■先日(1/8)、正月の風物詩・どんど焼きが白田の浜で行われました。
今までも、熱川のビーチや白田の浜に背の高い竹のやぐらが組まれ
正月飾りを焚き上げる行事が行われている、と言う事には気付いていましたが、
具体的にどういうことが行われるのかは全く知りませんでした。
9年も住んでいるのに、全く何をやっているんだ!という感じですが。。。
■今年は、娘が小学校の高学年になったこともあり
子供会の活動の一つとして参加させていただくことになり
行事の内容をようやく知る事となりました。
地域と結び付けてくれる子供の存在、ありがたいことです。
■仕事の都合で、子供会の役員の皆様に頼りっきりの一部参加となりましたが
(皆様、ほんとうにありがとうございました!)
記録という意味で
娘から聞き取った事(なので、一部間違いがあるかもしれません。)
を書いておこうと思います。
■まず、12月の初旬、
子供会の役員の人たちで、
中央に立てる長い竹の周辺に巻く為の
細めの竹を大量に切り出します。
その時、中央の長い竹につける飾り物も子供達が作ります。
■年が明けた正月4日、
朝から子供達を中心に、町内の家々を回り、
お正月飾りなどを集めます。
一方、役員のお父さん方が中央に立てる立派な長い竹を切り出しに向います。
お昼をはさみ
午後から切り出してきた竹を浜へ運び
以前に子供達が作ったお飾りをつけ、
四方から縄を張って立てます。
その根元に、集めてきた正月飾りなどを運び
12月に切り出してきた細い竹を巻きつけ、やぐらの完成です。
■7日の夕方から、地区の子供達は公民館へ集合。
子供会の役員さんがカレーを作ってくださり
みんなで夕食。
昨年までは、女の子はそこで解散でしたが、
今年からは、男女合わせて公民館にお泊り。
子供の数も減り、「男子だけがやる行事」と言ってもいられなくなり
このように変ったようです。
いつもなら「早く寝なさ~~い!」と叱られる所ですが
この時ばかりはみんなで夜更かし。
娘はなんと夜中の1時半ごろ、カップラーメン
を作ってもらって食べたそうです。
なんだか、楽しそうだなぁ。
子供達がどんど焼きの前夜集まり、楽しく一夜を過ごす習慣は
ある文献によると、子供達の守護神であるサイの神信仰と結びついた行事である、とのこと。
それについては、また後日。
■8日。朝4時半。
眠いとか言ってはいられません。
公民館に泊まったみんなで、
真っ暗な町内を
「ど~んど焼きだ。お~~きろっ!」と太鼓を持って叩きながら
練り歩きます。
6時。まだ朝日も昇る前、
どんど焼きのやぐらに点火されます。
娘にカメラを渡しておけばよかった、と後悔。
その後、
どんど焼きの火で餅を焼いたりしているはずですが
娘は全くその辺を見ておらず、報告なし!!
来年は何とか都合をつけ、行事に参加させていただこうと思っています。
その日、娘を公民館まで迎えに行くと
「お汁粉を食べさせてもらった~~」と報告するのが精一杯の朦朧状態。
ほぼ一晩中起きていた小学校5年生は、
その後倒れこむように昼過ぎまで寝てしまったのでした。
私自身は、子供の頃のこのような思い出が全くないので
娘には、ぜひ、憶えていて欲しい、そんな風に思います。
そして、
どんど焼きについて、その作法やいわれをもっと詳しく知りたい、と思っています。
■ところで、表題の「擬宝珠の謎解き」ですが。。。
これは、熱川ビーチに立てられた、熱川(奈良本)地区のどんど焼きのやぐらです。
形が微妙に違うのが面白い。
そして、このやぐらの下には。。。。
さかいまつ前の地神塔の上に乗っていた擬宝珠が埋められているそうです。
紛失をしないようにワイヤーが巻かれているという話も聞きました。
明日、15日の点火後、
擬宝珠は回収され、またもとの位置に鎮座するようです。
昔、サイの神をどんど焼きの火の中へ投げ込む風習は
伊豆半島各地で見られたそうですが
この地で、それが地神塔を投げ込むことに、どのような経緯で変化していったのかは
今回判りませんでした。
いずれにしても、非常に興味深い風習です。
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