◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

仔鹿のバンビィ~~は、かわ~い~いなぁ~~。

2008-06-29 | 鹿パラダイス
***本日の写真***
エルブルズ横の空き地。中央に仔鹿。






■我が家とお隣さんの間の空き地。草が生え、シカたちのいい餌場になっている。
鹿は「林縁の生物」と言われ、人の出入りの少ないこの時期、まさしくその通りの生活を送っている。

■よく見ていただきたい。中央に群れに守られるように、小さな小さなシカ。
この春生まれた仔鹿だろう。群れにはこの写真の外にあと2頭ほどメスがいる。色んな資料を読んでみたが、今の季節シカたちはオスの群れ、メスと仔ジカの群れに分かれているようなのだが、実際には雌雄年齢混合の群れだ。

■群れの間を、ぴょんぴょんと跳ね回る仔ジカを中心に、りっぱな角を持ち、周囲を警戒する大きな雄ジカ、むしゃむしゃとひたすら草を食べ続ける中位の雄ジカと雌ジカたち。見ていると、とても癒される家族の図。

■一方、減り続ける天城の草木。

■心がきゅっと苦しくなる・・・。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

伊豆の島~梅雨の晴れ間

2008-06-24 | エルブルズからの風景
***本日の写真***
2階和室から、海に浮かぶ島を。
左から利島、鵜渡根島、新島、新島の奥は三宅島。
写真には映っていないが利島の左には大島、新島の右には式根島、神津島と並んで見える。







■久しぶりに青空だ。

■朝ごはんを食べながら東向きの窓から外を見たら、お~~久し振りに島が見えるではないか!

■早朝なので、その風景は墨絵のよう。雲海が広がり、陸と海と空の境はぼんやりとかすむ。そこに浮かぶ島々。

■シャッターを押すたび、刻々と変る色彩。。。

自家製シャーベットのデザート

2008-06-20 | エルブルズの料理
***本日の写真***
甘酸っぱく、瑞々しい季節の限定デザート。シャーベット版。






■我が家の無農薬ニューサマーオレンジで、爽やかなシャーベットを作った。

すっと口どけもよく、ディナーでお腹いっぱいになっていたとしても、きっと美味しくお召し上がりいただけると思う。

■添えてあるのも自家製。甘夏のマーマレード。苦味はお好みが分かれるところかもしれないが、透明感のある美しい橙色に、きっと初夏を感じていただけることだろう。

■ところで、今回使った一般的に出回っている黄色のニューサマー、実は『ニューサマーグリーン』が(慣習的に)本当の呼び名らしい。そしてオレンジ色のニューサマーのことを『ニューサマーオレンジ』というらしい。私達は黄色のニューサマー、赤のニューサマーと呼んでいるが。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

花のようなモミジの実

2008-06-19 | 植物
***本日の写真***
新緑の中の桃色。もみじの実。






■庭のモミジを見ていたら、花のようなものを見つけた。
これ、イロハモミジの実。残念ながら花は終わっていたけど、実もなかなか!
かわいいでしょ~~。

■実は先日テレビで園芸家の柳生真吾氏(←ファンなのだ)が、モミジの花について熱く語っていたので、我が家は?と思ったらあったのだ!

■「見よう!」と意識を持って林の中に顔を突っ込んでみると、ちっちゃなちっちゃな物から、巨大なものまで、色々なものが見えてくる。先日は家のすぐ近くの林の中に桜の巨木を発見!来年春のお楽しみが増えた。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

最近の鹿情報~角、生えた。

2008-06-18 | 鹿パラダイス
***本日の写真***
露天風呂の裏。みつめる鹿。







雨が降らずとも、なんとなく曇りの日々。温度差が大きく、霧がよく出る。

今年は、本当に鹿の数が多い。大勢いると危険を回避しようとする気持ちが薄まるのか、警戒心が非常に低い。家の周りをシカ達がうろうろする風景は、もう日常茶飯事になっている。

