正しい休日の過ごし方

　よく晴れた休日。なんと気持ちがいいものであろうか。

　昨日、仕事の合間に歩道橋の上から見えた夕焼け。富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がり、それは美しかった。そのとき僕は今日の晴天を確信した。

　本日のなるほどマメ知識：この季節、綺麗な夕焼けが見れた翌日は晴天である。

　目覚めてみれば、ほれ、素晴らしい青空ではないか。時間とともに気温もしっかりと上昇し、とても暖かい。風もなくTシャツの上にトレーナー１枚でちょうどいい。家中の窓を全開にし（といっても３つしかない）、隠りがちな空気を入れ替える。『Abbey Road』をかけて、深々と椅子に体を沈める。部屋に陽光が差し込み、カーテンが優しく揺れる。なんと心安らかなのだろう。たまにはこんな穏やかな1日があってもいいと思う。

　いい気分になったところで、『The Essential Bruce Springsteen』をかけながら窓ふきをする。窓なんてせいぜい1年に2回拭くぐらいだから、いざやるとなると、なかなかやりがいのある状態になっている。「おらおら、きれいにできるもんならやってみな」という窓からの挑発に乗せられないよう、あまり根気を入れずにさっさと済ませた。で、今は『Let It Be...Naked』を聴きながら、この日記をつけていると。

　これからの予定。まず、自転車で海に沈む夕陽を眺めに行く。夜は鍋をつつきながら、トヨタ・カップを部屋のテレビで観戦。僕はアルゼンチン・サッカーが好きなので、ボカ・ジュニオルズを応援するのだ。頑張れ、ボカ！それから風呂に入って、レコードを数枚聴いて、あまり遅くならないうちに就寝。

　正しい休日の過ごし方でした。