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■12月23日。
下田において、下岡蓮杖祭が開催されました。
サブタイトルは、
下岡蓮杖没後100年記念～蓮杖翁に学び、写真の街を目指す～
■まずは、下岡蓮杖さんについて知らない方へ
蓮杖さんについて、ちょこっと・・・。
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↑下田公園にある蓮杖さんの銅像。蓮の根っこを模したなが～～い杖がシンボル。
■下岡蓮杖は、
幕末から大正に生きた下田生まれの絵師であり、
日本で初の商業写真家、といわれている。
■江戸時代の末期のある日、
蓮杖はオランダ船がもたらした銀板写真に見せられ
写真技術を学ぶことを決心。
横浜開港の談判のために来日した
タウンゼント・ハリスの通訳であるヘンリー・ヒュースケンから
写真撮影を学ぼうとしたけれど、
ヒュースケンは暗殺。
その後、
アメリカ人写真師ウィルソンからカメラを入手。、
しかし現像に際し使用する薬品の名前や分量もわからずじまい。
悪戦苦闘の末
なんとか写真技術を習得し
１８６２年、横浜・馬車道に日本初の写真館「全楽堂」を開業。
元々画家である蓮杖は絵に彩色をしたり
外国人に着物を着せたり、
背景に、いわゆる日本的、と思われる物を配置したりのコスプレ写真で
一世風靡。
ひと財産を築く。
その後蓮杖は、写真以外の事業（乗合馬車、牛乳販売などなど）を
色々始め波乱万丈な人生を歩まれた。
■下田小学校の校歌の中にも登場する
郷土の偉人、下岡蓮杖さんにちなんだ写真コンテストが催される聞き、
今まで撮った下田の写真の中から
コンテストのテーマ
『光と影と情けの下田写真語り』に合うと思われる写真を応募してみました。
一枚では語れないなぁ～と思ったので、
（↑これ、日頃ブログをやっていることの弊害だと思う。
一枚ですべてを勝負！ってのが出来なくなってる。。。）
組写真部門での応募。
タイトルは『私の下田色』
で、ありがたいことに優秀賞を頂く事が出来ました。
この絵は、以前、下田市民文化会館が下田小学校だった頃
小学校に掲げられていた蓮杖さんの肖像画。
今回、めでたく里帰りしたそうです。
絵は、写真からおこされたそうで、蓮杖さんそのもの！
その写真は、なんと今アメリカに。。。
■作品は以前にもブログにUPした事があるのですが
以下の写真です。
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ペリーロードで撮影しました。
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これらの写真のちょっと赤みを帯びた茶色の感じが
私は凄く気に入っています。
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審査員の先生からは、
「決して上手くないけど、気になる作品」
と講評して頂きました！
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「勉強してください」とも言われたけれど
何をどう勉強すればよいのか、
皆目分からず・・・。
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私が美しいな、楽しいな、と思ったことの
10分の１も写真で表現できないもどかしさ。。
いつか、すっきり解決できる日が来るのでしょうか？？？
きっとずっと悩み続けるんだろうなぁ～～。
解決せずにのんびりやるのがいいのかもしれない。。。
でも、いつか理想の写真が撮れるようになるために
貪欲でもありたい。
まぁ、アマチュアの強み、コワいもの知らずで、楽しくがんばって行こうと思います。
■余談ですが・・・。
考えてみたら、この年になるまで
賞状ってもらった事がなかったなぁ。。。
たまたまクリスマスで我が家に来ていた両親も一緒に
仰々しくも家族総出で表彰式に出席してくれました。
５０歳も間近な娘の晴れ姿（爆）、どう映ったのでしょうか～～！
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