日常だから飽きてしまったかというと、そうでもない。鹿に遇うと、「カメラ、カメラ」とその可愛い姿を留めようとするのは前と変らない。

今日の写真の鹿は、娘を学校まで迎えに行った帰り、車を停めようとした時、露天風呂の裏の草むらに3頭で現れたコたち。

何やら草をもぐもぐもぐもぐ・・・。1頭は、私に気付きさっと林の中へ逃げたが、残りの2頭はポーズを取るようにピクリとも動かない。林の中からは、「きょんっ!!」と危険を知らせる声が何度も。

3分ほど経っただろうか。
ようやく、残りの2頭も走り去った。

今頃見られる鹿は、バリエーション豊富。

オスは毛の生えた角から、硬い角へ変化している最中。もうすでにりっぱな角になっているコ、まだ袋角のコ、色々いる。角の色も、秋に見るような白地に茶色のストライプ模様ではなく、赤茶色で林や草原に溶け込むよう。

メスは、小さな赤ちゃんを連れていることもある。朝起き抜けに林の方を見ていたら、ちいちゃな赤ちゃん鹿が走っていった。

ところで、最近の「なかた君」は??
春先まで孤独生活のなかた君であったが、近頃は、同じくらいの体型のオス鹿と仲間になったようで、いつも2頭で行動している。
娘は、なかた君に友達が出来たと喜んでいるが、私は、若くないオスが、今の時期単独で行動しないのが、ちょっと不思議だなぁ、と思っている。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

青森からアスパラガス

2008-06-17 | 伊豆の美味しいお店
***本日の写真***
産直アスパラガスの迫力!






青森のやなだっち(=初代エルブルズ居候)の家から、アスパラガスを頂いた。

中央に鉛筆が置いてあるのがお分かりだろうか??

りっぱなアスパラ!

お味は~~~、マメのようなこくを感じる。


ゆでて、そのままぱきっ、と、豚肉と炒めてしっとりと、トマト味の冷製パスタに添えて食べてみたり・・・。毎日楽しんでいる。

お客様には、オードブルのバーニャカウダのお野菜たちの中の1つにお召し上がりいただく。こんな時期なので、この素晴らしいアスパラを召し上がっていただけるお客様は極わずか。残念だわぁ。

やなだっち、ありがとう!!

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

鹿パーティー前夜

2008-06-16 | 鹿パラダイス
***本日の写真***
庭の樹を切って、庭前に積んでみた。





今日は暑からず寒からず、照らず雨降らずのいい塩梅の天気だったので、庭の樹の間伐、玄関アプローチの改造を行った。

私達がやってきた時のエルブルズの庭は、樹が鬱蒼と生い茂り、日の光の差し込まないじめっとした感じだった。

大きく育った立派な樹を切るのはなかなか決心が要るが、「ごめんなさい」と心で思いながら少しずつ整理してきた。

今日また少し切った事で、見通しもよくなり、残した木々の生長も促されるだろう。

で、今日の写真。
切った樹を庭の外へ出し、積んでみた。
普段は、背伸びをして少しでも美味しい葉っぱを食べられるように努力しているものが、今目の前に並べられている。
すでに、周りに鹿の気配。
見えないところから鹿の熱い視線を感じる。
今夜、庭先では、かくも賑々しく鹿の大パーティーが催されることだろう。

キューゥイの花?!ってこんな花

2008-06-14 | 植物
***本日の写真***
これ、キュゥイの花




我が家のミカンの木のある畑にはこんな花も咲いている。
少し前の写真になるので、今見たら、ひょっとたら、小さな緑色のみがなり始めているかも!
いつから、あの毛が生え始めるのか。これにも興味がある。

こちらも、もちろん無農薬。
収穫できたら、キュゥイ・ジャムを作ってみよう!!

