Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

今年の顔

2003年12月30日 | old diary
 うぃっす!昨日も飲んだ飲んだ。カニとか食った。いい夜でございました。

 さて、僕にとって昨年の顔がポール・マッカートニーだったように、今年の顔はやはりブルース・スプリングスティーンということになる。

 来日公演こそ果たされなかったものの、2月から10月まで日毎に変わるセットリストに狂喜し、ステージ上で発せられる言葉に心うたれ、変わらぬ純粋さに感動した。ツアーがすすむにつれ、顔つきがひき締まって精悍になっていくスプリングスティーンはほんとにかっこよかった。この人はやっぱりライヴの人なんだよなぁ。そしてなにより、あの素晴らしきThe Rising Tour(Summer Tour 2003)のラスト2日間を、かのシェア・スタジアムで観ることができたのは、一生の想い出だ。もうこれ以上になにを望もうというのか。

 今年はスプリングスティーンを通して、たくさんの人達に親切にしてもらった。音源や映像をいただいたり(今年ほどブートを聴いた年はない)、フリーホールドやアズベリー・パークを訪ねるための地図を送っていただいたり、バスの時刻表を知らせてもらったり。NYでは数名の熱心なスプリングスティーン・ファンの方々とお会いすることができ、帰国後もコアな飲み会に参加させてもらった。日本にもこれだけ熱心なファンがいるんだとわかったことは、やっぱり嬉しかった。

 一番胸が高まったセットリストは、5月26日ロンドン公演での「Meeting Across the River」~「Jungleland」のメドレー。この頃のセットはまだThe Rising Tourらしいまとまりが感じられた。一番よく聴いたブートは1975年メイン・ポイントでのライヴ。情感のこもった歌声には言葉を失う。The Rising Tourものでは、8月11日のフィラデルフィアかな。歓声の凄さと熱の入った演奏から、ここが第2の聖地と呼ばれる理由がわかる。

 スプリングスティーンに明け暮れた1年でした。