Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

Fine Line

2005年09月02日 | old diary
 スプリングスティーンのFall Tourの日程が発表された(帰宅後、アップしときます)。初日が10月6日で、会場はニューヨーク州ロチェスター。「おー、ちょうどポールのMSG公演が!」とにわかに色めきたったんだけど、すぐにロチェスターの場所がマンハッタンから遠く離れていることが判明。というか、ほとんどカナダに近い。がっかりしたような、ほっとしたような。うーん…。

 ポールの新曲、“Fine Line”を購入。今回はアルバム未収録のカップリング・ナンバーが2曲あるので、どちらも収録されている国内盤を買おうとしたところ、

 店員さん:「あれ、MIYAIさん、これでいいんですか?CCCDですよ」
 MIYAI:「だって、カップリングの2曲が聴きたいんで…」
 店員さん:「(勝ち誇った顔で)大丈夫。ちょっと待っててくださいね」

 そう言って、彼は輸入盤と7インチ(アナログ盤)を持ってきた。

 店員さん:「ほら、この組み合わせなら両方聴けますよ」
 MIYAI:「おー!」

 それくらい調べとけよって感じですが、いやいや、助かりました。で、改めて聴いた“Fine Line”。

 すんばらしい!

 …と思った。ネットで既に聴いてたわけだけど、ちゃんとCDで聴いてみたら、伝わってくるものがまったく違う。他人と友達くらいの差はあるね。すごくフレンドリー。そして、こわいくらいキレてる。音のひとつひとつも立っていて、活き活きとしている。音符が踊ってるみたい。ほんとびっくりしたな。んで、カップリングの“Comfort of Love”が、またかっこいいんだ。勢いがあって、キャッチーで。「なんでこれがはずされるわけ?」と首を傾げてしまう。“Growing Up Falling Down”はちょっと実験的かな?でも、ひとりよがりな感じはまったくしない。カップリング曲がいいのって、今のポールがすごく充実してる証拠だと思う。

 なにか新しいことに夢中になってるときのポールがここにはいる。そんな楽しくてしょうがない気持ちが、音のひとつひとつから溢れ出している。もうねー、アルバムすげぇー楽しみです。