と、その前に、草刈に行かねば。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

オレンジピールpart2~出来上がり

2008-06-12 | エルブルズの料理
***本日の写真*** 
無農薬ニューサマーオレンジのピール 
 


 
 
 
甘夏のピールとは、少し香りの異なるピールの出来上がり。 
今回のは、オレンジ色の皮のニューサマーオレンジを使ったので紛らわしいが、独特の芳香はそのままに美しく出来上がった。 
 
ほろ苦い中のやさしい甘さが、緑茶というよりはコーヒーにとてもよく合うので、お客様には、ルームサービスでご注文いただいたコーヒーのお供に、または、「ウエルカム・スゥイーツ」として、はたまた、ディナーのデザートの一部としてお召し上がりいただこうかなぁ、と計画中。 
 
ひでさんの情報によると、すっぱ夏(注;酸っぱい甘夏みかんのこと)の皮には発ガン抑制作用があるとのこと。ニューサマーにも同様の作用があるかもしれない。 
ピールは砂糖がたっぷりなので、食べすぎはよくないけど、定期的に少しずつ食べると身体にも良いのではないかしらん??! 
 

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

HPに野鳥のページを開設

2008-06-12 | ペンションイベント
先日、しらぬたの池への探鳥会にお邪魔させていただいて以来、エルブルズのHPから野鳥の情報を発信したい、と考えていました。

ようやく作りました。

少ししかないけれど今まで撮った鳥の写真や、無料素材の提供ページから可愛い鳥のイラストやアニメをダウンロードして、やや賑やか目にレイアウトしています。

まだまだ駆け出しのバードウォーッチャー。
少しずつでも進歩して行きたいし、その結果を、地域の生き物の保護に役立てられるようになったら良いなぁ、と夢は壮大です。

エルブルズの野鳥のページ

オレンジピールpart1~皮むき

2008-06-09 | エルブルズの料理
***本日の写真***
我が家で借りているニューサマーオレンジの樹から収穫したみかん。
薄皮剥いたゾ。





折角の無農薬ニューサマーオレンジ。
マーマレードも良いけれど
日記によくコメントしてくださるひでさんのオススメもあり、
オレンジピールを作ってみることにした。

ネットで作り方を調べ、
試行錯誤しながら色々やったが、納得できない。

娘が学童保育でおやつに頂いた(私もつまませて貰った)手作りの夏みかんのピールがとても美味しくて、
作り方を伺ってみたら、今まで調べてきたことと全く違うことを教えてくださった!

やっぱり、地元のおばちゃんの知恵はサイコ~です。

うすうす感じていたが、ミカンの皮の一番表面が最も苦味がある部分。
これを丁寧にピーラーを使って取り除くことが大切。
内側の白い部分を取り除く、とどのレシピにも書いてあったが、それをやるとゼリーのような柔らかさはなくなってしまう。なのでこれは何も手をつけない。

写真手前の黄色い山は、一時間かけて剥ぎ取ったニューサマーオレンジ7個分の最表層の皮。

さて、これがどうなるかは、次回のお愉しみ。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

こんなんあり?!稲取気質~どんつく祭り

2008-06-06 | 東伊豆観光
***本日の写真***
どんつく祭り、大神輿。ちっちゃな飾りにも注目(爆)!






6月3、4日は、稲取人がはじける「どんつく祭り」。土曜日、日曜日に開催すればもっと多くの観光のお客様に見ていただけると思うが、かたくなに3日と4日に開催しているのも稲取気質??
なぜ、どんつく祭りか?「どん」と突くご神体を神輿に載せ、町内を練り歩くから。これ、大昔から続く由緒正しき伝統行事(神事)。
ちょっとエッチなお神輿に、「いなとり、サイコーッ」の掛け声もよろしく、なんだかご利益(何のご利益??)たっぷり頂いた気分になるのが不思議。
大きなご神体1体と小さなご神体2体、計3基のお神輿の他、小ぶりのご神体を持って奇声を発しながら歩き回る「お面さん」2名(なまはげみたいな鬼)、芸者衆のお囃子で盛り上がる「どんつく通り」。



やがて太鼓の演奏が始まり、恒例餅まき、最後には大花火大会。これが凄い。テンポ良くバリエーションに富んだ花火たちが次々に上がり、〆に稲取の海岸の端から端まで永遠と伸びたナイヤガラ。一見の価値あり。



