翻訳者魂

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全米つづり方コンテスト、インド人が上位を独占

2008-06-17 23:58:04 | 国際



Indians top US spelling contests

MishrasがIndiana州の自宅からワシントン DCまで通うようになって7年がたつ。つづり方コンテストに参加する子供たちを見守るためだ。

最初に一家からコンテストに参加したのは娘のShrut。そして今回コンテストに参加し、見事に優勝したのが13歳の弟Sameer。

つづり方コンテストは合衆国の大きなイベントだ。子供たちは何ヶ月も一生懸命勉強し、コンテストに臨む。決勝大会に進出するには、地域コンテストを勝ち抜かなければならない。

今年の決勝は南アジア出身の両親を持つ子供たちがトップ10を独占した。

Balu Natarajan博士は、1985年のつづり方コンテストの優勝者であり、今年のコンテストのジャッジである。博士は、 家族の広範囲なサポートが成績上位者の共通項であると言う。

博士の両親は、何日も仕事を休み、単語リストを作り、定義と発音を調べて、博士に質問したという。

Mishra氏は、つづり方コンテストが英語を学ぶすばらしい方法であったと言う。

Sameerはどうやってコンテストに備えたのだろう?

「辞書縮小」

Sameerはウェブスターディクショナリーの第3版を26冊の本 (アルファベットごと) に分けて、単語を学ぶことに時間を費やした。

コンテストで参加者に出される45,000の語のリストは、Sameer本には入っていなかった。「Sameerは、ぜんぶ知っています」と、彼の父が誇りをもって言いきった。

Mishras家は、15年前、デリーから合衆国に移り住んだ。

娘Shrutiは、数学コンテストの成績が認められ、有名大学の奨学金を得ることができた。

Sameerは、コンテストの前に一生懸命勉強したことを認めている。「ぼくは、読書とテレビゲームが好きなんだけど、つづり方コンテストの勉強をしたいから時間をセーブしました。でも、それだけの価値がありました。頑張って、貫くことを学びました」と、Sameerは言う。

そして、将来のつづり手にこうアドバイスした。

「一生懸命に勉強してください。たとえ勝てなかったとしても、新しい何かを常に学べます」

Natarajan博士は、つづり手がコンテストから何かを学び取るかどうかは、子供次第であると言う。

「多くの参加者を観察しました。参加者たちの多くが単語の意味を研究していたことを確信しています」

参加者の多くが、意味の根幹を成す部分をから単語の意味を考えていたという事実に打たれたと言う。参加者たちは、丸暗記ではなく、語源を熟知していたのだ。

Natarajan博士は「綴り字競技への参加よって、目標を定めてそれに集中すれば、やればできるという自信を得ました。でも、成功の前には失敗が必要ですけどね。
私は1985年に優勝する前に、1983年と1984年の大会に出場し負けているのです。」