Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

ツェッペリンDVD雑感

2003年06月15日 | old diary
 ひと仕事終えた日曜の午後。コーヒーがうまい。夕方に久里浜(横須賀)でもうひと仕事。久里浜と言えば、金谷港(千葉県)を結ぶ小さなフェリーがあって、これがけっこう好きだったりする。天気のいい日は特によろしい。今日は駄目っぽいけど。

 周囲の大絶賛につられて買ったレッド・ツェッペリンのDVD。内容は確かに充実している。70年ロイヤル・アルバート・ホールでの「ウィアー・ゴナ・グルーヴ」のインパクトは凄まじいし、75年のアールズ・コートでのアコースティック・セットは感動的だし、79年のネブワースでは「アキレス最後の戦い」が聴ける。ロバート・プラントのヴォーカルは破格だし、ボンゾのモンスター・ドラムは驚異的。聴いてるだけでへとへとになった。さらに音楽的資質にすぐれたマルチ・プレーヤー(もちろんジョーンジー)が脇を固めているし、いろいろ揶揄されようともジミー・ペイジはやっぱり偉大だ。レッド・ツェッペリンはこの4人以外には考えられない。つくづく代えのきかないバンドだと思う。

 ただし、長年写真を眺めては夢想してきたライヴを超えるものではなかった。「こんなもんか」と思ってしまったのも正直なところ。なので、期待してた1枚目(70年のロイヤル・アルバート・ホール)の途中で寝そうになったものの、それでもしっかり5時間観た僕はえらいと思う。
 と最後は自分で自分を誉めてみたり。う~ん…。
 
 今ひとつ盛り上がり切れなかったので、Other Artistsには取り上げず、この日記で済ますことにした。まぁ、ツェッペリンなら世間が騒いでくれるからいいでしょう。