娘は「お面さん」を恐がり(この辺の小さい子は、悪いことをしたら「お面さんが来るよ~」の一言で片がつく)、夜店でおもちゃを買い、幼馴染に再会し、会場を走り回っている。稲取と熱川(奈良本)、隣町なのに、1年に一度しか会えない友達。本人はともかく、ノスタルジックな気分になる。大人も、子供も、地元民も観光のお客様も、それぞれが楽しむ祭り。

夏の訪れだ。

なぜか今年は、わはは本舗の歌姫こと梅ちゃんが飛び入り参加。
「ろくでなし」に合わせマメをぴゅ~~っ。町長にもぴゅ~~っ。
私、結構好きなのでマメに当たりたい~~なんて思っていたけど、周りはどん引き。芸人さんも辛いよねえぇ。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

らぶりぃ~(と私は思う)、モリアオガエル

2008-06-04 | モリアオガエル
***本日の写真***
お目々ぱっちり、モリアオガエル。





しらぬたの池のモリアオガエルの産卵シーズンも終盤を迎えている。もう一回位、産卵のピークが来るのでは、と予想しているが。
どんぴしゃ情報を出そうかとも思ったが、よからぬ人の目に留まってモリアオたちに被害が及ぶと申し訳ないので、今頃のUPとなった。

残念ながら今年は接写で捉えることの出来る距離のモリアオガエルに出会わなかったので、実はこれは去年のショット。落ち葉の色に近付いて隠れているつもり??つぶらな瞳が愛おしくてお気に入りの1枚。

シラヌタの池をご存じない方に少しだけ情報。シラヌタの池は我が家から車で約10分そこから歩いて約25分のわりと気軽にアプローチできる割に、知識欲・冒険心を満たしてくれる異空間。モリアオガエルに出会えても、出会えなくても、いつでもそこは私のほっとできる場所。(モリアオちゃんがいなくても、たくさんの野鳥とアカハライモリが迎えてくれる)

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】

野鳥がいっぱい~オオルリに感激!

2008-06-03 | 動物など植物以外の生き物
***本日の写真***
シラヌタの池への入口、ハンショウヅルの花を久しぶりに見た。






昨日、伊豆野鳥愛好会のみなさんの探鳥会にちょっとだけお邪魔をして、シラヌタの池まで行ってきた。
野鳥を意識し始めて2年。家の周りで姿を頻繁に確認できる野鳥は大体判別ができるようになった。視覚と聴覚の2つの感覚で覚えた事は結構応用が利く。
しかし、聴覚だけで認識している鳥は、その存在に確信が持てず、霧の中~~~~。
昨日は愛好会の方の魅力的な解説のもと、次から次へと霧が晴れ、今日の実際の天気は嵐(涙)だが、心は快晴!!やはり机上の学問、図鑑やCD、DVDより、フィールドの実体験一発、これね!

昨日の確認(ほとんどが声だけだが)できた野鳥~~~
イカル、カケス、ヒガラ、ミソサザイ、オオルリ、ヒヨドリ、ウグイス、ホトトギス、アオゲラ、センダイムシクイ、ジュウイチ、コゲラ、メジロ、ヤマガラ、
クロツグミ、ホオジロ、キセキレイ、ハシブトカラス、アオバト。

昨日は確認できなかったけれど、アカショウビンが住んでいる事も知った。
(いつも聴いていた、あれ、がアカショウビンだっとは!!驚き)
一度見てみたい、と思っていたミソサザイやオオルリも、運がよければ会えることが判った(今回、声はずっとしていたが姿は見えず)。めったに出会えない(らしい)ジュウイチも住んでいる。

今度いい天気の日に、早起きをして、池へ行ってみよう。
日の出少し前、鳥たちはまずさえずり、テリトリーを宣言するそう。
その時の賑やかな様子を想像したら、なんだかうっとりしてしまった。

伊豆・本格料理と貸切り露天風呂の宿【ペンション エルブルズ】