小林亜星さんが亡くなった。悲しい…というより今まで亡くなったと聞
かないので「太っているのに長生きしているのだな」と感じていた。筆
者は音楽には うといので小林氏の歌はガッチャマン(1972年)とター
ンエーガンダム(1999年)の主題歌しかすぐには思い浮かばないかった
が、ファミマや日立の♪この木なんの木など多数のCMソングを作曲さ
れていた事には驚いた。その反面、似ても似つかない曲を盗作で訴えた
り、バブル崩壊直前に「土地の価格が上がり過ぎている」と土地を手放
して被害を避けるなど作曲以外の凄技の活躍の印象も強い。やはり筆者
の世代には俳優としての寺内貫太郎一家(1974年)。もともと原作者の
脚本家の父親に似た俳優さんがいない。太った俳優はまずいないからだ。
「小林亜星さんみたいな人」というイメージを聞いたスタッフが駄目も
とで頼んだら引き受けてもらえたそうだ。実は原作者はあまりに自分の
父親に似ていないので怒っていたという説もあるので、どちらが本当な
のか分からない。息子役が西城秀樹氏というのも親子にしてはイメージ
違いすぎるが気にしてはいけない。なんと喧嘩のシーンで本当に西城氏
を骨折させた話も有名。小林氏の暴れ伝説は更に続く。後に漢字ブーム
時に漢字の本を出す息子さんがサンバルカン(1981年)のバルパンサー
(黄)の素顔を演じていたため、その父親役で悪の組織を相手に大暴れ
である。バルパンサーの設定の名前は豹朝夫。下の名前は男優さんの名
前そのままなので、父親は豹亜星だったのか?小林氏の御冥福を祈りま
す…合掌。
~PS~
追悼記事はいつもながら突貫工事で頑張って書いています。