重く(恐らく衝突安全性の為の剛性確保と思われる)、スターレットターボ830kgに対し780kgと、僅か50kgしか軽くない。

それで排気量もほぼ半分なら馬力もほぼ半分。

「スターレットターボの様な運動性は見込めないよなぁ・・・」という点と30万円というプラスアルファが躊躇させていた。

(意外な程の運動性能があった事は大きな驚きで、それは別途アップしますw)

 

 

しかし、この標準で付く「レカロシート」は魅力的。

レカロシートって、シートのブランドでは一番優れていると言われているシート。

 

実は、以前乗っていたスターレットターボの見た目はスポーティーな標準シート、全然腰のサポートがなっていなかった。

1時間半も運転すると、まず腰が痛くなってしまう。

 

ドライバーの姿勢を横から見た状態で想像してみてください。

肩とお尻を結ぶ線に対して、腰はやや前に出る形で座るのが正しい姿勢。

その腰が後ろに下がってしまい、猫背状態になってしまうわけ。

上半身の体重を真っ直ぐお尻で受ける姿勢でなく、背骨で分散させる形になる。

 

 

これって辛いよぉ~

 

 

2年を迎える頃には完全に腰の部分はへたってしまい、我慢できるのはせいぜい30分程度。

いい加減嫌になって、市販の後付けのシートでレカロと形の似ている「ピッツーラ」というシート(車検対応)を12万円近くで購入。

最初の車検を待たずに取り替えてしまい、その後10年間10万キロ以上走っても全然へたらず、「腰痛とはおさらば」という優れ物だった。

 

レカロとほぼ似たようなつくりだったので、以来「レカロシート」に対するブランドイメージはかなり上がった。

 

ちなみに、MR2の多機能な標準シートですら、からだのホールド性はこのピッツーラシートに遠く及ばなかった。

可変式ランバーサポートという腰当てがあったものの、軟弱そのもの。

最終型になってレカロシートがオプションできるようになったのは、ユーザー側の要望が多かったからだと思う。

 

 

話を戻すと、その1席10万円を越えるであろうレカロシートが二つ付いている。

それ以外にサスペンションが専用チューニングされている。

15インチタイヤ、フォグランプ、4輪ディスクブレーキ、リアスボイラー等がノーマルのKeiに対してプラスアルファ・・・。

おまけに2WDはヘリカルLSDまで付いている。

 

それを考えると、この30万円の価格差は、割高とは言えない。

 

 

 

しかし、やはり「軽自動車で130万円・・・・」という気持はあった。

130万円ならヴィッツFが買えるのだから。

 

 

ところが、最近の軽のターボモデルもそのくらいの価格か、それ以上の価格の物まである。

 

「スポーツ仕様でこの価格なら、ちょっと無理してでも・・・。」

 

と気持が揺れかかった頃に、iQ登場。

技術的には140万円の価値はある車だと思うけど、一般ユーザーとしての観点からiQを見ると、

 

この値段出して軽より小さい普通車のCVTを買うくらいなら、維持費の安い軽自動車のスポーツモデルMTの方が遥かに自分にとっては価値がある。

 

という事に落ち着いた(笑)。

 

 

「iQより安く買えるのだから、ワークス買っちゃえ!」

 

 

価格設定が高めなiQが登場した事が、結果的にワークスを買う気持を後押しした事になる。(実は契約前日まで揺れていたのです 苦笑)

 

 

そして、17年目を迎えるライトエースワゴンを「下取り」してもらう事ができ、Keiワークスを購入する事にしました。

(廃車だと処分費用を払う事になるのですよ。この差は大きいです)

 

 

 

という事で、次回は走行インプレッションをアップ予定です。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

LUXEL [2008年12月10日 23:10]
こんばんは。
Keiワークス、“軽のホット・モデル”で、しかも、ターボが付いて車重が700kg台。。。現在、ラインナップされている軽自動車の中では貴重なモデルと言えますね。
EP82-SW20さんがこのクルマについて、簡単にお話を聞きましたが、私もスズキのホームページを見て、「このクルマは、走りを楽しめ、実用も兼ね備えているぞー」といった印象を受け、このモデルは買い得感が高いですね。
MTモデルは、普通車はもちろん、軽でも少しづく少なくなりつつあるので、EP82-SW20さんが強く希望された、MT+ターボが搭載された軽に出会えて、良かったと思っていますw
そして、Keiワークスのインプレ、楽しみにしていますね(*^^)v
ファシスト [2008年12月11日 22:30]
こんばんは。
新車を買っちゃったのですね~☆
分かりますねー 直前までいろいろと悩みます。
メーカー側も悩ませるように仕組んでますし(笑)
レカロシートってそんなにすぐれものなのですか?
下取りもしてもらえるのもいいですよね♪
EP82-SW20 [2008年12月11日 22:45]

