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■さて、7回にもわたってしまいました、青いかば旅行社さん主催のツアーの思い出、
ツアーのタイトル「街中古道と石にまつわるエトセトラ」の「石」を最後に。。。
■そもそも街中古道とは?
伊東の町中には
東浦路、という昔の街道の名残がそこ彼処に。。。
東伊豆の白田周辺の東浦路については
以前、私のブログでも書いてみました。
東浦路とサイの神・シリーズ
はっきりと記録は残っていませんが、
平安時代から存在したとも言われている、
伊豆東海岸を下田まで走る街道を
東浦路といっています。
ということは。。。伊豆に流されていた頼朝も歩いたかもしれません。
現職の老中松平定信は総勢350名もの大部隊を率い
海防・伊豆巡視のためにこの路を通りました。
伊能忠敬は伊豆半島測量のために、ゆっくりと歩きました。
神奈川沖で停泊中の黒船に乗り込もうとしていた吉田松陰。
下田を目指し出航してしまった黒船を追いかけ、
この路を走り抜けました。。。
そんな東浦路の、伊東の町中に残る痕跡を「街中古道」と呼んでいるそうです。
■道につき物の、道標。
残念ながら、多くの道標は、町の開発によって
本来の場所から移動されていますが、
あちこちに残っていて、昔を偲ぶ事が出来ます。
■バスの停留所の名称にもなっている「石灯籠」。
現在は、道の端に置かれていますが・・・。
1844年建造のこの石灯籠、
海岸から真っ直ぐに伸びた道のど真ん中に置かれ、
海上からの見通しも良かったことから
夜間の海上運航の安全指標・燈台としても使われていたそうです。
現在、建物も多く建ち、海を見通すことは出来ませんが
伊東の昔の姿を知る、ひとつの材料になっています。
■こちらは、仏現寺の坂を下りきったところ。
大きく「下田道」と書いてあります。
多くの道標が、道路の整備などで本来の場所から移動された中
この道標は、地元の方が道路工事が終了した後、
然るべき場所に戻してくださったそう。。。
■そして、サイの神様たち。
こんな路地に押し込まれてしまっていますが、
新品の真っ赤な毛糸のお帽子を被っておられました。
町の事情か、狭い場所にはおられますが、
確かに、大切にされている、そう思いました。
■3人並んだサイの神様。
手前には、お供え物をする台のように置かれた石。
平安時代の五輪塔の部品だそうです。
■八幡神社の境内に置かれたサイの神様。
こちらも、だいぶ痛んでいるように見えますが
実は、これが信仰の証。
子供たちが、像を叩いたり、火にくべたり、川に落としたりしながら
願い事を唱えるのが
サイの神信仰。
皆さま、身体を張って、子供たちの願いを聞き入れてくださるのです。
■実物は見ることはできませんが
ここ妙隆寺において、本道改築の折
お経の中の文字が一文字ずつ墨書された石が「山ほど」出土しました。
改築後、それらの石は、埋め戻され
その場所に「経塚」が建てられています。
今回、各お寺については書きませんが、
伊東の町には、数多くのお寺、神社が存在し
それぞれに、大変興味深い縁起があります。
またいつか、伊東の町を散策して
それらの歴史や言い伝えも、詳しく知って行きたいなぁ~~。
■以上で、伊東町歩きツアー・シリーズ終了です♪
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