◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

▼伊豆北川・鹿島神社祭礼/鹿島踊りについて(その2)

2014-11-05 | 東伊豆観光
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   ■(その1)より続き・・・

   ■海での清めを終えた踊り手たちが神社へ戻って来た。

    本殿では、稲取の八幡神社より宮司さんがいらして
    祝詞があげられている。

    そして、



    踊り手の上で御幣を振り



    鹿島踊りが始まる。

   ■鹿島踊りは
    鹿島神宮の大物忌と称する巫女王の託宣による予言が基礎となっている。



    その予言を
    鹿島の事触(ことふれ)と称する宗教芸能者たちが
    東日本各地に伝搬させていったが
    その時に踊られた歌舞が鹿島踊り、である。





    歌詞の中に
     「めでたいぞえ北川の浦に 弥勒御舟がついたぞえ」と言う部分があるが





    事触たちは、
    救い主「弥勒菩薩」の乗った船の到来も告げていた。




    神官でありながら
    仏の名を挙げる。
    それが何故かは分からなかったが
    混乱した乱世の日本において、それこそ
    「神様、仏様」の気持ちがあったのだろう。


    それを受けてか幣束もカラフルだ。



    このカラフルな色は、
    仏教において
    如来の精神や智慧を5つの色で表したもの。

    そのため、鹿島踊りは
    弥勒踊りとも呼ばれている。

  ■踊りの隊形は2つある。

   歌上げを中心に円形になって踊る「ま踊り」⇒歌詞奇数番



   正方形になる「さ踊り」⇒歌詞偶数番 



   これを交互に踊る。
 
   さ踊りからま踊りに移る時、
   順次その向きを右へ90度ずつ変える。

   歌は7番まであり、約20分をかけて歌い踊る。

   7番まで進むと、同じ歌詞をはじめから繰り返し
   合計14番踊る。


  ■鹿島踊り歌詞■

    千早ふる 神々のいさみなれば
    みろく踊り 目出度や
  
   一、この祭りはめでたい祭り 神も喜ぶめでたい祭り
     世の中は萬却祭り 弥勒御世が七続き

   二、鹿島では稚児が踊り 御満堂では護摩を焚く
     その護摩を何んと焚く 日本御祈祷と護摩を焚く

   三、かんどりは四十九社 音に聞くさえ貫しや
     いざさらば我等もいでて 神をすすめて拝めよ

   四、天竺の雲の間より 十三小女郎が米を蒔く
     その米を何んと蒔く 弥勒続けと米を蒔く

   五、十七が沢に降りて 黄金杓で水を汲む
     水汲まば神濡れ候 襷掛けそろなよ姫

   六、天竺のちがいが女郎 蹈踏む音聞こゆ
     蹈踏まば何んと踏 たたらたたらと八つ踏む

   七、めでたいぞえ北川の浦に 弥勒御舟がついたぞえ
     艪舳には伊勢と春日 中は鹿島の大社

  その3へ続く。。。





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