>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

シエンタの加速ボケが起きた頃、つまり買って2年を過ぎた頃からシエンタの走行制御について不安を持ち始め、物色は始めていました。
オーバーホールのお陰で今は解消しているので、シエンタへの愛着は戻りましたけれど、MTに比べるとやはりATは「運転が楽しく無い車」ですよ(苦笑)
スターレットターボを維持できる経済力が有れば、恐らく今も乗っていましたね。
「運転して楽しい車」でしたからw
今回再び「運転して楽しい車」に巡り会いました♪
EP82-SW20 [2008年12月11日 22:53]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

ええ、我慢できずに(?)買っちゃいました(笑)
と言うか、「ワゴンの車検が切れる前に」と言うリミットがあったのですけどねw
LUXELさんのレスにも書いていますが、AT車ってMT車に比べて楽しく無いし、トラブルが有ったので尚更・・・。
レカロシートに乗ったら、多分ホールド性の良さと表面の張りの強さに驚きますよ。
ただ、日本車の柔らかいシートに慣れている一般ユーザーに受けるかどうかは、解りません。
iQも同じように固めのシートなので、微妙かも。
車って普通「減価償却」で6年で価値は0円ですからね。
17年の車を下取りで買い取ってくれるのですから、ありがたいですよw
おぺ [2008年12月14日 23:24]
こんばんは、おぺです。
>スズキの軽全車種の中で、一番のスポーツモデルでは?
カプチーノはもう絶版だったのですね。知らなかったw。まぁ実用性として求める車ではなかったでしょうが。
レカロ+専用サス+ブレーキ+LSD‥これだけでも30万円は安いです。少なくとも走りに楽しさを求めているEP82-SW20さんにとっては、かなりのお買い得パッケージだと思いますよ。その仕様の存在を知ってしまった以上、無ければずっと後悔します。実用で価値を実感できるものですし満足感を考えれば、今回の奮発は正解と思います。

EP82-SW20 [2008年12月15日 22:43]

>おぺさん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

そうなのですよ、カプチーノは絶版です。
最も私はクローズドカーの方が好きなので、カプチーノに関心はあっても躊躇していた面は有りますね。
30万の+アルファでしたけど、実際走ってみるとその価値は十分感じています。
「車を運転する事」が第一目的の私にとっては、やはりMTのスポーツモデルでないと、物足らないですね(笑)
真鍋清 [2009年3月7日 12:47]
遅ればせながら、お邪魔します。
何でも現在までのホームページを閲覧させていただいた限りでは、EP82-SW20様のスズキKeiワークスはシエンタなど足下にも寄せ付けぬ、「燃費の神」ハイブリッドのホンダ・インサイトとさえもさほどかけ離れてはいない実用燃費をコンスタントに弾き出していて、「軽のターボは大食い」という先入観を改めなければいけないのかも知れません。無論、スズキ独特のパワー&トルク配分と、ワゴンRなどミニバン系より少ない前面投影面積が効いていることは見逃せません。
それにしても、愛車ヴィッツ1300で「小さなパワーを使い切るスポーティ感」のとりこになっている私の場合も、その裏では2.5L車以上の燃費を覚悟せねばいけないという現実があり、結局「小型車は積極的には走らせては経済性を味わえない」という落とし穴があるのかと内心すっきりしません。
ふと思いついた戯れ事だが、数年前のある日私の1000cc型ヴィッツを追い上げて、150-160で追い越していったダイハツミラターボに乗った「飛島建設現場作業員」は、リッター10kmを割る燃費に後で泣かされたのかと、人ごとながら気になりました。
EP82-SW20 [2009年3月9日 22:11]

>真鍋清さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw。

いや、私も実は「軽のターボでここまで燃費が良い」とは思いませんでした。
ただ、父親のNAのアルトがやはりオーバー20km/Lなので、気を使った走りをすれば20km/Lはいくかも知れない、と思ってはいました。
恐らく10.15モードの計測法とKeiワークスはギア比のマッチングが悪く、燃料を食う走行になってしまった結果だと思います。
少なくとも加速に関しては10.15モードのようなのろのろ加速は大の苦手な車ですから(笑)
逆にシエンタは限りなくその加速に合わせる様にプログラムされている気がしますよ。
私のKeiワークスも、高速で140km/L出す走行が日常的でしたら、10km/Lくらいになると思いますよ。
60km/hでは30km/Lを記録する事もある瞬間燃費ですが、100km/hでの瞬間燃費は18km/Lくらいでしたから。
空気抵抗に食われるガスは、かなり大きいと思います(^^;)
コメント
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